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……オクティ。
[指示を出した後、短く友の名を紡ぐ]
フォスター殿を、討ち取った。
[次いで、告げるのは今なした事。
息吐く気配がひとつ、落ちる]
んで、あちらさんの残存、北側通って向こうと合流しようとしてる。
っても、追いかけるよりは俺がお前んとこ行った方が色々効率いいと思うんで、こっちが落ち着いたらそっち行くわ。
[一転、いつもの口調に戻って告げる。
声音を軽く保っているのは、傷の痛みを映さぬように、と意識しての事。
もっとも、彼の将を討ち取った──立ち合ったと伝えた以上、無傷でないのは察しもつくだろうが。**]
[友からの報告>>=0に声を返すには少々時間を要した]
…… うん 、
[息吐く気配を感じ、こちらは深呼吸する]
防いでくれてありがとう、テッド。
彼は、強かった?
[自分の気持ちを整理するように、友を労った後に分かりきったことを問う]
こっちに来るか…分かった。
[将を討ち取ったとて、盟主がまだ残っている。
彼らが諦める要素は何一つ無い]
………簡単で良いから、止血してから来てよ。
[待ってる、と言う想いを乗せて言葉を向けた*]
任された以上は、やり遂げねーとな。
[労いの言葉に、軽い口調で返し。
続けて投げ掛けられた問い>>=3に、く、と笑う声をひとつ、落とした]
……ああ。
さすがは、親父が立ち合いたい、って願った御仁だよ。
……半端ねぇ……ってか、半端なさすぎだ。
[打ち合った数合を思い返す声音に滲むのは、純粋な感嘆]
技量は勿論。
信念も、意志の強さも。
……周りや、先を想う、気持ちも。
どれもみんな……強くて、筋が通ってた。
[そこまでは静かな口調で言って、それから。
少し大げさに、は、と息を吐いた]
……ったく。
格好良すぎてさ。
かなわねーよ、ほんとに。
[冗談めかして付け加えたのは、半分以上本音の一言]
ああ、ここには最低限の守り置いときゃ、なんとかなるだろ。
それに……フォスター殿に、頼まれちまった事もあるんでね。
行かねぇってわけにゃいかねぇんだ。
[軽い口調で返し。
止血してから、という言葉>>=4に、やっぱバレるか、と息を吐いた]
……ああ。
わかってるって。
[返す言葉に滲むのは、ほんの僅かな苦笑の気配。*]
[軽い口調で向けられる意志>>=5に感謝の念を抱く。
幾度でも抱けるその感情を口にするのは一度だけ。
その一度で、友には伝わるはずだから]
…そっか。
やっぱりそうだよね。
私も、砦で相対した時に同じことを思った。
絶対に叶わないなぁ、って。
……でも、負けてられないよね。
今は叶わなくても、いつかは。
同じくらいにはなりたい。
ううん、なってみせる。
[彼は手本を見せてくれたのだと信じて]
…頼まれごと?
[チャールズから、と告げる友>>=7に疑問を投げかける。
だが直ぐにダンクラードのことだろうとは予想がついた。
自分の事もだとは知る由もない]
[止血の諌めに対する苦笑の気配には、小さな笑いが返る。
そこには、お見通しだ、と言う雰囲気が乗せられていた*]
[言葉を幾重も重ねずとも、想いは伝わる。
だから、そこに費やされる言葉は少ない。
言葉よりも確かなものを受け取れているから、必要ない、とも言うが]
だよなぁ……ま、重ねてきたものの差があるから、今は仕方ねぇのかも知れんけど。
[同じことを、という友>>=8にやっぱりか、と思いながら落とす声音には苦笑が滲む]
ああ、そーだな。
[なってみせる、という宣>>=9に、返すのは頷く気配]
……
強い敵わない、なんて泣きごと言ってる間に、追いついて、追い越す気合みせねぇと、な。
[最期に託されたもの、その想い。
それをなすためには、まだまだ足りない部分がある──という自覚があるから。
紡ぐ言葉には、決意が宿る]
ん、ああ。
単純だけど難しい……それでいて、何よりも大事な頼まれ事だ。
お前ら二人、どっちも欠けさせず。
繰り返さねぇために必要な事を、ちゃんとやらせろ……ってさ。
[返された小さな笑いに、やれやれ、と息を吐いた後。
疑問の声>>=10に、さらりと返す。
『お前ら』が誰と誰を示すのかは、言うまでもないだろう]
ま、そんなわけなんで。
できるだけ、急いで、行く。
……お前の事だから、大丈夫だと思うけど……。
無茶、すんなよ?
[自分のように、限界ぎりぎりまで己が身を顧みない、という事はなかろうが]
お前、たまに予想超えて動くからなぁ……。
[もっとも、そんな行動力も。
魅力の一つ、と捉えてはいるのだが。*]
[返る声>>=11や同意>>=12に、うん、と短く返事をした後、こちらの問いかけに返る声>>=13に目を瞬かせるような気配を落とす]
どちらも欠けさせず……
[その言葉に、自分も含まれていることを知り、やや呆けるような気配が刹那、引き締まった]
ん?
テッドじゃあるまいし。
[次いで向けられた声>>=14にはぬけぬけとそんなことを言った]
あぁでも。
今、目の前にダンが居るよ。
[それを目指し駆けている途中ではあるのだが、そんなことを告げる*]
[瞬く気配を経て、返る答え。>>=15 >>=16
言わんとする所は伝わった、とは引き締まった気配からも伺えた]
……て、ぉぃ。
[自分じゃあるまいし、と。
ぬけぬけと言われて、声が僅かに低くなる。
その後にさらりと告げられた言葉>>=17に、数拍、沈黙が落ちた]
……おまそれ、さらっと言うか!?
[前に自分も似たような事をやっているのは完全横に蹴っ飛ばして、突っ込みを入れる]
あー……ったく!
わかったよ、全速でかっ飛ばす!
[大人しくできる状況でないのは察しがつく。
ならば自分に出来る事をと。
割り切る以外に、選択肢はなかった。*]
事後申告のテッドよりはマシじゃない?
[突っ込む声>>=19に笑う気配を乗せながら軽口で返して]
うん、急いで来てね。
[やはり軽い口調で短く返した]
───── 本当はさ、
[ダンクラードの話を聞きながらぽつりと零す]
少し嬉しかったんだよね。
ダンが生きてて、王であることを忘れてなくて。
父上を討たれてしまったけど……
多分、父上は覚悟してただろうから。
[だから彼を怨む気持ちはあまりない]
父上はこの日が来るのを見越して、
土台作りを急いだんじゃないかな、って思ってるんだ。
急ぎすぎて、手が届かない場所も出来てしまったけど。
……私がウェストマールで見てきたことが確かなら、
独立の可能性は0じゃない。
でも、今じゃないんだ。
[これまで誰にも明かして来なかった心情を意識の海に零して、オクタヴィアスはダンクラードへと意識を移した]
[駆けだす直前の軽口>>=20に、こんにゃろう、と思ったのは赦されろ。
というのはさておき。
辿りついた先、交わされる言葉を聞く最中に届いた呟き>>=21に、小さく息吐く気配を落とした]
……ああ、そーだな。
[覚悟を、という言葉に小さく同意する。
伯が覚悟をしていた、というのは薄らと感じていた。
自ら討伐に出る、と宣した時の様子は、何かを内に秘めているように見えたから]
……独立の可能性が……0じゃない?
[思わぬ言葉>>=22に、声音に滲むのは驚き。
今じゃない、と。
はきと言い放たれた言葉の意味は、その場で問う事はしない。
今、彼が向かうべきは眼前の猛き焔と理解しているから]
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