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……てかほんと、こいつ、なんか違うよな。
光とも、闇とも。
[整理のつかない駄々洩れ思考は、例によって、こちらにぽろりと零れ落ち]
...光と闇は、他と混ざることはないものだ。
だが、影は、必ず実体と繋がっている。もしかすると、その違い、かもしれないな。
[ クロートの言葉に、ひとつの予測を返す ]
本体と繋がってる……か。
[アルフレッドから返された言葉>>=1に、思考数瞬]
……あいつ、主の『影』、っつってたっけ。
つまり、それだけ本尊に近い……場合によっちゃ、繋がりがある……って事か。
少なくとも、光の魔神にゃ、何かと繋がってるような感じってなかったしな……そこが、違い、か。
[そこまで考えて、ふと。
アレ、予想以上に厄介なんじゃ、なんて所に思考が至り]
……アルフ。
今からちょい、力押し付けるから、もってけ。
[思考の後、たどり着いたのはそんな結論]
文字通り一筋縄じゃいかなそーだし、対応できる縄、増やした方がよさそうだからな。
[具体的に何をどう押し付けて、どう『縄』を増やすのかは説明しないまま。
勇者は意識の集中という形で、黙り込んだ。*]
力?押し付けるって、お前...
[ 何をする気だ、と言いかけて、諦めたように吐息をつく ]
まあいい、好きにしろ。
[ クロートのやることならば、条件つけず受け止める。それはアルフレッドの覚悟のひとつ ]
……てわけで、押し付けた。
聖魔剣の力、持ってけ。
ちょいと重いかもしれねぇけど、お前ならだいじょーぶだろ?
[諦めたような吐息>>=4に、やるだけやってから返した言葉は。
物言いだけは、やたらと軽いものだった。**]
…でも、ちょっと。怖い
[ へら、と仲間内に本音が漏れる
敗れることへの恐れではない
今までの敵とは違った意味で感じる
得体の知れなさについてだ *]
[ 子供の頃、伝説の聖魔剣の勇者と魔王の物語は、聖王国の末の王子のお気に入りだった ]
ばあや、ゆうしゃのおはなし、よんで!
[ それこそまだ字も読めない頃から、ベッドに入ると乳母にねだったものだ ]
僕、大きくなったら勇者になる!
[ そんな調子だったから、当然に抱いた夢も同じ形で......聖魔剣の勇者には勇者の血筋の者しかなれないのだと、聞かされた時には、随分と意気消沈したのを覚えている ]
ひょっとするとあやつを打ち倒したら御主とやらに変身するかもしれぬのじゃ。
[ふふふ、という笑いつきで、しれっとそんなことを言う。]
倒された後のことをあれほど言うのだから、光や闇のもののように即消えるわけではないのだろう。
とはいえそれも、あやつのフェイクかもしれぬがの。
なに。
吾らだけでも光と闇どころか癒しの力も精霊の力も揃っておるのじゃ。
おまけに魔の者の力も当てにできよう。
聖魔も光闇も自然の力も怪しげな力も好き放題ぞ。
たかだか影程度、怖れることなどないのじゃ。
……怖い……かぁ。
あー、確かに。
相手が何だかわからなさ過ぎて、ってのは、ちょっとあるかもな。
[超直球だった光と闇には、そこまでのものは感じなかったのだが。
なまじ言葉を交わせるだけに、得体が知れない底が取れない怖さ、というのはある]
……変身……ねぇ。
あの言い草だと、絶対にねぇ、って言えねぇのがちょっとこえーな。
[しれっと言われた言葉>>=8は、影の物言いやら何やらから、完全な否定はできそうにない]
ん……そーなんだよなぁ。
この勝負の先……それを見越してる感、半端ねぇけど。
ま、フランの言う通り、これだけ色々揃ってんだ。
それで抜けない、なんて、そうはねぇだろ。
……あとは、信じて突っ走るのみ、ってな。
[何をどう信じるか、は触れる事なく。
宣する声に迷いはない。*]
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