
86 銀嵐の獄 ―人狼BBSでカオス編成RP村3―
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― 終わりの始まり ―
[………ぽすんっ。
落ちた身体>>6:177を受け止めた雪がやけに軽い音を立てる。
同時に錆が雪に溶ける様に落ちていく。
錆が落ちた後には、真っ白な雪と同じ体毛の狼が横たわっていた]
『始まりと同じ姿で終わるでしょう』
[その狼を取りあげた産婆はそう言った。
街で出会い、恋に落ちてこの村に戻ってきた両親。
共に人狼で、母は身籠ると療養も兼ねて、
彼女の生まれた村に戻った。
その村には、産婆をやっている人狼がいたからだ]
(*0) 2013/11/15(Fri) 22:16:47 (pannda)
『これは…先祖返りですね』
[白い体毛で覆われた赤子を取り上げた人狼はそう言って眉を顰めた。
父の血に上位種がいたのだと言う。
ただそれこそ数代以上前の話で、
他の血と交わることで薄れていたと思われていた]
『白い毛は、そのうち紅く染まるでしょう。
人間だけでなく、同族にすら牙を剥く上位種の魂を隠すように錆色に。
ただ気を付けて下さい。
錆た牙は……一度同族の血を啜り、肉の味を覚えれば、
強い飢餓に襲われ、人間より同族を襲うようになります。
使いこなせなければ身を滅ぼす牙。
気を付けて下さい……』
(*1) 2013/11/15(Fri) 22:17:41 (pannda)
[そう言われた母は、産婆の言う通り、乳飲み子の体毛が
錆色に変わったのを見計らってこの村に戻ってきた。
そして二度と故郷の村に戻らぬよう強く言いきかされて、追放された]
『ヴァルター、あなたの血はあなただけでなく、
皆に、仲間にも人間にも不幸を齎す可能性があるの。
だから……狩の時には気を付けなさい。
牙を立てる時に、注意しなさい』
[何度も何度も母から言いきかされた。
どんな不幸が起こるのか、成長し、街へ行く際に初めて教えられた]
『大事な者が出来ても、共に生きようとしてはいけない。
いつかその血はその大事な者さえ、噛み殺すかもしれない』
(*2) 2013/11/15(Fri) 22:18:12 (pannda)
[いつも自分達の隠れ蓑になってくれる村人を
大事にしろと、口癖の様に言っていた父の言葉が蘇る]
『大事にしてもいいが。特別に思ってはいけない。
私達と人間は絶対に相容れない者なのだ。
この関係を保ち続けるには…人間に深入りしてはいけない。
どちらも不幸になるだけだ』
[両親から繰り返し聞かされた不幸の話。
錆が落ち、雪と同じ色になった狼の耳に遠く聴こえて]
………本当に…不幸にしてしまった。
[耳に届く幻聴に、懺悔の様に呟いた聲はやはり白い雪に溶け消えた**]
(*3) 2013/11/15(Fri) 22:18:33 (pannda)
私の名は…… ロスト
[母狼が、白い身体を包み護り続ける様にと願いと
共に付けられた錆の名**]
(*4) 2013/11/17(Sun) 16:17:13 (pannda)
…僕らは来たよ。最期まで見届けるために。
[避けられないと分かっていても。その瞬間が来たら、取り乱すか泣くかと思っていたのに。意外に冷静な声が出せて、自分でも驚く。
だが、それはきっと隣でヤコブが支えてくれているお陰だと、心から感謝した。]
”あなたには伝えたいことがいっぱいあるんだ。”
[そう口にしようとした瞬間、耳に届いた言葉>>*4に瞠目した。]
(*5) 2013/11/18(Mon) 16:04:52 (蕎麦)
ロスト…?あなたの名前はロスト、なんだね?
[秘密の名前をつけろ。
そう注意してくれた本人は、自分たちと別れたあともそれを教えてくれることはなかった。
当時は事情があるのだろうと解釈して、こちらから名前を教えろとせっつくことはなかったけれども。
…もし、無理矢理にでも聞きだしていたら――もっと違う関係を築けたのだろうか?そんな考えが頭に浮かんだ。]
(*6) 2013/11/18(Mon) 16:05:25 (蕎麦)
…ロスト。
[雪の上に跪いて、初めてその名前を呼ぶ。]
僕は、あなたと会えて幸せだよ。
[何よりも優先して伝えたかった言葉と共に。
それからヤコブを見つめて、軽く首を横に振り、”僕は大丈夫。”と微笑んだ。]
(*7) 2013/11/18(Mon) 16:05:58 (蕎麦)
[届いた聲>>*7に、白い狼の身体から抜け出す様に
やはり同じ姿の狼が起き上がる。
銀を通り越した透き通ったガラス玉の瞳。
だがガラス故、跪いて名を呼んだ相手をそのまま映す。
首をゆっくり動かして、周囲に認識票を見つけると
その主を探してやはりゆっくりと首を動かし、
秘名を呼んだ男へと視線を戻した]
……ルビー、ボルドー、ブラッド…よく生きた
[それだけ言うと、吹き荒ぶ風に白い輪郭を崩していく。
吹雪に全て輪郭が飛ばされた最期。
風の音が狼の遠吠えの様に響いた]
(*8) 2013/11/18(Mon) 21:19:11 (pannda)
/*赤仲間への挨拶。
赤ログのお父さんポジション、村長ことロストは格好よかったです。僕らがいなくなってから、最後の赤ログまでいっぱい泣けました。
ディーターことボルドーは、絆どうしようと思っていたところを後輩弟縁故振ってくださってありがとうございました。本当にこんな兄がほしいです。
クララは、PL視点で役職分かってからどうしようと考えていましたが、PCが接触して占い師COしない?まで話が持っていけて本当によかったです。
(*9) 2013/11/18(Mon) 22:51:05 (蕎麦)
/*ゲルトは、仲間と気付くきっかけはなかったから、これだけ言い残す。
カタリナおねーちゃんを泣かせたら、丸齧りにいくぞ!がうがう。
(*10) 2013/11/18(Mon) 22:51:24 (蕎麦)
/*ヤコブことブラッドは…えーと、いちいち書いていると、残りの赤ポイントが枯渇するかもですから(大げさ、これだけ。
大好きだよ。これからもずっと傍にいて、ヤコブを守るから、な。
(*11) 2013/11/18(Mon) 22:52:01 (蕎麦)
[何処からか]
────…ォォォンッッ…
[何かに応える様に………遠吠えが細く響いた**]
(*12) 2013/11/18(Mon) 22:54:45 (pannda)
……すみません。
ありがとうございました。
[深く、頭を下げた。
最後に伝えられなかった言葉。
頭を下げたその耳に声>>*4が届く。]
ロストさん。
[最後の最後、教えられた名に顔を上げ、灰の目を瞬いて。
起き上がる白い狼>>*8を見詰める。]
(*13) 2013/11/18(Mon) 23:06:48 (simotuki)
[例え、このまま銀嵐の中、眠りについたとしても。
決して、忘れられそうにない色をした硝子の瞳。]
…………っ!
ロストさんもっ。
一緒に生きた、仲間でしたよっ!
[すぐに風に吹き崩されていく輪郭に。
風の音に掻き消されぬように叫んだ。]
(*14) 2013/11/18(Mon) 23:07:14 (simotuki)
[やがて目の前で起き上がった白い狼の、その透き通ったガラス玉の瞳をじっと見つめた。]
…あ、ありがとうございます。
[その一言に胸がつまってしまい、ようやく搾り出すように返事をする中。
大切な幼馴染>>*14の叫びと、遠吠えのような風の音だけが響いていた。]
(*15) 2013/11/18(Mon) 23:30:14 (蕎麦)
何より一番好きだよ、ヨアヒム。
["終わり"の時に伝え損ねる事のないように、囁いた。*]
(*16) 2013/11/19(Tue) 00:26:49 (simotuki)
[最愛の幼馴染の指を取って、自分の唇に触れさせたあと。]
ヤコブ、大好きだよ。
[灰色の瞳を覗き込んで、囁いた。]
(*17) 2013/11/19(Tue) 00:59:57 (蕎麦)
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