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クレス。俺は城に戻る。
竜の心臓を使えば儀式も大幅に進むだろう。
いよいよだ。おまえと俺との研究がようやく実を結ぶぞ。
この戦場のことはおまえにすべて預けおく。
殲滅も一時後退も好きにしろ。
[投げる声は幾分か弾んだもの]
ギィ…様……
承知、致し、まし…た…
被害…甚大……ですが…
必ずや、戻ります……!
[強い喜びを感じさせる主の声とは裏腹に、クレステッドの声は強い疲労を感じさせるものであった。
とは言え、「必ず戻る」という言葉自体には、絶対にそれを違えないという意思と確信を感じさせるものでもあった]
[クレスの声に乗る調子を耳にして、わずかな間が挟まる。
だが、返す言葉はいっそ明るいもの。]
なんだ。被害を気にすることなどないぞ?
どうせ連中は放っておけば増える。
「儀式の間」が完全になった暁には、ゴブリンども以上の戦力など簡単に呼び出せるさ。
おまえが無事でいれば、それでいい。
待っているぞ。
[明るく返す王の声>>*3に軽く安堵もしつつも。
川を渡り、魔法を解いたためか。こちらの声は多少は余裕を取り戻していた]
……はっ。
……しかし、……申し訳ありません。私もまだ非情になり切れないようです。
ギィ様から借り受けた兵を無駄に死なせたくないという思いを捨て切れずにおります。
お叱りを受けるためにも、生き延びねば。
[と、僅かに冗談めいた、自嘲の色を僅かに帯びた口調で返せば。]
無論、ギィ様のため、戦のため、我が軍のため、死んでいった者達のため。
私の早期の到着、そして儀式の完成こそが至上任務であること、承知しております。
速やかに向かいます!王城でお待ちください!
[ここでこなさずして何が腹心かと、自らに言い聞かせつつ、そう返した]
[主からの連絡>>*5があれば、なるほどと頷き。]
……はっ、ギィ様。
確かに追手の気配があります。そして追手を蹴散らす程度の兵力も、まだ。
[作戦の内容を聞けば]
ヴェルザンディから譲り受けた部隊に実に向いた任務。喜んでこなしてくれましょう。
ゴブリンの連中に敵の気を惹かせ、誘いだして討ち取る。程度ならば容易でしょう。
では、兵を一旦休ませ、急ぎ取りかかります。
吉報をお待ちください。
[自信に満ちた口調で主に返した]
騎兵隊?………ああ、あの者達。
それは頼もしい限り。
彼らの手まで借りれるならばまさに盤石。
狩人気分の追ってども、殲滅してくれましょう。
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