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― 集会場を出る前 ―
はい、お待ちしています。
[少しだけ、待っとって欲しい――と。
そう>>4:*1告げられて、赤い顔で頷いた。
クレメンスが綺麗な石を取り出す仕草は不思議そうに眺めていたが、いったい何をするのだろうと首を傾げていれば、自警団員が「まだですか?」と呼びに来た。
クレメンスの反応を見て、自警団員とともに車に乗り込む前に、ヒヨちゃんはクレメンスに預けただろうか。
それとも、連れて行っただろうか*]
ー回想:集会場ー
[頬を赤く染めながら頷くヴェルザンディが愛おしく見えて>>*0、優しく髪を撫でていたら、自警団員が声を掛けてくる。もう時間の様だ。
彼女と離れるのはとても名残惜しいものだが、それには耐えながら離れたら、懐から紫水晶を取り出して。
そっと握り締めた後、手のひらが淡い光を放った後、すぅっと光が引いた後それをヴェルザンディに手渡そうと。]
お守りや。
手榴弾使えへんなら、コイツに念じて幻を出して怯ませた後逃げるとえぇ。
時間が足りへんから、1回分ぐらいしか使えへんどすが。
[事の一部始終を見ても理解できない雛鳥は首を傾げながら二人を見ている様子。
取りあえず病人の所へいくらしい女医の邪魔にならないように、コチラから雛鳥を預かろうとリードを取ろうとしてみる。]
[ヴェルザンディと別れてからどれぐらいの時間が経ったのだろうか。
コチラにも、例のあの人からのお呼び出しのお達しが来たようで。]
……、やっとですかいな。
それは分かりはったんやけどもねぇ……。
[病院に行くこと自体は抵抗が無い。寧ろ行きたいぐらいだったので、かえって都合が良い。
ただ、軍に頼んだモノが未だに手元に届いて無い事に溜息を一つ漏らしたら。
告げに来た自警団員がこっそりと耳打ちをしながら、包みを一つ手渡してきた。]
『頼まれた物お持ちしました。お待たせして大変申し訳ありません』
[その言葉の意味を察すれば、にぃと唇を上げ笑みを作り、自警団員に礼を言った*]
― 回想・集会場 ―
[クレメンスが紫水晶を取り出し、握り締める様子を、首を傾げて眺めていれば。
石を握っている手が光を放ち、それが消えてから、その手の中にあった紫水晶を差し出される。
<font color=#999999>一瞬、『おれのこのてがひかってうなる』というフレーズが頭を過ぎったが、流石にそれは口に出さないで置いた。
いくらなんでも雰囲気ぶち壊しすぎる</font>]
お守りですか?ふふっ、さすが魔法使いさんですね。
ありがとうございます、あのゴk…アーヴァインさんに会う気はありませんけど、いざという時には使わせていただきますね。
[石を受け取り、大切そうに握り締めてから、胸ポケットへ。
こちらからも何か渡したいけれど、渡せるものがヒヨちゃんしかなかった。
どうしようかと思っていたら、クレメンスの方からリードを取ろうと手を伸ばしてきていて]
………ヒヨちゃん。お父さんと一緒に待っててね?
[と、雛鳥に声を掛けてから、クレメンスに預けて病院へ向かう車で待っている筈の、ローレルの傍へと向かった。
荷物はきっと車のトランクに入ってるよ]
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