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すまない、薬をくれないか――……?
どうにも寝付けなくてな……
[暗がりから、クレステッドへと呼びかける。
闇の中、その表情は伺い知れず。
臥せた目は、金に輝いて――……]
……わりィな
あんたはブランとして、有能過ぎた
[クレステッドが後ろを向いたその刹那。
軍隊式の格闘術で足を払い、
バランスを崩したその体躯を一気に制圧する。
吸血種の膂力でうつ伏せに地面に叩きつけたため、
呼吸もできないほどの痛みが襲っただろうか。
片腕を羽交い絞めにし、クレステッドの背を革靴で踏み付けると]
さァて――……状況終了
美味しくいただくとするか
[やって来た人物。
赤の神をを振り仰ぐ。
果たしてクレステッドは、どんな味がするのだろうか――]
ン――…、っと、ごちそーさん
美味かったぜェ?
[クレステッドの血で汚れた口元で囁くも、
既にもう、聞こえてはいないだろう。
仮死状態に陥ったクレステッドの身体をその場に放置し、立ち去った。
後の始末はドールに任せて]
しかし、なんだ?
妙に身体が、熱い――…
何かが、這入ってきやがったような……
[クレステッドのウィルスの保菌者になった事を、
この時はまだ気付かずに*]
[ゆっくりとその足を押さえつけられたクレスの元へ]
クレス、クレステッド。
[あのときちいさな子供だった彼のここでのその優秀さを思いだし
ー君は将来先生のようなお人になるのだろうね。]
.....んっ.....く....
[そっと牙でその皮膚を裂いてごくりごくりと喉をならす。そうして飲み
きれば口角をあげてオズを見]
どうやら運はいいらしい。
[騎士だ、と呟いて冷たく、仮死状態に陥った体をそっと離す。誰が見るでもないのにその横たえた体にそっと毛布をかけた]
さァて、騎士を抜けたのはめでたい
祝杯といくかね
[ワインを味わい、瞑目して]
接続が悪ィ中、無理はすんなよ
後は何処までいけるか判らんが、
俺が引き受ける
そのつもりで、気楽にやってくれ
すまない、心配も迷惑もかけているな
[申し訳なさげな顔で赤の世界に現れる。]
だがこれで手筈は整った。今日私が吸血されなければジェフを吸血すればいいし、私がされるならばジェフでもカレルでも、騎士がいないことが完全に決まるのだから好きな方を仮死状態にすればいい。
[仕事は終わったというように椅子へと。]
[イドでギィの様子を垣間見、その口を開くのを迷うことはないのにと思う。
貴方にとって、私はそんなにきっと重要な存在ではもう、ないのだから]
戻った
あんたとカレルには悪いが、騎士を抜けた利点を活かして
ジェフロイ襲撃したいんだがどうだろう
しばらく、赤は切っておく
[ソファに腰を掛け、ワインを楽しみながら声をかけた]
欲張り、最高じゃねェか
楽しんできてくれ
こっちでフォローしておくと、
カレルの騙りはすげェと思ってる
狂ってる鑑定師ならこう動けって話じゃねェからな
俺がブランとしてどう考えるかって考えたら、
普通にカレルが真だと思ったってだけだ
[と、ポツリ漏らして]
[勝つためにかわいいかわいい後輩を利用するほどではない、と思いかけてディークのことを思い出す
あぁ自業自得。ここで彼にそう思われても仕方のないこと。そしてそれが本当となる。]
[敬愛、しているならどうしてがっかりさせた。
どうして私が純粋に君を思ってると信じてくれなかった
そんな身勝手な想いばかりが渦巻く]
[何が変わろうとも、私はジェフを愛しているし、彼との距離は変わらない。
要らぬといったのは本当に要らないから。ただのお願い。君が私の幸せを望むならどうか関わらないでくれと]
ふぅむ、複雑なんだな……
[リエヴルの独白を、聞くとは無しに耳に入れ]
――……ジェフロイは明日、
あんたと一緒に俺があっちへ送ってやる
[に、と歪んだ笑みを浮かべ。
口元の牙が鈍く光った]
だが、互いに仮死状態になるわけだからな
目覚めるかどうかは、知らん
……あいつの最後に、伝えたい言葉はあるか?
すまない、迷惑をかけるね、オズ
[ある程度の権利をオズに譲ってやる。ただ神のみがもつ鑑定能力に近いものはどうしても彼に移してやれなかった。]
ジェフの最後に、か。ならばすまない、と。
[色々と彼には辛い思いをさせた。それを望んだのは私だから。]
何謝ってんだ
あんたは何も、間違っちゃいねェよ
まァ、らしいっちゃらしいか――…
[自らを責め、傷付け足を損なった、と。
そう、イドが伝えてきたのだったか。
そうしてリエヴルから、赤の世界を司る力が分け与えられる。
マエストロの様に、手を振り、
ソファーに豪華なクッションを追加してみた。
ぼふり、そのクッションへと寄りかかり]
下手に俺が偽りの鑑定師として名乗り出てたら、
今頃二人共首がしまってた可能性がデカイ
クレステッドが騎士だって事も大当たりだったしな
さすがは赤の神
胸張って良いと思うぜ?
――……ジェフロイへの伝言、承った。
確かに伝えとく。
[寂しくなるなんて思ってねーからな、と、言い捨て、
ふて寝した*]
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