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[試してみたい。
むくむくとわき起こった思いが、避けることを放棄させる。
息を詰めて銃口を、視線を、指先の動きを注視した。
どこを狙ってくるのか、いつトリガーを引くのか。
盾と剣を構え、全神経を集中してその時を待つ。
そして───]
そんないつから… つか、 マジですか……。
[目の前がちょっとくらりとする。色々な意味で]
いやほら、急な転寮希望ですし俺としても一応ね?
建前とか本音とか、理由いろいろ考えてはきたんですけど。
…超直球でしたねェ、ジェフロイ先輩……。
[なんだか物凄く脱力した。
考えすぎた自分が馬鹿みたいだ]
他寮なのに、其処まで見込んでもらえてたんなら本望ですよ。
やっぱり、先輩は視野が広いですよねェ。
[釣られるようにこちらも笑う]
俺も……色々考えて。
東寮の方が、俺のやれることがあるんじゃねェかなと思ったんです。
そして――もしそうなら、
あと1年、全力で挑戦してみてェなあって。
[そこで少し言葉を切り、眼差しを柔らかく細める]
とはいえ、どうしようかは最後まで悩んでいた。
その最後の背中を押したのが――
ジェフロイ先輩、
あんたと一緒に組んだ、あの実技試験だったんだ。
先輩は、最後の試験に西寮ばっかのチームに
ためらいも無く飛び込んできたでショ?
あれが…なんというか、新鮮だったんですよ。
俺なんか、ついつい西寮で固まっちまったってェのに。
[おどけて肩を竦める]
あたっ…!
[当然のように空振りした木剣は床を叩き、
べちっ、といい音立てて、額の真ん中に銃弾が痕を作った。
腹の方は小盾で受け止めていたが、
これも実弾だったら容易に抜かれていたかもしれない。
そう思えば、これはもう完膚無きまでに、]
やられたーー………
[ぺたん、と後ろへ大の字に倒れ込んだ。]
あの時。ああ、もっと俺も他のとこ見てェなって思ったんだ。
先輩、…――あんたみたいに。
先輩の見てきたもの。守ってきたもの。
[東寮という、彼にとって大切な場所を]
もっと間近でさ。
この眸で――――見たいって、思ったんだ。
― 試験結果発表後 ―
[学科の成績は、いつもより少し低めだった。
思考力から鍛えてくれたカサンドラ教官の科学(魔器中心)のおかげで、もう少し伸ばせるかと思ったのだが。
論述が低かった。最初の設問に酷く悩んだのだ。浮かんだ3つの思考のどれを軸として答えたものか判断がつかなくて。
負うものある者は死ぬべからず。
時に小を切り捨てねば上には立てぬ。
一人を守れずして集団を守ることができるか。
上の二つに沿って書いては気に入らなくて消して。最後に自分の感傷から書くのではないと言い訳しながら回答を書き。残りの設問は時間の最後に急いで埋めた。
そんな揺れてる思考など教官達にはきっとお見通しで。
この結果はそういうことなのだろうと思う]
[一方、実技は冒険をしてみたわけだが。
メンバーに恵まれていたのもあって、良い点数をつけてもらえていた。仲間への感謝を改めて感じながら、やって良かった、と自然と笑みが浮かぶ。
二つあわせれば例年通りのラインだ。
今年も無事進級できる。
ホッと息を吐き、結果を過去のものと記憶に収めた]
今年も揃ってクリア出来たみたいだね。
[ヴィンセントやカレル達と会えば、そんな風に笑いあい]
ステファンはどうだった?
残念ながら、学年も同じになることはまた出来なかったみたいだよ。
[後ではそんな冗談も出ていたりした*]
手続き、有難うございます。
あと数日しかないですけど、寮長の心得とか、
なんか覚えておくようなことがあったら、それも。
[ちゃっかり要求しておいた]
副寮長ですか……んーむむ。
[東寮の7年にぱっとする奴はいない。
となると6年になるが…副寮長に向く奴と聞かれると難しい]
…あー、そういえばレトはどうなんでショ?
ジェフロイ先輩とずっと同室だった訳し、
寮の管理のやり方とか、ある程度知ってたりします?
[東寮のことは東寮長に聞け!とばかりに、問いかけた*]
― 別れの泉 ―
[トールの様子は気に掛かったけれど、
言わないものを無理に口にさせるほどの趣味もない。
だから少しすっきりとはしない気分であったけど、
それはそれで良いとしようと思っていた。
概ね、聞きたいことは聞けた。
ならばあとは、この時間を楽しんで帰るとしよう…]
……ん?
[そう思って、再び上を向いて転がり目を閉ざした。
が、そこに思いもよらぬ音が響いてきた>>*75
一瞬意味を取りかねて、まじまじと友を見遣る]
…………告白?
[ってなんだ。と問いかけて、すんでで止まる。
告白に、何か別の意味でもあったかと、
思い切り真顔でトールを見つめた*]
あはは、ありがとうございます。
たしかに、なかなか好評でした。
[>>+145カサンドラの言葉に笑う]
おおむね男の先輩方に。
リエヴル会長やシェットラントは、女性にきゃあきゃあ言われてるんですけどね。
[突然届いたもの>>+155に、思わず目が点になった。
これは一体誰が作ったんだろう。
聞きたいような、聞きたくないような。]
ラムスドルフ……あなどれん。
[しみじみ呟いた。]
― 別れの泉 ―
………………え?
[流石に予想外の返答が来た>>*94
からかいはしても、あれは本気ではないだろうと思うからこそ、
気軽にからかい続けていたわけだ。
それを真正面から肯定され、少し混乱した]
えーと……、
[頭の中で状況を整理する。
つまり、これはこうでそういうことなのだろう。
と、再び友へ目を向けて、その赤くなった顔を見る。
一応念のため、聞いた]
で、リエヴルはなんて?
―試験結果発表後―
ノトカー、どうだった?
[>>+149友人に尋ねれば、クリアの答え]
そっか、よかった!ん、僕もクリア。
ノトカーは筆記試験も早々に解き終わって退出してたし、キマイラ戦は活躍したし、心配する要素は無かったんじゃ?
[>>*88自室に戻れば、ルームメイトに結果を尋ねられ]
おかげさまで、無事クリアです。
2学年違いにはならずにすみましたよ。
[ほっとして笑いあうのだった]
― 回想:6年前 ―
鬼?何言ってんだよ。優しいもんだったろ。
[げっそりと返る弱音>>*52は、笑い飛ばした。
実際のところ、カレルに示す訓練案は更にきつい。
ただ、それを彼が嬉々としてこなしていることを思えば、
比べるのも酷というものであるのかも知れなかった]
…ん。
[ちらと見遣れば、
蒼氷の瞳には意地の悪い笑みが浮かんでいる>>*53
それに思わず、口を噤んだ。
しまった…という内心は、恐らく表情に透けただろう]
んだよお前、弟子とか言って。
[しれしれと人のことまで言ってくる後輩に、
僅かに拗ねた口調で口の端を曲げた>>*55
本気ではない……が、あまり居心地がよろしくもない。
結局は苦笑して、小さく息をつくことになった]
……はいはい。助かってるよ。
[やれやれとした口調で言うのも、嘘じゃない。
けれどちょっぴり、先輩の意地もあるのだ。
けれどソマリがころりと表情を変え、
何だか嬉しそうに言って笑うものだから>>*56、
結局、拗ねた気分も空の向こうに飛んで消えてしまった]
ああ。じゃ、その時は頼むかな。
[生意気な後輩に、ごく軽く返した。
それからも折に触れ、少し素直じゃないような、
けれど面白い付き合いを続けて来た]
ソマリ、ちょっといいか。
これどう思う──…
[以来、折に触れて捕まえてはちょっとしたことを尋ねたりもした。
雑用を押し付けていると笑いながら、
結局はそんな時間こそが楽しかったのだと、今は*思う*]
― とある朝:練武場 ―
律儀だな。
[ふ。と笑う>>*78
確かに実弾であれば、足への被弾は大きく機動力を殺ぐだろう。
だが、それを訓練に反映させるのもセンスのうちだ。
撃たれたといって動かないくせに、瞳の色は何も諦めていない。
それが楽しくて、琥珀は自然と細められた]
!!
[連続して撃ち放つ、弾は2発。
彼の反射神経ならばかわされるだろうかとも思った。
先の剣の突きの、速度はどうだ。
知らぬ間に成長している彼が居てくれるからこそ、
こうして自分の技も磨かれていく。
高揚する気分は銃弾に乗って飛翔した。見つめるその先──、]
……なに?
[ちょっと予想外のことが起きた>>*84
こいつは何をしようとしていたんだ。
唖然とする思いで、額に白く跡をくっつけた後輩を見下ろす]
お、ま、え、なあ……。
[無謀なる挑戦に、呆れた声が落ちた。
大またに歩み寄って屈みこみ、倒れたカレルの額をぺちんとする]
阿呆。
[言って、けらけらと笑った。笑うと同時、]
………たたた…っ
[脇腹が軽く痛んだ。
それに気づいて、また笑った。愉快な気分だった]
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