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あぁ、そうだ。
だが、この場の核の元で奏者と会った時に、ディーク殿の姿は無かった。
[クレス>>*119に答えながら、速度を合わせて駆けていく。
彼があげた二人の名に、やはり融合体同士の繋がりがあったことを感じて。
その繋がりから彼を引き離してしまった罪悪感と、それでも私を選んでくれた嬉しさを抱きながら進んだ、先]
──解った、行こう。
[黒猫が消えた方角を指すクレス>>*129に頷き、彼の指示通りに移動する。
途中出現した異形獣を手早く止めて、先を急ごうとした矢先のクレスの行動>>*130に目を瞠った。
リバーサーの力というそれが彼にどんな影響を齎すかと案じるも、笑顔で説明する様子に大丈夫だと言い張るだろうとも読めたからこの場では口に出さず、先を急いで]
───クレス!
[>>*151限界という声を聞き、かくりと落ちた身体を咄嗟に支える。
ガートルードの負傷具合を目の当たりにしていたから、無茶をしてと責める気持ちにはならないけれど。
案じる思いは瞳の色に映して彼を見上げた後、ディーク>>*152に視線を移して]
ジェフロイ殿、ですね?
私達も万全とは言い難いですし、共に待ちます。
補佐し合って撤退するが得策でしょう。
[クレス>>*153に同意する形で、ディーク>>*160へとこの場に留まる意思を示し。
ガートルードの意識が戻ったのに気付けば、安堵の息を零した**]
[ 案じる色を見せるシュテラの様子>>*186に、仕方ない事とは思いつつ、胸が痛む。この先も、こんな形の心配はかけつづけることになるのだろう ]
ジェフロイ...?
[ せめて、と、支えてくれる手を軽く叩いて、大事無い事を示そうとした時、紡がれた名に瞬く ]
そうですか...それで...
[ 思い出すのは、ジェフロイの名を告げた時のヴェルザンディの様子 ]
(...少しでも、話が出来ればいいのですが...)
[ ハンターとしてでも、元融合体としてでもなく、ただ、二人を知る、一人のヒトとしての願いを胸の内で呟いた* ]
[苦笑と共に落とされた言葉>*175に、言葉は返さず笑うだけだった。
どこかで幸せに暮らしていると思っていた、思いたかった。そう言えば、余計に傷つける気がして]
クレス……ああ、そうか、彼が。
[ここに踏み込む前に顔を合わせた、元同輩の『融合体』、彼が仲間に話すのは充分考えられる事だった。
そう言えば、シュテラはどうしているだろうとふと思った。それを知るのはまだ先の話しだけれど]
……知ったのは、ここに来るちょっと前だけどね。
ここには……仕事で来てる、から。
[「仕事」、異形を狩り、舞踏場を滅する事。
覆しようのない現実は、それだけで彼女を追い込んでしまうのだろうか]
[こちらの言葉に、それでも自分が悪いのだと言う姿>>*176
どちらが悪いわけではないのかもしれない。
今の、この状況になるために、運命の糸は編まれていったのかもしれない。
そうして、その運命の糸を編みなおす事も、これからどう編まれて行くのか確かめる事も出来ぬまま。
伸ばした手は拒まれる事なく彼女の頬に触れる]
そう、か……ここに居る間は銀を補えるから……治りは多少は早いのか。
[つい先ほど、自分が体感したあの感覚を、彼女も知っているのだろう。
自分もそれを知っていると告げたら、そう思いはしても言えなかった。
それは余計に彼女を傷つける、そんな気がしたから]
……君は、自分から望んだの?
こちらに戻る気は………ないんだね?
[問い掛け二つ、過去と、未来と。
彼女の心の内、その言葉がどう届くかは判らないけれど、続いた言葉は恐らく、未来への答えの一つなのだろうと]
そう、だな、俺は『異形側』には、もう、行けない……リバーサーだから。
君の事で、気持ちを揺らすわけに行かない……
[もう、この道は交わる事はないのだと、口にして改めて感じた。
温もりを惜しむように、ゆっくりと手を離す。これ以上は迷いになる、それは危険だから。
それでも、それでも最後に、もう一度問わずにいられない]
………ヴェル…本当にもう、こちらに戻る気はない?
[どちらの答えが返るか、その前に、こちらの意思を伝えてしまう。
揺れる前に、これ以上、彼女に惹かれる前に]
俺は、暫くはここには来ない……来られない。
だから、このまま『融合体』でいるのを望むなら、どうか、次に俺が来るまで生き延びて?
必ず、君を『迎えに来る』から。
俺が、君を狩るから、他のやつには狩られないで。
[確たる決意を載せてそう告げて目を伏せる。
彼女を狩った時、自分がどうなるか、予想ができる気はしたけれどそれでも。
ディークが置いていった黒猫の存在には気付かない。
黒猫を通じて話を聞いている者たちがいるなど、思いもしないまま
それでも、最後には笑みを浮かべて見せようと*]
[笑み>>*188だけが届く。
その本意は知れずとも、気遣う気配は感じられて、胸がじわりとした]
私も、それまでは知りませんでした。
[思い当たり納得したらしいことに頷いて、細く息を吐く。
以後、再会は怖れていたことであり、けれど望んでいたことでもあり。彼にとっても同じことであったろうかと思った]
そういうこと、です。
この子達に頼れば、致命傷でない限りは修復されますから。
[基礎肉体能力の上昇と体組織の結晶化。どちらもまだ使いこなせてはいないけれど、必要に応じ頼って生きてきた。
まさか体験談>>*189から出てきた言葉とは思わずに肯定し、続けたのだが]
[一度は答えを出したはずだった。
なのに、重ねられた確認に>>*191即答することが出来なかった]
私、は……
[胸から軋む音がした。
それは心の発する幻聴か、それとも核の。
彼の浮かべる笑みに応えなければと思いつつ、同じものを浮かべることが出来ない。新しい約束を前にして、唇が震えた*]
[監視に置いた黒猫は佇み、ジェフロイ達の様子をただ見守る。
時折欠伸するのは猫故の自由さ。
そんな様子でありながら、光景と声は否応無しにディークへと伝わった]
…………
[それらを見聞きしたとして、ディークが行動を起こすことは無い。
彼らの選ぶ道に干渉する道理はどこにも無いのだから。
ただ、ジェフロイが揺れて安定を欠いてしまったなら、その限りではないが]
[互いに今日まで確信が持てなかったのだと知って、零れるのは吐息だけ。
知らないままでいられたら、と言う仮定はもう無意味で、だからこそ、今が重い
こちらが向けた言葉は、ヴェルザンディに少なからぬ戸惑い>>*194と驚き>>*195を齎したようで]
俺が『そちら側』に行って、返ってきたのはついさっきなんだけどね。
[言葉を補うかに付け加える]
[こちらが重ねた問いに、戸惑うよに零れた声>>*196に向けた笑みは歪んでいなかっただろうか]
……戻れない?
[小さく零すのは確認するかのような声。
押さえられたままの胸元、銀が命を繋ぐのだといった声>>*193
その銀を彼女から断ち切ろうとする選択に、答えられないのは仕方がないことだったかもしれない。
押さえた胸元、その手の下にある『核』が傷ついて悲鳴をあげている事になど気付かないまま]
戻れないなら、俺は君を狩らなきゃいけない。
本当なら、今ここで君を狩って楽にしてあげたかったんだけど……
今は気持ちの整理が出来てないし、余力が残ってないから……ごめん。
[それは口実、今、彼女を殺さないための。
今、答えを出せない彼女を見逃すための]
俺は、暫くはここに来ない。
リバーサーとして色々あるらしいし、ね。
気持ちの整理もちゃんとして……忘れる、君の事。
そうしないと、揺らぐ気持ちは危険らしいからさ、今の俺には。
だから、次に合う時は「ジェフロイ」と「ヴェルザンディ」じゃなく
『ハンター』と『融合体』……『沈黙の水晶』として、だ。
[その言葉は、彼女にはどう届いただろう。
彼女からどんな返答があるかはわからない、けれど、何れにせよ、その先に向けるのは笑顔]
……俺は、いつかまたここに来る、君に……『
そして、その『
【人に、戻る気はあるか?】って。
なんか「話の通じる奴なら、話を聞いてからでもいい」って、教えられたから、さ。
………答えは、その時に聞かせてもらうから、その時まで他のハンターに狩られないで欲しいな。
[「忘れる」と言いながら、決して忘れる事はないと言葉の内に潜ませて。
投げる約束は叶うかどうかも解らない先の事。
それまでに何があっても揺るがない心を、堕ちない意思を作ると、今はそれだけを決めて。
彼女が、他の選択を選んでもそれを受け入れるつもりで反応を待った*]
[ついさっき。>>*200つまりは自分も知る誰かが。
怖れ逃げたことで生まれた現在の状況を知り、胸を押さえる手に力が入った]
……。
[小さな声に>>*201YesともNoとも答えられないまま、ジェフロイの顔を見上げる。
左胸を押さえる手は動かないまま。動かしてしまえば破局が訪れることを、頭ではないどこかが理解していた]
耐え切れそうに、ないから。
兄妹して、酷いことをしてますね。私たちは。
[いっそ楽になれたら。そんな思いも皆無ではなかった。
けれど同じだけ、彼にその苦しさを押し付けたくないとも思う。
6年間、忘れ去られていたわけではないとも知れたから。
眦に何かを湛えて、顔を上げた]
……はい。
戻らなくても前と同じように、なんて。そこまでの我儘は言いません。言えません。
これが、最後、でも。
[忘れる。その一言は重く、胸が苦しかったけれど。
受け入れる、と頷きかけて。
浮かべられた笑顔に途中で止まった]
ジェフィ、さん?
[続いた言葉の内に潜むもの>>*203に、戸惑いが浮かぶ。
それはこの舞踏場に着いた最初にファミルとも話していた、自分にとってはある種の理想の形で]
いつかまた……。
[その時、どう在れるかは分からない。
ただ先延ばしにするだけなのかもしれない、それでも。
覚悟がなければ出来ない約束を示されて、深く息を吸い込んで]
……はい。
[今度こそ、確りと頷く]
次に会うその日まで。
砕けることなく、生きていきます。
[傷ついた核がどこまで耐えてくれるかは分からない。
それに今まで以上に力を取り込むことも必要になるだろう。クレスのように強い精神力を養うことも。その結果、次にどんな答えを返せるかも分からない。それでも。
示された覚悟と向き合う意思は固めて、まっすぐに見詰めた*]
[酷い事>>*205、と彼女が言う。だけど、その先に「今」があるのだけは事実。
今は重い現実を、どう変えて行くかは、「生きて行く」者だけが決められる事]
……本当に大変なのはこれからだろ、俺も、君も。
[過去は消せないし、取り返す事も出来ない。
前に進むために、そして自分が自分であるために余計なものは封じるだけ。
「忘れる」と言う言葉が、やはり少なからず彼女を傷つけたけれど。
その、本当の意味は今はまだ言えなかった。
言えば、また苦しませてしまうから。だから、笑顔は崩さない]
[いつか、と言う約束は不安定すぎて、リバーサーである自分と『融合体』の彼女には、訪れるかどうかすらあやふやだけれど。
それでも、夢を見るくらいは許されるはずだ。心の自由は誰にも奪えない筈だから]
それじゃ、約束。
[そう言って、右手の小指だけを立てて彼女に差し出す。
昔、昔の約束の印。彼女は覚えているだろうか。
彼女が覚えていたなら印を交わしてすぐに離す。
その時がいつかまで約束は出来ないけれど、なにかの答えがきっと見つかると信じて]
[時間はどれくらい経っていたのだろう、他の仲間はどうしただろう。
ふと見遣れば少し離れた所に佇む姿を見つけ、待たせていたかと苦笑して]
……もう、行かないと。
今回の任務は失敗だから、またすぐに他のハンターが来ると思う。
俺が言っちゃいけない事だけど……気をつけて。
[そう言って、立ち去ろうとして、ふっと思いだして彼女に告げる]
あ、もし「貴人」にあったら伝えて
『やっぱり、向こうに戻る』って。
[それが自分と関わった『融合体』の事だと、暗に伝えて。
そうして、今度こそ背を向けて仲間たちの元に向かおうと*]
……そうですね。
[「現在」を変えることは出来ない。
この先にある「未来」を変える努力はすることが出来ても。
流れる滴を振り払い、意識を引き締める]
約束、です。
[右手をあげて、小指を伸ばす。
遠い日の約束の印>>*209。今度こそはと強い思いで。
その思いこそが先へと繋げてくれると信じて]
ジェフィさんも。
[リバーサーとして生きるのがどれだけ大変か、それを理解しきれたとは思わない。それでも容易な道でないことは知れたから、静かに頷いて返した]
……はい、お伝えします。
[そうだったのか、とは心の内に。
それでも態度が変わることはないだろう。他ならぬ当事者がそんな伝言を残してゆくのだから。逆恨みにすらならない感情は約束のためにも不要なものだ。
遠ざかる背中をしばし見送り、目礼すると踵を返す。
近づいてくる気配に向かってゆっくりと歩いていった**]
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