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[ぴょこり、出入口から尖り耳が見えた>>9
随分と大荷物な様子に此方から歩みを進めて近づき]
おお、どこから貰ってきたんだ…でかした!
じゃなくて。
まあいいか、うん?これ開けていいの?
[朗らかに笑みを浮かべる相手からボトルを受け取り。
急かす様子に気づけば、悪戯心が騒ぎ出し…
シャンパンの栓を相手へと向け]
よーし、開けるよー!
……と、見せかけて…
[栓を掌で押えたまま、10(12x1)回程シャンパンを振る。
そうして、誰も居ない船着場へ向けて栓へ親指を軽く添えれば
栓は勢いよく弾け飛び、シャンパンは泡となり海へと噴射された]
あはは、旅の前の祝い酒だー!
[とか何とか言いながら、差し出されたグラスへシャンパンを注ぐ。
既にもう、半分くらいしか残っていない上、
風の煽りを受けてびしょ濡れである。自爆。]
[躁状態とも呼べるテンションの高さで
シャンパンを開栓し、濡れた髪や耳ごとぶるぶると振った。
中身は減ってしまったが、一先ず相手のグラスは満たす事が出来たし
まあ良いかと、ケラケラ笑う男の姿。
ふと見遣れば、戸惑いがちに此方へ向かう仔が一匹>>16
驚いたように眸を瞬かせてから、微笑んだ]
これはね、IT長者で魔法使いな事で有名(?)な
ローゼンハイムさん主催のクリスマスクルージングの船だよ。
君も時間が許すなら、一緒に旅をしない?
俺からローゼンさんに託けておくから、きっと大丈夫じゃないかな。
[>>9アイリが持つ空のグラスを受け取って
「いいよね?」と、困惑顔のイェンスへそのグラスを差出し
シャンパンを注ぎ入れる。
金色の液体は波打ちグラスの縁までを瞬かせた]
謝らなくても大丈夫。
とりあえず、旅への乾杯をしようか。
[ローゼンハイムに挨拶に行く口実が出来た…なんて
仄かに芽吹いた想いに双眸を緩ませる一瞬。
自分用はボトルのまま、という行儀の悪さである。
乾杯、と高く掲げてから、ボトルを傾けシャンパンで喉を潤した]
もう一本、頼みたいなあ…
注文とか出来ないのかな…
[ボトル片手に、クルージングに関するページを開いて
諸々確認している]
あはは、いい反応だなー。
[脱兎という単語がまさにぴったりな
相手の様子>>21に愉しげに笑う。
濡れウサギのまま、カナッペを摘んで黙々と食し]
風邪?なにそれおいしいの?
でもまあ、寒い…
[くしゅん、ちいさなクシャミをひとつ零し
そこで丁度、灰色の耳の子がタオルを差し出してくれる]
[「ありがとう」とタオルを受け取り、髪と耳を片手で乱雑に拭く。
何処と無く視線を感じて青年を見遣るが、動画サイトで顔出ししている男は、そんな視線には割と慣れているどころか、寧ろ好物だったり]
イェンス、よろしくね。俺はジークムント。ジークで良いよ。
フリーでウェブ関係の仕事してる。趣味で歌うたったりとかね。
魔法薬かー、いいなあ。かっこいいね。
そっち関係疎いんだよね、俺。
君は?
[と、小麦色にも声を掛ければ、三人仲良く自己紹介と相成ったか。
魔法、の言葉に興味を惹かれるも、今は酒にご執心。
半分程を既に海に飲ませてしまった所為か物足りず
掲げたボトルを自己の舌へ向けて振ってみたり]
あー…
飲み物欲しかったら大広間に来てください、って。
寒いしちょうどいいかな。行かない?
[スマホでの案内を確認した。
二人へそう告げ、小麦色の耳の子からカナッペの皿を受け取り共に運ぼうと。
ちらり、未だ船着場辺りを歩んでいる者達>>5>>11にも何れ逢えるだろうかと
一瞥してから共に、広間へと向かうだろう]
― 大広間 ―
[小麦色と灰色の子達もついてきてくれただろうか?
他に、行かねばならぬ場所があればしつこく誘う事は無く
ついてきてくれれば、二人と一緒に大広間へ。
既にパーティの準備もされているであろうその場所、
一角のソファを陣取って、テーブルにカナッペを置く]
あ、ここだとシャンパン噴射は出来ない…
[等と残念がりながら、係員から二本目のシャンパンを受け取った。
既に回栓済である。ぐぬぬ]
[…などと下らぬ発言で笑いを撒き散らしつつ
不意に鼻腔を擽る煙草の香に、思わず其方を振り返る>>29
ローゼンハイムの煙草と同じ薫りがした、…ような気がしたが
其処に佇むのは初見、いや、船着場に居た男だった]
ああ、さっき手を振ったの、気づいてくれたんだね。
俺の事はジーク、って呼んで。暫くよろしくね。
[差し出された手を掬い上げるように引き寄せ
彼の手の甲へキスを落とすのは、戯れにも同じ行為だ。
てへ、とばかりウインクまでしてみる悪趣味な様子は
彼の予想に正しく、実年齢よりも子供っぽいはず]
んー?大丈夫だよ。
景気良くシャンパンシャワーとかさ、楽しいじゃない。
[気遣いの言葉へへらりと、問題ないとばかり笑い零す。
先程くしゃみしたことは内緒だ]
[無論、あちこち濡れていたような気もするけれど
後は頭部にタオルを添えて、彼等と共に移動したことだろう。
何かに気づいた、とばかり双眸を瞠らせる彼へ
腰を折って鼻先を近づけ、此方もまた嬉しそうに笑った]
え、動画観たことある?超嬉しいなあ。
そそ、2424動画に歌とかアップしてるんだよ。
すっげ、嬉しいなあ。
[珍しそうにじろじろ見られることはあっても
声を掛けて貰える事は早々無い。
気を良くしたのか浮き足立って歩を進め、彼のガラケーを見遣り]
勉強しようと思った事はあったんだけどさ、俺にはさっぱりで。
携帯は、今だって通話に強いし、二台持ちしてる人も結構いるよ?
ほら、ここではスマホ貸して貰えると思うし
個室にはパソコンなんかもあるんじゃないかな。
[ね?なんて首を傾けてみせる。
ローゼンの催しであればそのくらいの用意はあるだろうと
後々、その事実>>28を知って安堵するのだろう。
イェンスにシャンパンを注いで貰いながら、銀色の髪を一束摘んで眉を潜め]
まあ、べたついてはいるけど… めんどくさい…
[などと言葉を濁しつつグラスを煽り、
イェンスとダーフィト、そして小麦色の耳のうさぎの言葉へ垂れ耳を傾けるのであった**]
―大広間―
[「(風邪)なにそれおいしいの?」という定番ネタに対し
真面目な回答>>43を得て一瞬、びっくりして眸を丸くさせたのは少し前のこと。
「食べたんかい!!」というツッコミが届いたか如何かは謎なところで。
頬袋いっぱいに料理を詰め込んだ小麦色、その頬>>46を
ぷし、とつつく悪戯を忘れずに。
灰色の驚く反応を間近で見つめ>>49
田舎在住な事も相俟ってか、余り人慣れしていないのかな、
なんて詮索を脳裏にて行い。
動画を閲覧してくれていた事実に、知らず頬が綻んだ。
「こちらこそ」と、本心からの喜びに尾が揺れる]
[魔法薬の話>>50を真面目な表情で聞きながら思案する。
もっと強い魔法の類は、ハイクラスなローゼンのような
魔法使いにしか作れないのかもしれないな、などと。
無論、灰色に失礼に当たるので口には出さなかったけれど]
いいね、いいね。
俺、喉の通りが良くなる薬飲みたいよ。
最近乾燥しててどうにも…
[何処か自嘲気味にも見えた彼の笑み>>50へ眉尻を下げる。
彼が何を考えているかは解らずも、憧れの分野のひとつである
魔法に携る仕事は、羨ましいもので。
その多くを知る事は不可能であったけれど、なんとなく
頭を撫でたくなって、灰色の頭部に手が伸びた]
落とさなきゃ平気だって。
[と、スマホの話へスライドしつつ、頭を撫でたかもしれない]
ん、後で…
寝る前にシャワー浴びるし、…臭くないよね?
[アドバイスを受け>>51毛束をくんくんと嗅いでみる。
なるほど、確かに甘くてアルコールと混じった妙な匂いがしていたり。
虫でも寄ってきそうだと言われ、薄く口角を引き上げ笑った]
虫より可愛いウサギちゃんの方が、いいなあ…
[なーんて、と片目を瞑って酒を煽る。
船倉の木箱の話、クリスマスツリーの話を耳にすれば、
「そういえばツリーは出航後なのかもしれないな」なんて
思案を巡らせてみたり。
不意に涼みに出る>>60という灰色に気づけば
微か上気して見える彼の頬の色に気づいて首を傾け]
大丈夫?
あー、じゃあ序に俺も部屋戻ってシャワー浴びようかな。
[酔っているようなイェンスの様子が気掛かりなのと
個室の用意が無ければローゼンに頼みに行こうと
アイリ、ダーフィトへ「またあとでね」と手を振り
灰色と連れ立って席を立った*]
― 客室の並ぶ廊下 ―
…おお、アイリちゃんの言ってた通りなのかもねー…
[自分が口添えするよりも早く、彼の名の書かれたルームプレート。
矢張り彼は何処かでローゼンに「見初められていた」のだろうと。
不可思議な、複雑な想いを胸に抱きつつも
彼を見遣れば>>62、安堵のような、嬉しそうな横顔が見えて]
…君の魔法薬、ローゼンさんが認めているのかもな。
改めて旅行中、…よろしくね。
[「シャワー浴びてくるねー」と、部屋に入っていく彼へ手を振り、
己も、自分の名の書かれた個室の中へと、消えた**]
― 自室 ―
[イェンスと別れ、貰った魔法薬をテーブルへ置いてから
浴室にてシャワーを浴びる。
熱い湯を頭から浴びると、アルコールはふわっと抜けて
まだまだ飲めそうな気がして… 鏡の中の自分に苦笑いした]
あー、そういや悪い事したかなー…
[脳裏を過ぎるのはダーフィトに挨拶した際の事。
唇が触れる前に逃げられてしまったが、鳥肌が立つ程に
気分が悪かったのだろうと、ふと思い出し。
『おや、君は人生損してるねえ…
雄も雌も、どーでもよくない?
一緒に居て愉しいか、気持ちいいか…
重要なのはそこ、って考えてるもんで』
厭な想いをさせてごめんね、とは謝ったけれど
あれは悪い事をしたかもしれないと、
頭をわしゃわしゃ洗いながら、想い馳せた]
――…。
[そう。
雌雄など、些細な事だ。
雄だから拒絶されたのではなく
自分では駄目だったから拒絶されたのだと
そろそろ認めた方が良い。
理解しながらも燻り、消えぬ思いが胸に存在し]
あー、やめたやめた。
酒、冷蔵庫とかに入ってるかなあ…?
[ぶるぶる、身を清め終えれば首を振り
乱雑にタオルを巻いて浴室を後にする。
ローゼンハイム御用達の客室は豪奢で
冷蔵庫にもさぞかし良い酒が入っているだろうと
腰にタオルを巻いて*物色中*]
[冷蔵庫の中に並ぶ中から、ビールを一本取り出して。
服は何が用意されているのだろうかと、クローゼットを開いた]
おお…、なんか凄いね…
一部、「これ俺が着ちゃうんだ」みたいなのが…
[……あるのだろうか。
一枚一枚確かめていく。
海賊の服 レザージャケット+レザーパンツ+鋲のリストバンド ふかふかポンチョ レザージャケット+レザーパンツ+鋲のリストバンド いぬみみ、もふもふしっぽ ...などなど]
[冷蔵庫の中に並ぶ中から、ビールを一本取り出して。
服は何が用意されているのだろうかと、クローゼットを開いた]
おお…、なんか凄いね…
一部、「これ俺が着ちゃうんだ」みたいなのが…
[……あるのだろうか。
一枚一枚確かめていく。
インバネスコート バーテン服 ラテンドレス ばにー服+うさみみ Yシャツ+タイトスカート ...などなど]
一部どころじゃないなこれ…
[と想いつつ、とりあえず一番まともそうなバーテン服へと袖を通す。
どうにもしっくりこなくて何度も鏡を見渡して
胸元を寛げ着崩すして落ち着いた。
ソファに掛けて、瓶ビールへ口付ける。
どうにも口寂しくなってスマホを開いた]
あ、そういえば結局料理>>3食べ損ねたなあ…まあいいか。
ルームサービスとか頼めないんだろうか。
[また大広間に戻るのも面倒だ。
出不精の兎はスマホのクルージングの頁から適当にツマミを頼んだ。
料理が届くのを待ちながら、二本目のビールを*煽る*]
― 自室 ―
[コロナの瓶を傾けながらスマホを用いて旅の案内頁を巡回していると
ノック音が聞こえてきた>>126
「適当に〜」というアバウトな注文に、何が出てくるのか
密やかな期待を胸に抱いていたのは少し前のこと。
「はいはーい」と警戒な声を掛けつつ出入口へと向かい、扉を開く]
――…おお、なんだこれ!すごいねえ。
俺がチーズとハニトー好きなこと、ローゼンさん解ってるなー…
[感激の声を挙げつつ、ふっと運んできてくれた船員の貌を見遣る。
腹が減っていそうな様子くらいは、窺う事が出来た]
えー…、っと…、
俺一人じゃ食い切れるかなあ…
良かったら一緒に食べてくれない?
[と、相手を誘ってみる。
ダーフィトの姿を見つけて>>133「君も一緒にどう?」と
誘ってみたけれど、彼は自室へ戻ってしまっただろうか。
他にも、甘い香に惹かれる誰かの姿を見つければ、
部屋へと案内したかもしれない]
[ダーフィトも軽食を、と考えていたのだろうか。
おいでおいで、と軽く手招きしてみたり>>138
何やらメイドさん(仮称)といちゃいちゃしていたが
その内容までは解らず見守る姿勢]
うん?俺も時々吸うから大丈夫だよ。
メイドさんはどうかな…?
[ローゼンハイムの船なのだ、空調も万全であろうと気にせずに居て]
[更にその奥よりやって来たイェンスの指摘>>139に
眸を丸くさせた]
ナンパしてるのはダフィじゃないのー?
俺はまだ、何もしてないんですけど。
なんかつまみ欲しいなーと思ってさ。
[イェンスのジト目に笑いながらそう告げた。
イェンスも来るのであれば、自分の部屋では
少し窮屈かもしれないと思い立ち]
んじゃ、皆で大広間行こうか。
他の旅行者にも会えるかもだしねー。
[硬直しているメイド()さんに気づき
何か変な事を言ってしまっただろうかと思案する脳内。
涎、と耳にすれば小さく吹き出し、腹具合を把握した]
メイドさんも腹減ってるのか。
じゃ、やっぱり大広間行って、もう少し食い物色々調達しよう。
あっちに酒も色々あったしね。
[れっつごー!とメイド兎からワゴンを受け取り進もうとしたが
招待状の確認と…名前を確認されてぱちくりと眸を瞬かせた]
惜しい…、ジークムントだよ。
招待状、見せようか?
[一度部屋へと戻り、招待状を手に戻って来るバーテン服の部屋の主は、はい、とシュテラへそれを示す。
確認が取れれば、イェンスとダーフィトも一緒に
大広間を目指しただろう。
他に行く所があるのなら止めはしないし、この大名行列()に参加する者があれば、人数は更に増えたかもしれない]
― 大広間 ―
[せっかくバーテン服を着ているのだから、と、
訪れた面々へ飲料や料理のサーブを行う。
酒を好む者には酒を、飲めぬ者にはお茶かジュースの類を。
正しくは船員から受け取って皆の手元へ運んだだけであったが]
メイドさんも、食べたり飲んだり旅を楽しんでいいんだよね?
なあに、ローゼンさんは固いことは言わないよ。
特に、腹が減ってる子には、優しい。
[と、揶揄するような言葉で笑い零しながら、皆へ先程のチーズや
ハニートーストを切り分け、自分の手元にも一切れ乗せて。
ワインを呑みつつ、「そろそろ出航かな」なんてスマホを確認してみたり]
― 大広間 ―
[せっかくバーテン服を着ているのだから、と、
訪れた面々へ飲料や料理のサーブを行う。
酒を好む者には酒を、飲めぬ者にはお茶かジュースの類を。
正しくは船員から受け取って皆の手元へ運んだだけであったが]
メイドさんも、食べたり飲んだり旅を楽しんでいいんだよね?
なあに、ローゼンさんは固いことは言わないよ。
特に、腹が減ってる子には、優しい。
[と、揶揄するような言葉で笑い零しながら、皆へ先程のチーズや
ハニートーストを切り分け、自分の手元にも一切れ乗せて。
ワインを呑みつつ、「そろそろ出航かな」なんてスマホを確認してみたり]
[廊下で擦れ違ったアイリへも、「おいでよ」と声を掛けただろうけれど
彼女は自室へ戻ってしまっただろうか。
解らずもアイリを見て、シュテラを見つめて既視感を覚えた。
大広間についても尚、考え込んでいたけれど]
――あ、なるほど。
こう、はらへり具合が。
[先程、頬袋(?)いっぱいにカナッペを頬張っていたアイリと
目線でチーズを狙っていた(ように見えた)シュテラが重なったのだ。
口に出しては失礼だろうと、ぷぷ、と小さく笑いつつ
「此方もどうぞ」と、先程厨房から届いたというブッシュドノエルをテーブルへと運び]
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