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今の聞いたか?
[駆け寄る中聞こえたキアラ>>4:=52の声に続くように早口で告げる]
ちょうど、キアラと風刃の騎竜師が戦ってた辺りに到着した。
向こうはもういなくて、キアラが動けなくなってる、けど……生きてる。
[言葉の最後には安堵が滲んでいた**]
……リロっ!
どーした、なんかあったのか!?
[早口で投げるのは、問い。
回線をどこまで開いたのか、確かめる余裕は声の力なさに飛んでいた]
っていうか、お前、どこにいるんだよ!
すぐに行くから、場所教えろ!
……返事、しろってば!
[矢継ぎ早に問うけれど、返る声はなく。
それが、焦りをかき立てる]
なんなんだよ、もうっ!
ごめん、とそれだけじゃ、何がなんだかわっかんねぇだろ!
ちゃんと返事して説明しろ、このバカ!
[勢い任せに言い放つ。
何もなければ、きっと、言い返してくるはずだから、と。
──言い返してくれるはずだから、と。
そんな想いを込めていたのに。
返るのは、ただ、沈黙で]
…あぁ、聞こえた。
シュテルン、キアラを連れて来れるか?
手が必要なら兵を派遣する。
相手がもう居ないならそれ以上の追撃は無かろうが…。
気を付けて戻って来い。
[シュテルン>>=0に対しそこまで言って。
最後の声にはこちらも安堵を宿して声を伝えた]
……そうだな。
それだけでも、御の字だ。
……頼んだ。
トルメンタも相当傷ついてるから、
竜を運べるものがあればそれも一緒に。
[キアラを運ぶため、兵をよこしてほしい旨を告げた後、>>=5
安堵を宿した声が返ってきて、思わず眉が下がる]
あっちの騎竜師……白い竜乗ってる方。
偵察で会った時やる気だったからさ、
まさか、ってやな予感もしてたんだけど、
良かった――生きてて。
トルメンタもか……了解した。
馬に荷台をつけたものを向かわせる。
それにキアラも共に乗せてくると良いだろう。
[シュテルン>>=6に返しつつ、兵にその準備をさせた。
場所の確認をして兵と馬をシュテルン達の居るところへと向かわせる]
……既知の者を手にかけるのは躊躇ったのだろう。
あちらとて、人の子だ。
[キアラと風刃は知り合いであることを口にし、小さく、短く息を吐いた。
キアラが記憶喪失であることは知る由も無かったが]
兵を向かわせたが、しばらく時間が掛かるだろう。
簡易的で良い、治療もしてやってくれ。
[そうシュテルンに頼んでおいた*]
知り合い、………そうか。
[兵と馬を待つ間に聞こえた声に、>>=7
通信具の向こうで眉が寄った。
この話を聞いてもなお風刃の騎竜師のことを「いいやつ」とは言えない、そんな気がして。
キアラの記憶喪失については、
いつの知り合いか判別がつかなかったから口には出さず]
了解、治療しつつ到着を待ってる。
[そう返信>>=8しておいた*]
……みんなも、ごめん。
気、乱して、騒がせた。
[少し落ち着いた所で、通信回線を開いて声を送る]
でも、大丈夫……頭、冷えた。
[ここ数日の苛立ちで荒れた声に比べて、随分と凪いだそれは、内心の落ち着きを伝えるか]
あ……それ、と。
[帰りの道中、回線を絞った上でジークムントに伝えるのは、自身の出自。
これだけは、自分自身で伝えるんだ、と。
そんな意地は、ずっとあったから。*]
[通信機に届くレトの声>>=10]
落ち着いて何よりだ。
もうしばらくしたら休戦期間も終わる。
準備を怠るなよ。
[それは彼が事を為すための日となろう。
その日が近いことを告げ、私は小さく笑みを落とした*]
へーえ、姉弟にしちゃ、あんま似てねえなあ。
[ レトの打ち明け話>>=11に、彼が返したのは、あまりにもふつーな感想だった ]
お前も女だったら、あのくれー美人に…いや、じょーだんだって!
[ 更にふざけた調子で言ってから、声を落とす ]
正直、俺は血縁をぶち切ってここに来たクチだからな、お前の気持ちを解ってやるってのは無理かもしんねえけど。
お前も、別にいいんじゃね?無理に頭で解ろうとしなくてもさ。
頭でも、言葉を重ねても全部は理解できねえ、て、そう思ってもさ、剣を交えれば解るってこともある。
[ 思うのは、金と褐色の傭兵のことだったか ]
ああ、敵将と親戚とかってのは今更だなあ…
聞いて驚け、
俺の親父とか、海精軍の将軍だぞ?
[ 最後にあっけらかんと言い放ったのは、打ち明け話というにはあまりに軽いネタばらしだった* ]
……頭、冷えたか。
じゃあちゃんと戻ってきなよ。
[放り出した衝撃で通信は切れる。>>=10
雑音めいた音を残して]
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