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[それもその筈。
アー何とかの一番のお気に入りである、ローゼンハイムが強制お見舞いに行かされた事が通信機から情報が入ってきたのだから。
しかも、睡眠薬9シートも飲んでODをしてしまい、病院に運ばれて治療を受けている、と聞いたなら、これを哀れざる得なかった。]
……なぁセンセ、しばらくはセンセにおつまみ作って貰いたいんやけど、あきまへんかえ?
[ぽつり、と通信機を通しながら、そんなお願いをしてしまう。
他の人から聞かれてしまうのだが、それよりか、そうねだってしまうのは何故か*]
ー翌日ー
[昨日の料理を堪能し、心地が良い酔いを味わえる位に酒を飲み、ヴェルザンディと他のみんなと談笑してたのだろうか。
それはどうであろうと、その日は床に付くまで楽しく過ごせたのは間違いなかった。
次の日の朝食を終えた辺りに、こっそりと通信機を使ってヴェルザンディに誘いをしようと。]
ちょっと、中庭辺りで……お茶でも飲みまひょか。
[通信機を使って誘うのは、公私混同になりかねないのだが、皆に聞かれるのに抵抗があったので、ついついそれを使って彼女を誘ってみたが、果たして応じてくれるかどうか。]
ええ、構いませんよ?
私で良かったら。
[他の面々も居るからか、通信機越しに聞こえてきた声に。
ニコニコと笑顔を返す。
今回のゴタゴタが片付けば、旅芸人の仕事に戻るのだろうから、それまでの間だと思えば。
何故か寂しく感じた]
― 朝食後 ―
[通信機越しに声を掛けられたのは、厨房に椅子とテーブルを用意して他の面々も一緒に朝食を取り、片づけをしていた頃だったか。
それとも、ヒヨちゃんと一緒に部屋に戻った後だったか]
あら…良いですね。
今日も天気が良いですし。
[掛けられた言葉に、思わず笑顔が浮かぶ。
たしか中庭には、テーブルとベンチのある四阿があったはずだ。
そこで飲むお茶は、緑茶が良いだろうか、紅茶が良いだろうか、烏龍茶が良いだろうか]
[自警団員を見送った後、カフスを弄り軍司令部へアクセスを取ってみる。
その会話はヴェルザンディや病院側に聞こえるかどうかは不明。
されど、これから話す内容を聞かれる事に抵抗は無い様子。]
本部、コチラはクレメンスどす。
魔力貯蔵量が多いマジックアイテムを一つ支給して貰えまへんでっしゃろか?
えぇ、時間が掛かる事は承知の上どすえ。
されど、出来るだけ早めに支給して頂けると助かります。
[軍本部から了承の旨を聞いたならば、通信を切って通常の状態へ戻すだろう。]
わかりました。
それじゃあ、お茶の用意をして先に行っていますね。
[一旦部屋に戻りたい、というクレメンスに。
理由は尋ねず、そう頷いて、烏龍茶と饅頭セットを持って厨房を出た。
廊下に出れば、待っていたヒヨちゃん(チョコ○らしい)がキュイッ!と声を上げて、小さな翼をパタパタさせるのが可愛らしい]
ヒヨちゃん、中庭にお散歩に行きましょうか。
[ひよこだからヒヨちゃん、という安直な名前をつけていたが。
チョ○ボだと分かった以上、チョコとかボコとかいう名前に変更するべきだろうか。
でも、すっかり『ヒヨちゃん』はボクの名前! と思っている様子の雛鳥を、今更他の名前で呼ぶのも混乱させそうなので、やめておいた]
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