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ベリアン、翼の陣形、見ていたぞ。
よく兵を支え導いてくれた。
今しがた、行動力溢れる元首殿と会見し、新しい風を吹かせる突破口について確認した。
間も無くゼファーは進攻を止めるはずだ。
それまで耐えてくれ。
鏑矢が鳴ったら、ゼファーの戦車が前に出る。
それには手を出さず、道をつけてやってほしい。
矢の出どころに自分は居る。
今度は君が、見つける番だ。
[そうして、ようやく待ち望んでいた声が届けば無意識のうちに破顔したまま]
やっとか。
待ちくたびれたぞ、ティノス。
……あぁ、
必ず見つけてやるとも。
俺の半身。
[心からの言葉を紡いだ*]
[ 返ってきた"声"は、込められた深い情感を感じさせるものだった。
魂が笑っているのだろうと思う。]
メラン、
[ 音を転がすように、世界で他に知る者のない名を呼ぶ。]
──ああ、我が半身。
ここからまた、新しい風が吹く。
一緒にいこう。
さて、
[ 見つけて、と言ったにも拘らず、焦れてそろそろ堪らない。]
君のところへ翔んでいってしまおうか。
その必要は無い。
ちゃんと見つけると言っただろう。
俺に言葉を違えるなど、させてくれるな。
[聞こえたそれに応じた声と、彼の下へと馬で駆ける己の姿。
ティノスはどちらを先に認めただろうか*]
[ 聞こえた、見えた。]
ああ、 その通りだな。
[ その一歩ずつに喜びが湧き上がるのを感じながら待つ。]
将軍から、土産を預かっている。
毒消の薬草だが、傷にも効くそうだ。
観察させておくれ。
[ それは楽しそうに言って。
そうして、王国軍もまた戦後へと時を移す。*]
将軍というと、ザール将軍か。
……観察ということは、何かあるな?
まぁ、ありがたく使わせてはもらうけれどな。
[>>=6楽し気な笑みに裏を感じて問いはしたが、厚意自体を拒む気はない。
少しでも早く動くに支障を無くしたいのだから、どんな不都合があれ効くならそれで良い。
ひどく沁みると分かれば流石に声も上げようが、それを見るのはギィだけだろう]
……まだまだ仕事は山積みではあるが。
一番の大勝負を、乗り越えたな。
おつかれさま、ギィ。
[ともあれ今は、何よりの一仕事を終えた友へ労いの言葉を向けた*]
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