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[すぐに左手の指輪を口元に運び、相棒に報告した。]
喜べ、
お前に恩赦を与えられそうだ。
王城は取り戻したと皆に伝えてくれ。
それから、急ぎ治療師を派遣してほしい。
ああ、俺は大丈夫だから、 泣くなよ。
この後、おまえの側にゆく。
[そして、治療師が到着するまではエディとギィの手をしばらく握っていた。**]
……カレル、無事だったか!
恩赦なんかより、君が無事だったことが僕の喜びさ。
[急いで駆けつけなければ、と思っていたけれど。
どうやら、杞憂だったようだ。]
こちらも、城外の敵との戦いに勝利し掃討段階に入っている。
残る敵を掃討、市民の安全を確保しつつ、そちらへ向かう。
[治療師を向かわせてくれ、との指示に。]
や、やはり怪我をしているんだな?
待っていてくれ、治療班には護衛をつけてすぐ向かわせる。
……って、な、泣くわけがないだろう!?
[泣いてこそいなかったが、目が潤んでいたのは秘密。]
ベネディクト…!
そちらからも見えているか、 邪悪の元凶が現れた。
こいつを倒さないと、国は──否、世界が滅びる。
魔術師は魔力を集めて攻撃を、
あるいは、弓部隊に加護を与えて射させて。
そして、飛び道具のない者は──
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