
469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜
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[殿軍を務めると言ったヨセフから、状況報告を求めるコエが届く。
よかった、まだ生きている。
だが、魔将シメオンがいる限り、どうあがいても敵の数は削り切れまい。
キリのない戦いだ。]
撤退支援の援軍が砦を出た。
敵を押しとどめるのも充分だろう、そろそろ退却を。
負傷者の受け入れ態勢も整えておく。
とはいえ、薬がもったいないから、できるだけ無事に戻れ。
[どうしてもそんな言い方をしてしまうけど、ロー・シェンのことともども、気にかけているのはだだ漏れか。]
(*31) 2017/02/02(Thu) 10:17:13
[声を送り、ポータルについて注意しておく。]
砦の前方に置く門はトラップだ。
帰還は別の門から頼む。
(*32) 2017/02/02(Thu) 10:22:12
― 5年前 ―
[ 皇太子が銀の月揮う娘に命を攫われた後、王国の中枢は、まさに蜂の巣を突ついたような騒ぎとなった ]
ヨセフ...良く来てくれました。
[ そんな混乱の中でも、なんとか滞りなく執り行われる事と成った皇太子の葬儀の前日、参列者として訪れた隣国の将軍に再会した男は、ひどく張りつめて見えたろう ]
丁度良かった、今から兄上に最後の別れをしに行く所です、出来れば一緒に来て頂けませんか?
[ 何故、今から?と問われれば、寂しげな笑みが、男の顔に浮かぶ ]
(*33) 2017/02/02(Thu) 10:45:00
俺は、葬儀には参列出来ないので...資格はある、と言われましたが、下手をするとクーデターが起こりかねないそうです。
[ 王権を巡る混乱は、すでに争いに発展しかけていて、事実上の皇太子候補である男の周りには、取り入ろうとする者と、排斥しようと動く者、遂には抹殺を計る者までが群がる事態となっている、とは、ヨセフにも察せられただろうか。
だが、当然のように、そんな動きは、男自身の心とは、何の関係もないものだった ]
俺は......兄上を護れませんでした。
[ 遺体の戻らなかった皇太子の棺には、急遽こしらえ上げられた、木彫りの彫像が置かれていた。その彫像の面影を切なく見つめ、男はぽつ、と言葉を落とす。
あの日から、幾度となく、苦い後悔と共に、繰り返した言葉 ]
(*34) 2017/02/02(Thu) 10:47:22
力も、心も…俺には、足りない…!
[ そこにあるのは、哀しみを覆い隠す程の怒り、何よりも自分自身の無力への。
ぽたり、と、彫像の上に、溢れたひと雫が落ちて、男はハッとしたように、片手で目元を覆う ]
すみません…ヨセフ、みっともないですね。俺がしっかりしなければいけないっていのに。
(*35) 2017/02/02(Thu) 10:49:41
[ 声が震えぬように、こみ上げる想いを呑み込んで、男は、もう1人の兄とも慕う相手になんとか笑顔を見せた ]
ありがとうございます…ヨセフ…誰よりも兄上の心を理解してくれていたのは貴方だ。
貴方がここにいらしてくれたら…兄上の魂も迷わない。きっと……そんな気がするんです。**
(*36) 2017/02/02(Thu) 10:50:58
[コエでの呼びかけに応じるコエ>>*31。
先行したディークは砦に到達したらしい。
援軍が砦を出たと聞いて、男は短く息を吐いた]
承知した、負傷者を優先して下げさせる。
[手際の良い差配は感心し得るところ。
流石は軍学校の成績優秀者というところか。
それも現場で力を発揮するタイプと見える。
仕掛けに対する忠告>>*32にも是を返し、男は意識を眼前へと向けた]
(*37) 2017/02/02(Thu) 18:47:53
[ 必ず戻れ、というヨセフのコエも、砦を護る手筈を着々と整えるディークのコエも、男には届いている。
応えねば、案じさせるばかりだとは、判っていても、その余裕も、応える言葉も見つからなかった ]
[ 今、自分は、皇子でも、人の世を護る指揮官でもなく、ただ1人の男として、目前の魔将と闘っている。
それは、きっと、正道ではないだろう。
けれど、男にとっては、譲れぬ正義だった ]
(*38) 2017/02/02(Thu) 20:21:41
グリフォン借りるぞ。
こいつの名前、なんていうんだ?
[ロー・シェンに送る声は唐突なものだったが、
すぐに行く、死ぬんじゃないぞ、と素直に言えない男なりの鼓舞だった。]
(*39) 2017/02/02(Thu) 21:59:48
― 5年前 ―
[皇太子であった親友の死はレオヴィル王国に混乱を齎した。
その最中、男は葬儀に参加すべく隣国を訪れる。
ロー・シェンにも会うために葬儀の期日より早く到着した男は、葬儀の前日に彼と再会した>>*33。
久々に目にした彼は今までに無く気を張り詰めているように見えた]
今からか?
葬儀は明日だろう。
[当然のようにロー・シェンも葬儀に参加するのだろうと思っていたため、その言葉に男は疑問を投げた。
返ったのは寂しげな笑み]
(*40) 2017/02/02(Thu) 22:23:28
……そうか、もはやそこまで。
[ロー・シェンの想いとは別に、己の利を求め彼に近付く者が思いの外多いらしい>>*34。
彼の生い立ちも関わっているのだろう、野心溢れる者達には格好の機会と言うわけだ。
男も少なからず体験したことのある事柄だ]
同行しよう。
[願いを受け入れ、男はロー・シェンと共に親友を弔うために作られた棺と彫像がある場所へと赴く]
(*41) 2017/02/02(Thu) 22:23:39
[彫像を見詰め呟かれる言葉には深い後悔が滲む。
護衛官として傍に在っての出来事。
ロー・シェンは何度自分を責めただろう]
──…ロシェ、
[堪えていたものが、抱えていたものがロー・シェンから零れ落ちる。
それを見て、男はロー・シェン>>*35の頭に手を伸ばし、片手で目元を覆う彼を自分の肩口に引き寄せた。
ロー・シェンの額を自分の肩に乗せるようにし、何度か彼の頭を軽く叩く。
男自身の視線は親友の彫像へと向いていた]
(*42) 2017/02/02(Thu) 22:23:51
…今だけは、心のままに在れ。
私の前で取り繕う必要は無い。
[溜め込んではいけない、と。
吐き出し足りないものがあるならば受け止めようと囁く]
君がテディを護りたかったように、テディも君を護りたかったはずだ。
彼はきっと、後悔などしていない。
だがそうして君が自分を責め続けてしまうなら、テディは君を心配して彷徨ってしまうぞ。
[語りかけながら、もう一度ロー・シェンの頭をぽんと叩いた]
(*43) 2017/02/02(Thu) 22:24:02
──力も心も足りぬと思うなら、これからつけていけ。
己が目指す道を突き進めるだけのものを身につけていけ。
それがテディへの弔いになる。
きっと、テディもそれを望んでいる。
[言い切り、最後に男はロー・シェンの肩を一度叩いた。
男の言葉を聞いた彼はそれをどう受け止めたか。
顔を上げたロー・シェンは男に心配をかけないようにと笑みを浮かべていた>>*36]
(*44) 2017/02/02(Thu) 22:24:16
ならば私は標となろう。
親友が安心して往けるように。
[親友の弟の支えとなろう**]
(*45) 2017/02/02(Thu) 22:24:31
(*46) 2017/02/02(Thu) 22:37:21
[ 駆け出す刹那、届く声>>*39瘴気に侵された息苦しさが、その声音の軽さにつられて晴れるような ]
......アウロラだ。
[ 皇子自身の名の一部と同じ音を持つ、暁の女神の名を、短く告げたのは、口に出来ぬ礼の代わり ]
(*47) 2017/02/02(Thu) 22:39:33
アウロラか、承知した。
[応えのあったことに、ほっとしている自分がいる。
ロー・シェンに力を送り続けようとするごとく、続けた。]
(*48) 2017/02/02(Thu) 22:51:48
先程の宿題だが──
一度でも、”城”の中に入った者を見つけることができれば、一緒に魔法で"飛ぶ"ことが可能かもしれないぞ。
残念だが、俺は行ったことがない。
おまえ、捕まってみる?
[作った軽妙さは、そこで、ふと途切れた。]
(*49) 2017/02/02(Thu) 22:53:04
[ヨセフ>>*25には、さてなんてお返事しようと考えている間に
別のコエ>>*31が報告のお勤めを果たしてくれた。
あちらさんは既に砦に到達しているようだ。
有能そうな気配がする。
…ちなみにこのコエについて、
仕様説明>>16は聞いたものの、実際に誰と誰が繋がっているかまでを教えてもらう余裕がなく、聞き損ねていた。
貴重な魔法なのだから使うのは偉いヒト――となると
おそらく知らない声のひとりは皇子サマなのだろうと推測がつく。
だがもうひとり……]
(『やけにディークにそっくりよね』)
(いやいや、まっさかあ。親戚か他人の空似だよ)
[ユーリエ姫殺害の件で逮捕されたディークが、その王族と貴重な繋がりを持っているなど冗談でも想像できなかった]
(*50) 2017/02/02(Thu) 23:12:48
[なお、その後続いた情報には、長い耳がぴんぴんと反応していた>>*32。
傍に誰も居なくてよかった]
(*51) 2017/02/02(Thu) 23:13:36
― 5年前 ―
[ 堪え切れず落としてしまった本音を、兄の親友は、静かに受け止め、宥めるように、引き寄せられた男の頭に暖かな手が触れる。>>*42
止めようとした涙が、その温もりに促されるように滲み出て、ヨセフの肩を濡らした ]
......
[ 今だけは、と、落とされる言葉に、唇を噛んだまま、ただ頷く。それでも、これ以上泣いてはいられない、と、やがて顔を上げ ]
ありがとうございます...ヨセフ。
[ 口にすれば決して違えられぬ騎士の約定...その清廉にして、真情に溢れた言葉に、深く頭を下げた** ]
(*52) 2017/02/02(Thu) 23:36:01
(*53) 2017/02/02(Thu) 23:42:12
っ、 魔王だと!?
[伝え聞こえるロー・シェンのコエ>>*53。
従者から威容を誇る存在は聞いていたが、それが魔王であるとまでは繋がってはおらず
近くに潰すべき相手が居ることに歯噛みした。
男は今、赤紅に阻まれ近付けずにいる]
(*54) 2017/02/02(Thu) 23:54:36
ディー...ク...
......ヨセフ、を、ここ、から......
お前も......気を......つけ...
(*55) 2017/02/02(Thu) 23:56:11
...ヨセ、フ...
退いて、ください......
俺は、必ず......
[ 戻る、と、言う言葉は、コエにはならず ]
(*56) 2017/02/02(Thu) 23:59:16
…えっとね、疲れたり怪我してるヒトたちの砦の移動も順調だよ。
『もうそろそろ着くと思うわ』
[遅ればせながらヨセフに報告する。
嘘は言っていない。
着くの主語に自分たちが入っていないだけで。]
(*57) 2017/02/03(Fri) 00:15:21
おまえには、背負うべきものがあるだろうがっ
俺を捨てて、 ゆくな…っ!
(*58) 2017/02/03(Fri) 00:23:17
[ これは、死の闇だ、と、どこかで、己の一部が囁く ]
[ 沈み切れば二度とは戻れぬ、と ]
...俺は、諦めない...決して.........
[闇の中、意識を失い、それでもコエはまだ、諦めぬと響く ]
[ それは、男がまだその存在すら知らぬ、双子のエルフの元へも届いたろう ]
(*59) 2017/02/03(Fri) 00:26:14
ヨセフ......
ディーク......
[ 最後に落ちるのは、想いを込めた、呼び声** ]
(*60) 2017/02/03(Fri) 00:29:37
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