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約束はいらない?
きっと来てくれるから?ジルはきてくれたわね?
[会いに来た。
繰り返すジルの言葉に目元を緩ませ>>151、そっと彼女の手を取ろうとする。グレーとリラの混じったような瞳は、彼女の青を写しとって]
ええ、ここであっているのよ。
一緒に行きましょう、皆がね、お茶会をするの。
ジルはレモンのが好きだった?それとも薔薇のお茶?
[ゆっくりと、部屋の中へと連れ立つつもりで歩き始めて**]
苦いのは苦手なのね。
[>>166 握り返された手のぬくもりは
自分の存在を確実にするものだ]
[しわしわの手は、あのころのようにみずみずしく]
ジル、さあどうぞ。
お砂糖はあるけれど、甘いお菓子がないのが寂しいわね。
もうすぐハロウィーンなのに。
[お茶の部屋へ二人はたどり着いて、既に白磁のカップには秋の色が浮かんでいた]
こうしていると、
いつかのように、お菓子を届けに来てくれる人がくるんじゃないかしら。
きっとかごいっぱいにキャンディやチョコレートが入っていて…
[夢想する]
[カップのぬくもりを両手で感じながらつぶやくと、YESというようにフワフワとカーテンが揺れた*]
もちろん覚えているわ。
ロミオは誰かしらって、そう思ったの。わたし。
[ジュリエット…とっても素敵!
じゃあ、私は何にしようかしら…
ねえ、もうあまり覚えていないの
だからわすれないように
……
そう、ベルというのはどう?]
[>>169懐かしい記憶をたどれば、
糸を手繰るようにもつれ合う過去
覚えていないのか、思い出せないのか、そうしたくないだけなのか
でもそんなことも忘れて]
"&"!
ふふふ、いたずらしちゃうしお菓子ももらうの?
太っ腹な人、いるかしら。
まあ。
[>>171 ぽん、とジルの言葉を聞いた後に手を叩く。
外から新しい風。ひとつ、ふたつ]
……ねえ、カボチャの馬車に乗ってお菓子屋さん
来たんじゃないかしら。
呼んでくれたのは、きっとジルね。
角砂糖が、飴にしてくれって言ったのよ。
[とろけるような笑いを零す彼女の頬を、人差し指でツンとつついたか]
あら、落ちたら大変よ。
わたしはね、いつも練習してるの。
練習、する?
[>>179 登りたいといったジルに、肩をすくめて返す]
[驚かせられるかときいて、ふむ、と思案顔]
「屋根に登っている人がいる!」
って、門番が怒らなきゃいいけれど。
行ってみる?
[隣の部屋は2(2x1)書庫/オルガンの部屋/]
わたしは、
[どうだったかしら]
[ここでいつも待っていた気がするのよ
それとももうここにいらしているのかしら、どっちだったかしら]
…ふふ、まだロミオは視えないの。
でもきっと、ジルのロミオも素敵な人よ。
[視線をずらせば、指に光る銀色]
[きっとそれを贈った人も、私は知っているのだろう。
目を細めて、"今の"彼女にとっては"これから"出会うであろう人物へ思いを馳せたのは、刹那の事だった]
じょうず、じょうず。
[やじろべえみたいな仕草で歩くジルに軽く拍手を送る。
いたずらっぽく笑う彼女へ、>>189]
*蓮華*を持ってこい、って言われたらどうしましょう?
庭にはきっとなかったわ。一苦労ね。
[オルガンが大きな音を立てたら、
その場にいるはずの少年はどうしたのだろう*]
[足音がみっつ。
よく聞く少女のと、
よく知る少年のと、
…知らない青年のもの]
……ジル、さっそくよ。
[ドアのほうに向き直り、様子を伺う]
[ヴェルナーの言葉は、>>204 わたしたちだけに交わせる空気の震えであっただろうか?]
……ええ!
とてもすてき。
本当に、かぼちゃの馬車に乗ったお菓子屋さんがきたわ。
…それとも、王子様?
[ジル、かぼちゃの馬車、そしてロミオ。
ゆるいつながりで連想をして、くすくすと笑う。]
[そうしておれば、三人が]
シュナ、お茶が入ったの。
でも…
[シュナに近づいて、すこしばかり態とらしく眉毛を吊り上げ]
つまみ食いをしなかった?
[こつん、と人差し指で彼のおでこをつついただろうか。
まるで仲の良いきょうだいのするようなそれで、
すぐ表情は微笑みに変わる]
[>>211 おどけた表情をするシュナへ、腰に両手を当てて怒る素振りの続き。
あきらかな演技であるそれは、すぐに笑いとともにはじけて消えた]
ふふふ、ジルと私もそうなのよ。
だからおあいこ
[そして、トールの方をみて]
こちらの方は、お客様?
ふふふ、ベルとお呼びくださいね。
[ふうわり]
[風に溶けそうなほど柔らかな笑みを相手に向けた]
[まほうつかい]
[ドロシーの言葉に]
もうすぐ甘いものの魔法使いが来るわね?
[訳知り顔の視線を交わしたかもしれなくて]
[トールの>>219格式張ったような言葉に、しばしぽかんとまばたきを重ねていた、が]
ふふ……あら、いいえ、
わたしは、あなたのこと呼んだのかしら?
本屋さんなのね、本が見つかったらよかったの。
[もしかしたら他人には意図をはかりかねるような言葉のつながりの後]
お茶も、もう少し飲んでいかれません?
こんなに人が集まるのは、ひさびさなのですよ。
[よろめいた彼に、こんな言葉を投げかける]
…まあ、眠たいの?
いろいろ、いろいろよ。
驚かせたり?
[シュナには>>220そうやって誤魔化す。
屋根に上る、なんて。はしたないと怒られるかしら]
[>>255 何やら照れたらしい青年の言葉を聞いたら、くすくすと笑った。もちろん、他の皆にはきかれないように、だ]
どうして照れるの?
あなたもいつかは、誰かの王子様だったでしょう?
…わたしは……何かしら?
スコーンには、クリームとジャムと両方がいいな。
でも、そんなにたくさん、すぐにできあがる?
[言葉が触れるたびに、風がざわめいた]
ええ。
でも次にとっておくからね。
[>>226 ささやかにウインク]
そろそろ。
そろそろね?
甘い匂いがするの。
[>>228 ドロシーにもうなずきを返した。
あまい。
ジルの噛んだ角砂糖よりも甘い香り。
それはピュアな砂糖だけではなくて、バニラやミルクの混じったとろんとした香り。すうと吸い込む]
……♪
それは大変。
倒れないようにね。
[>>233 心配げに相手を見上げる。
相手が慌てて―自分にはそう視えた―紡ぎ直した言葉に、今度は反対に首を傾げる]
…確認?
とくべつな本。
…あったかしら?
ジルなら、知っているのかしら。
[廊下側へ行った彼女の背中を見ながら、呟くように]
トールさん、本が欲しいの?……"向こうで"使える本なんて、ないかもしれないわ。
……どうしましょう?
こんなに人が来るなんて、スキップしたくなるわね。
[明後日の方向へ返事を返した後>>238、シュナへ]
シュナ、見てくる?
[と、相手の意向を尋ねる]
あら…
…胸を甘酸っぱくさせるのは、乙女の魔法ですよ?
[秘話な何やら得意げに。>>241 とはいえ、使う相手がいないのが寂しい。というつぶやきは、誰にもしなかったけれど――]
それに、
あなたのお菓子ほどじゃないの。
皆待っているからね。
まるでわたしたち、巣の中で口を開けるピヨちゃんよ。
[くすり、笑った]
ええ、よろしくね。
[シュナの背中を、その遠くを見透かすように見送った。
重なった彼女は、]
……。
[微笑んでただ見送ることしかできなかったのだったか]
……んん?
[>>248 まくし立てる様子の彼に、首を傾げる。
それはどういうこと?
尋ねる前に、彼はさっさとドアの方に行ってしまった]
売れるものはなにもないとおもうけれど
[だって、きっとまぼろしだから]
[つぶやいて]
…ふふ。
[白旗を上げた相手にくすり>>253。
それから、お菓子が出るまではオルガンの音楽に合わせて、視えない、自分も見えない相手とくるくるとダンスを踊っているだろう**]
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