情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[おや?緑の子よ。それは一体何ですか?
その胸のポケットから音が出ているものは……いつの間に?]
あ、あれ。なんだこれ。
もーしもーし?
もしかして、イエロー?
あのさー、お土産の袋の中にタッパー一緒に入れないでよ!?
皆さんに見つからないように引っこ抜くの、大変だったんだよ!
持って帰れそうなものは、ちゃんとお伺いしてからね。
[あの、ちょっと、仲間の通信機だと断定するには早いのでは……
通信機の向こうの人、すみませんねぇ。勘違いしちゃっているようです。]
そーだよそーだよ、……じゃあなんで子守って言ったの!?
[こくりこくりと二回頷いた後、ばっと顔をメルヒオルのいる方向へと向ける。〜ヒロインらしからぬ表情を添えて〜]
確かに人増えたらそれでも楽しそうだけど、二人でも私は十分楽しいよー。
どの作品でも、二人の秘密ってのはもえるものだってピンクも言ってた!
[二重の意味で。]
……残念ながら黄色要素は俺にもこいつにも無いな。
[緑の言葉が切れた後、喉奥でくつり笑う男の声。
敢えて明確に指摘はしない、説明もしない。その方が面白いと思ったからだ。]
ほあっ!?
[とかなんとか言ってたら、噂をすればなんとやらぱーとつーです。]
あーごめんやん。でもうまいもんようけあるんやろー?
[自分の知る限りのイエローさんの声真似のつもり。
だが口調でぶち壊しであった。]
二人の秘密は終わりのようだな?
[残念な物真似には触れないことにして、この会話の中唯一のヒロインへ少しのからかいを乗せた声。]
どうしてって、俺がお前に渡したからさ。
[それから随分勘違いしてる彼に、いい加減種明かしをしてやろうと。]
……ぷふっ
大丈夫やで、合っとるで。
間ごうてへんて。
おーおー見つかったかぁ!
[中途半端なモノマネは続けたまま、くすくすと笑い。]
そうだね、ひとり増えたから三人の秘密かな?
さんにっんならっ背中を合わせて♪ってね。
[からかいに返すのは、相変わらずの明るい声。]
あら、本当だ。
これ僕達の通信機じゃない……!
後、サシャさんのものまね、お上手ですよ。
後もうちょっとで間違える所でした、危ない危ない。
[ポケットに入っていた通信機を確かめると、確かに
四季戦隊のものとは違います。
なぁるほど、さっきお近付きになった時に入れたんですね。]
え、えぇー……
いいんですか、秘密って僕が入っても。
楽しそうですけども。
[それから、二人の秘密と聞いてしまうと
あらあら……慌てて確認なんてしちゃうんですよ。]
にひひっやったぁ!
ヒロインのモノマネは密かに練習してるんやで!
[褒められると素直に嬉しそうな声。声だけでなく、顔にも明るい笑顔が浮かべられています。]
いーよー!気づくかなー気づくかなー?ってのが秘密その一、
お揃いの通信機持ってるのが秘密その二なのだ!
[二人の秘密、がピンクの言うロマンだけども、
まぁ何人であれヒソヒソおはなしというのは楽しいものです。
若干一名うるさいのはご愛嬌。]
気付くのが遅いぞ、ヒーロー
[くつりくつり、愉しげな男はある意味若い緑を気に入っているのだろう。
…それが彼にとって良いことかは、さておき。]
こいつの相手をしてくれるなら、歓迎したいぐらいだね。
[遠慮した様子には、賑やかな少女に続いてそう返す。]
今度イエローに通信して、驚かせてやりましょう!
もう、こんな失礼な事して恥ずかしいったら……タッパーなんて。
[鞄の中に突っ込んだタッパーがコンニチハとかしてます。
それに対する仕返しでしょうか、サシャにそんな提案を
投げ掛けてみるんですよ。
嬉しそうな気配が通信機越しでも伝わってきます。
釣られて緑の子もにっこり、です。]
でも、秘密の。
お二人がお揃いの通信機を持っていたってのは
然程驚かないかな……。
サシャさんとなら皆色んなお話が出来ると思いますし。
[人との壁を作らない人のようですものね、彼女。]
お、いいですねー。
ウチ、イエロー二号!今グリーンの頭上におるで!
天井は眺めええわぁ。
[ちょっぴりあくどい笑顔は、もらった福袋でうまいこと隠しています。
望遠鏡を弄るカチャカチャという音も、マイクが少しばかり拾っているよう。]
いやーでもねーメルヒオルさんねーうるさかったら切るって言ってくるんだよー。
切らずにいてくれてるから優しいって思うけど!
ヒロインは塩も平気なくらいがちょうど良いってばっちゃ言ってたべ。
……共有!
[マイク越しでも伝わりそうなほどに目を輝かせて、がんばって小声でうなずきます。秘密とか共有とかには、弱かった。]
まあ、そういうことになるんだろうな。
だが……お前は気になるのだろう?
[ヒーローであることを否定はしないが
含みのある言葉。何のことだか彼は分かるだろうか。]
サシャ、余計なことを言うなら本気で切るぞ。
ただでさえ切り替えが面倒なんだ。
[そう言う男へもし視線を向けたなら
二人が持つものと違う形の通信機を手にしていると、気付くことだろう。]
そういえば、スタッフさんいろんな通信機持ってたなぁ……
これは もしかして
いたるところでヒーローたちの密談が……?
アッヤバイLIN●荒れる
相手さんも通信機の使い分け大変そうだなぁ
しかし、困った
ヒーローの密談とかピンクあたりが荒れそうだ……
アッ通知ヤバイ
[ひっきりなしになる通知音、さっきオンに戻してたの忘れてたね。]
でも、たまに本屋さんとかで見るよ。
俺がナントカピンク!?とか、男の人が魔法少女とか。
ピンクに見ちゃダメ!って言われてるから中身見たことはないけど。
需要はありそう>女装ヒーロー
……
[何も言わない。
自分もそういったものを見掛けたことはあるとは、口に出す気分ではなかった。]
……これだから女は理解出来ん。
[頭の上にまた頭。>>*19
聞き覚えのある口調が通信機にも、直に耳にも届いて
なんだかくすぐったいですね。]
あぇ、メルヒオルさんそれはつれないです。
い、色々と気にはなったりしますけれど、やっぱり
気にしたままじゃいけないと思うんです!
ですから、これを機に、メルヒオルさんの事を知りたいですし
三人で何か一緒にやるというのも楽しいのではないかと。
[サシャとの通信を切る、という話と
緑の子がメルヒオルの事を気にしている>>*22という二つの話へと
合わせて返します。
確かに、見えない壁で隔てたままではいけませんよね。
頑張りましょう、緑の子よ。]
あれっ、女装ヒーローは一定の層には人気ありますよね。
意外と似合う、だとかで……。
[直前までの真剣な話が台無しですよ緑の子よ。
もう一つの通信機ととっかえひっかえして、話に割り込みます。]
つまりお前はこんなのに歩み寄ろうと頑張っているわけだ。
見上げた精神だね、真似できやしない。
[嘆息の後、ぼそりと呟く]
ヒーローって奴は、やっぱりどこか似ているのだろうな。
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新