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……類は友を呼ぶっつーか、なんつーか。
[ほろ、と。
意識に声がもれたのは、半ば無意識]
口説き口説かれ、結構いろいろやっちゃいるが。
斬り合いの真っ只中で口説かれたのは、さすがに初めてだわ、俺。
[やって来た『いろいろ』と、この場で受けたそれは、当然の如く違うのだが。
つい、そんな事を言いたくなるくらいの驚きだった]
……あちらさん、なんつーか。
似た者同士の集まり、なんかねぇ……。
…………?
相手側に好い人でも居たの?
[類友、の示すものがピンと来ず、続く言葉だけを受けてそんなことを言う。
友の噂>>192は何だかんだで耳に入って来るのだ。
誰を相手にしているのか分からないための言葉とは言え、相手を思えばその受け止め方は良い迷惑だろう。
似た者同士、と言う言葉も、ダーフィトがダンクラードに誘われた話を知らないため、やはりピンと来ていない雰囲気を伝えた**]
好い人……好い人な、うん。
悪い人じゃあねーわ、確かに。
[返る言葉>>=1に素で返す。
相手は好漢と言える人物。だから、言葉的には間違っていない]
っても、斧担いだおっさんに口説かれて嬉しいかってぇと、なー。
ま、これが美人さんだったとしても、靡くわけにゃあいかんけど。
[それだけ聞くと誤解を積み上げるような言葉を返し。
しばし、空白]
……あー。
勘違いすんなよ、妙な意味で誘われたわけじゃねーぞ?
[なんか伝わってない雰囲気に、少し慌てて言い添える。
なお、自分の浮名のあれこれが伝わっているとは思っていないので、なんでそういう話になった、という焦りめいたものは少なからず声音に滲んだ]
あちらさんの副将のおっさんがな、俺とツェルに自分のとこに来い、とか言いだしてさ。
……ダフィの旦那も、挨拶行ったら口説かれた、なんて言ってたから。
似たようなの、揃ってんのかな、ってさ。
[先は伝えなかった話も交えて、呟きの所以を説明し]
ま、心配すんな。
どんなに口説かれても、俺は落ちる気ねーし。
ツェルも、そこは変わんねぇみてぇだから。
[軽い口調で言って、それから]
あ、そうそう。
一つ言い忘れてたけど、戻って来たら、ツェルの事、よーく労ってやってくれな。
……伯を『連れて帰れた』のは、あいつの頑張りおかげだから。
[言いそびれていた事を一つ、付け加えておいた。**]
えっ……
[>>=2 口説かれた相手が斧を担いだおっさん。
悪い人ではないと言われても、友の貞操の危機、と蒼褪める原因には事足りた]
[今すぐ逃げて、と言いたかったが、今は戦場であることを思えば逃げろとも言えず。
意識下でぐるぐるしていると友から訂正>>=3が入る]
……違うの?
[否定されて勘違いに気付き、ホッと一息ついた]
あぁ……そう言うことか。
相手を認めて自分の下に欲しいと思うのは、なんだか覇王的だね。
配下までそんな風に動くなら…似たような人達がダンを認めて
その下に集ったのかも。
[その行動もまたダンクラードらしいと思う。
彼は生まれながらの王だ。
周りを惹きつけるものがあることはオクタヴィアスも認めている]
…うん、ありがとう。
[どんなに口説かれても落ちやしない。
その宣>>=4は素直に嬉しい。
友は、約束を忘れてなどいないのだ]
あは、ツェーザルさんもそう言ってくれてるんだ。
嬉しいな。
[オクタヴィアスは己に自信が無いわけではないが、特筆して優れているとも思っていない。
辺境伯の後継と言うだけの自分に、これほどまでについて来てくれる人がいることは本当にありがたいことなのだ]
………うん、 そ っか
後で、直接お礼を言うよ ───
[震えそうになる声。
それをぐっと堪えて友に是を返す。
今は気を緩めている場合じゃない。
そう自分に言い聞かせた]
[緩みかけた気を改めて引き締めて、オクタヴィアスは一呼吸置く]
……テッド、もう 直ぐ、
もう直ぐだ。
砦を、 突破する。
[砦の内部まで侵入した。
後は時間の問題だと、そう、伝える*]
[絶句するような気配>>=5にあ、やっぱ伝わってなかった、と思いつつ。
とりあえず、説明で誤解は解けたようで、そこには安堵した]
ああ……なんつーか、見た目によって懐深いっつーか、な。
……覇王的……ん、そうかも知れん。
[その印象自体は、否定すべくもない。
幼い頃に受けた印象と、今、この戦場に見えるものと。
双方から、それは改めて感じていた]
……ばーか、改めて礼言うような事か。
[告げられる感謝>>=8に、そんな言葉を返して]
あいつだけじゃねぇ、ここで踏ん張ってる全員が、お前を信じて待ってんだ。
……自信もって、戻ってこい。
[改めて、ここに帰りを待つ者がいるのだと。
その事を、伝える。
礼を言う、という言葉>>=10にはん、と小さく頷く気配を返して]
……おう。
こっちも、ぼちぼち正念場ってとこだが。
……持ち堪えて見せるぜ。
[砦を突破する、という言葉。
それは、今の自分たちにとって、何よりも心強い報せとなるもの。*]
[返る肯定>>=12に、うん、と一つ相槌を打って。
感謝への返答>>=13には笑う気配を返した。
嬉しかったのだから仕方がない、感謝を紡ぎたくなったのだ]
……うん、間に合わせてみせるよ。
[友の言葉>>=14から敵本隊との戦いが激化していることが窺える。
早く駆けつけたいと気持ちが逸るが、焦りは心の内に押さえ込んだ。
己が成すべきことのために、意識は目の前に集中される*]
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