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[宿泊所を出てから目的地へ向かう途中、無線機を取り出す。]
先ほどはすまなかった。
[まずは、今朝の騒ぎの謝罪をする。]
自分でも何故あんなに取り乱したか、よく、わからないんだ。
昨日は元気に見えたよ、少なくともローズマリーはね。
…1日に2人、か。
ゾフィヤ准尉も…感染していたんだろうか。
すまない、昨日、顔色が悪かったのは気づいていたんだ。…疲労かとばかり、思って。
正直さ、任務もまともに出来る自信が今はないよ。
でも…
彼女に託されたから、な。
だから、今から閉鎖区域に向かう。
今日はそこを徹底的に洗うよ。
…ひとつだけ、頼んでもいいかな。
ローズマリーの部屋は封鎖しなければならないのは承知している。でも、鍵は開けておいてほしい。
借り物があるんだ。
終わったら、返しにいきたいから。
なあ、FF、俺の正義って、なんなんだろう。
今はよく、わからないよ。
オーバー
一度部屋に戻ったよ。OO。
傷薬、全て使ってくれればよかったのに。
すぐにまた行かねばならない。
OOの正義は、OOにしかわからない。
だけど、今やりたいと思う事、それが正義でいいのではないか。
私はOOの正義を信じているよ。
生きて帰ろうという約束も。
OO死ぬな、言いたい事はそれだけだ。
また連絡する。
OVER
傷薬は、すまない。
でも、ありがとう。
今やりたいこと、か…。
うん、そうだな。
正直、死んでもいいって思ってたよ。
だけどFFとの約束もあるから。
…もう約束は破りたくないんだ。
だから、FFも生きてほしい。
それは俺も同じ気持ちだ。
オーバー
OO、本当の事を言う。
私もどこか自棄になっていたのかもしれない。
人が毎日死んでいく中、任務を遂行する事に何の意味があるのかわからなくもなった。
正直、今も解らない。
だがやはり、この任務を…歴史から消え去られてしまう前に真実を突き止める事は、それは私の正義なのだろう。
その為にも、どうやっても、生きなくてはならない。
君と約束したことも勿論さ。
OO,生きて戻ってくれ、約束だ。
OVER
FFも…そう、だよな。
[自分ばかり不幸なんじゃないかってそんな風に考えていたけど、FFだって辛くないはずがなかった。少し自分が恥ずかしくなる。]
任務を遂行するためには…って義務みたいに考えていたけど、その意味を深く考えるのも放棄したいくらいに今は辛いけど、でも。
FFの正義は、そうか。
すごく貴方らしいと思うよ。同意も勿論。
ああ、約束だ。
無茶はしないよ、もう。
…と、大事なことを忘れてた。
診療所は発見したよ。
臨床記録の核心とは言えないが一部資料も見つけた。
それから、試験薬と書かれた謎の瓶。実験のサンプルかもしれないな。
オーバー
ーー食堂集合前の自室ーー
なんだって?診療所を見つけていたのか。
どういう経緯で見つけたのか…OOは流石だな。
そろそろ食堂へ行かねばならないね。
詳しい話はまた後で落ち着いたときに教えてほしい。
OO、ありがとう。
OUT
ー会議の後、自室ー
診療所は、一度閉鎖区域に行った時門が見えたからな。
気になったが入れなかったからどうしたものかと思っていたら…ローズマリーがあの近くに一軒家を見たと言っててね。
それで…多分、と。道を聞いたんだ。
日記を借りたのは、そのためだよ。
…本当は今日、一緒に行くはずだったんだ。
だから、日記の持ち出しを見逃してくれたのはありがとう。
しかし、皆に診療所の在り処を告げたのは正しかったのか…勝手なことをしてすまないな。
でも、どんな形であれ真実がわかるならそれでもいいかと思ったんだ。
当局にとって、それがまずいことだとしても。
俺は少し休むよ。
今日はひどく……疲れた。
また後でな、FF。
アウト
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