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[>>=25 柔らかく天を撫で、身を引き寄せ。
泣き疲れ、その雨が止むまで、自分は彼女を抱き締めた事だろう。
目を閉じている間だけは、優しい夢を観ることが出来るから。
目が覚めれば、また辛い今を見やらなければならないが。]
………頑張りましたね。
[――――その時は、隣に私は居ないけれど。
今は全て洗い流して。おやすみなさい。*]
[>>=27 潮騒の音を聞きながら、緑の声に応える。]
難しい問いですね。
[自分で出しておいて。
正しい答えを、果たしてどういう風に伝えれば良いのか。
逡巡しながら、言葉を紡ぐ。]
貴女の安然を導くならば、それが最も良い策でしょう。
血も流さず、誰も傷つく事が無い。
[然し、きっと巫女姫はそれを望んでいない事なんて。
勿論分かっているのだけれども。そして、]
…………。っふふ、
[小さく嗤いを零した。]
―――――………そうですか。
[>>=33 静かな決意に、同じように静かな声音で。
然し、僅かに震える事を。赦して欲しい。]
そういう戦い方もあるのですよ、巫女姫。
ただ、貴女にはその分、
…………喪う幸せもあるでしょうがね。
[>>=34 本音。吐いて良かったのか。
少しばかりの迷いを見せつつも、心はどこか穏やかで。
雨上がりの空のようだったか。]
巫女姫は、本当はどうしたかったのですか?
[同じように、本音を、問う。]
……。此の巫女姫の役も、好きですけれど。
“シルキー”としても、笑ってみたい。
…そんなささやかな、ものです。
[かつて“キール”として過ごしたように、無邪気に*]
――――……私から?
[>>=38 自分の幸せだなんて、とんと考えた事無かった。
何時も、巫女姫の事を考えて動いていたので。
恐らく、そういう、一般的な幸せというのは。
シュビドの空に、全て置いてきてしまったから。
>>=41 そして無邪気な声を聴いて、ひとつ微笑み。]
―――――…………いつか、叶うと良いですね。
いいえ、叶いますよ。
貴女ならば、叶えられるでしょう。
[願いは青い空に、託して。**]
――――…………私は、幸せでしたよ。
[>>=42 少し緑の声も遠のくようだ。
心配するような呼びかけには、そんな風に反応してみせた。
>>=38 喪う幸せだなんて無いと。
――――傍に居られて、幸せだったと。]
………違う!! そんなこと、聞いてませんっ。
今の声を説明なさいっ、 …あれは、 ……!
[あんなに、つらそうな]
―――――……今まで、有難うございました。
もう少し、早く、お互いの胸の内を言えたら………
また、違ったのかもしれません。
[>>=46 狂信的な信仰心が、自分を歪め。
そして巫女の枷になっていたのだと、詫び。後悔する。]
もう、いいのです。
いいの、………
[でも。そうして、二人で、積み重ねてきた、日々も。
決して悪いものではなかったから。愛しい、記憶だから]
………、あれく …しす…
[心の絆が半分捥ぎ取られたかのような、喪失感。
嗚呼。 影は、――――…天の蒼色に、溶けたのだ]
[薄れゆく意識のなか、天の英雄の慟哭を聴いた気がした。]
貴女とともに
ナミュールの未来を、見たかったですね
きっと黄昏のように金に輝く美しさでしょう
[けれども、と言葉を区切る。]
貴女は後ろを振り返ってはなりません
見据えるのは、
…貴方に届けます。
きっと。 何処にいても、届けます。
だから、……
[見守っていてください。
最後の言葉は、口にせずとも伝わっている気がした**]
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