情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[大丈夫、まだわかる。レンの気を近くに感じる]
けどっ、何千年後にでもさ・・・
「こんなのいったやついたな」くらいでもいいから
覚えられたら それで勝ち だろ?
俺なら俺なりの考えをいうし
紺野は紺野なりになんかいうんじゃないの
あんたが、どんな奴が自分の従華してるか、興味もったらさ・・・。
[こんなの話している間にも、冷気は強まる気がする。
氷華が新しく力を生んでいる気配はない、けど冷気は強くなってる]
[凍えそうだ、次に全力をぶっぱなさないと危険だ]
こいよ、氷華・・・。
こんな寒さじゃ、まだ足りねえって・・・。
[ガチャ、と再び機構を弄り、柊の華神へ紅蓮の銃を向けた**]
[こちらも手傷を負ったが、ハルトもまた負傷し、冷気によりあからさまに体力を奪われてもいた>>*59。
千年の冬を齎した神の力を継ぎし者、如何なる術よりも純粋なる冷気こそが、最大の武器となろうか]
[寒さのせいか朦朧となりつつも、ハルトはまだ言葉を返す>>*60。
まとまりのなくなりつつある言葉で、それでも訴え続けようとしていた]
――ふん。とんだ望みであるな。
神と言っても所詮は異界の存在。
その記憶に残ることに、何の価値がある。
[従華の任を解かれれば加護を受けられるでもなく、覚えめでたいことになんの利点がある訳でもない。
情緒を解さず、実利のことしか考えぬ氷神には理解出来ぬこと]
[だが、紺野――護花の名が出された時。
ふと隷属させる前の、気丈に立ち向かう少女の顔が思い出された]
強がりもそこまでにしておくがよい。
[体のあちこちを赤く染め、逆に肌色は青白い。
そのような状態でなお、ハルトは真正面からこちらへ銃口向ける>>*62]
――終わらせるには良い頃合いか。
[氷華は二人の周囲を包む結界を解いた。
歪な柊はバラバラと地に落ち、余剰の冷気は望み通りハルトの身に纏わりつく。
その風の動きを追うように、落ちた柊葉もまた集い、成長する巨大な結晶となって、ハルトの足を地へ縛るべく伸びる]
[そして彼の頭上には無数の氷柱が、城の装飾照明にも似て、切っ先を真下に向けつつ整然と出現し始めていた**]
[氷華が従華たる娘に何を為したか、その予想はおぼろげながらついている。>>*56だから、柊の護花が花神の言葉にも、浮かべた笑みにも反応しなかったことは、不思議とは思わなかった。そも反応を引き出そうとしてのことでもない]
まこと寒々しい…
[螺旋を描いて凍った地面の上を滑り、護花へと視線を向けながら、花神は何度目かの吐息を零す]
リーン…
[蓮鈴は鳴り続け、それに応じるように、凍りつきつつある水面が揺れる。氷塊を溶かした陽光と同じ光がちらちらと、氷の下にも揺れているのに、護花は気付いたか?]
リーン…
[湖面に触れず滑空しつつ、跳ねる水飛沫を凍り付かせて迫る柊の護花の姿は、皮肉なことに、小さく白い花を湖面に咲かせつつ舞う、花精にも似ていた]
花は散りゆき 花は咲く
冬は巡りて 春となる
[花神を追って地面を穿つ氷の矢、そして更に四つの矢を連れて、正面より神に挑みし柊の護花、それらを全て意識の内に収めながら、花神は蓮鈴の音に合わせるように言霊を紡ぐ。
己を散らそうとする少女に>>*57聞かせようとするのではなく]
リーン…!
[回転する鋭い穂先が、花神の胸を貫こうと突き出されれば、花神は僅かに身を捻っただけで、敢えてその左肩を貫かせる]
[痛みはヒトとは違う形で訪れる、それは氷の刃に身を凍てつかされる昏い苦痛。だが、その苦痛に耐え、花神は己の身を貫いた槍斧を掴み、凄絶なる笑みを浮かべてみせた]
…幾度、散り往けど、再び三たび、花は無限に開こうぞ。
[その身に紅き血が流れぬのは氷華と同様、ただしこぼれ落ちるのは、透明な水そのもの。
ただ神の命の源なる、その水は、氷の穂先をもってしても凍てつくことなく滴って、宙に飛び]
其方も、ひとたび散れば、また咲くか?…凍てつきし娘よ。
[無数の、小さな水刃に変じると、柊の護花に向かって四方八方から殺到する**]
[周囲を包む空気が、冷気が変わった――]
(きた……)
[風が吹雪が、俺を氷像にする様に纏わりついてくる。
足が凍り付いて動かない、霜が纏わりついて身体が重い。
頭上に浮かぶ無数のツララが、俺を串刺しにするために並びだしてる]
[俺は冷えていく、赤色の銃は凍らない]
(後すこし、後数秒・・・
こいつが動いた瞬間に、ぶっぱなす・・・)
[いや、ふつふつと漏れてる。
いつ心臓麻痺をおこしても納得できそうな寒さ、凍りついた足に感覚なんてない。
正直キツい。
だけど赤色の銃を強く構える両腕だけが凍りつかずに、溶ける霜が淡い吐息をはきだす。
けど負けたくない…!**]
[ハルトは急いての一撃はせず、待ちの姿勢。
凍れる音のみが響く、短い静止。
その時、氷華の意識は舞台の対岸に、高まる花神の力を感じた>>*67]
[再び視線をハルト>>*68へ戻す。
凍てつく風に身を凍らされ、勝敗が決するは目前と見えていた。
しかし、その銃と構える腕はまだ凍り付いてはおらず。
その眼差しには、勝負を諦めぬ意志が宿っていた>>*69]
――そなたの主が、真に王華に相応しいと思っているのなら。
[ざ、と氷華はハルト向け、正面から一歩を踏み出す]
その魔弾にて私を穿ってみせよ!
[周囲に吹雪渦巻かせ、氷華は細剣握る右手を合図の如く振り上げる。
頭上で豪奢な装飾の如く成長した氷柱の束は、ハルトへ向け一斉に落下する*]
[ピキピキ、キィ… 氷の音が足元から周囲から響く。
高まる氷華の力、冬の色、時間さえ止める柊の花弁。
心も命も凍えるほどに寒いはずなのに。
暖かい、熱い、熱の力がわきあがる。
冬にも負けずに芽を出す春の先
蛍が舞い、水面が一斉に輝きだす程の太陽の猛暑を思わせる夏の色]
[ハラり… と蓮の花弁が舞いだした]
俺がレンの
[ハラりハラりと、極寒の吹雪に咲き誇る蓮の花は、凍りつかない]
なら……全力で助けてやんのがケジメって奴だよっ!!
[塗装の様に、俺の銃を覆い包む赤色の蓮花は、燃え上がりながらも咲き誇る!]
[冬の氷河の上に咲く、大輪の紅蓮の華だ。
俺が使える夏の陽射し全部を温存してぶっぱなす、最大火力]
冬をこえたら太陽がでてくる。
暖かい太陽を浴びたら、命がまた顔をだす!
陽射しの温もりと一緒に、花はまた咲く!
[渦を巻く様に、俺を中心に紅蓮の華が花弁をひろげていく。
熱量が高まる、冬の冷気に抗いだす陽射しの温もり
唯ひとひら、氷に刻まれた様に赤色の花弁のかけた赤い蓮>>*36
かまえる銃の色は黒く、銃口の先でまた小さな紅蓮が華を広げる。
頭上には氷河の束、凍てつく世界が俺ひとりに牙を向いて。
――――今だっ!]
[俺の全開、夏の大輪、太陽より眩しく――
[サン、と輝く太陽の様に、派手な轟音で紅蓮の華が燃え盛った。
銃口から爆弾の様に熱風が吹き荒れて、冬の暴力とせめぎあう。
凍てつく冬の柊を融かす様に、酷暑の弾丸が柊の氷華を融かしに向かうだろう。
周囲の景色が白い霧につつまれる。視界すべて奪う水蒸気]
[全身を貫く冬が、どこともしれずに凍えさせてしまう様な感覚。
耐えて耐え続けて、そして氷華の全開とぶつかりあう夏の全力。
永久に続く様な冬の領域を融かしつくそうというほどの暖かさで。
目の前も確認できない中、氷華を襲う熱弾がどうなったかも理解できないまま。
身体中を襲う強烈な浮遊感、水蒸気が晴れていくとき。
熱と氷の巨大な衝突で生じた上昇気流に、俺の身体が飲み込まれて…*]
[氷結した湖面の下に陽光の光が朧な光となって在る>>*65ならば、護花も気付こう。
氷の下ならば幻想的な光を氷雪の世界に、下から投げかけていただろうか。
護花の一撃が、蓮魔の肩を抉れば>>*66>>*67、人の身ならば大砲よりも尚強い衝撃を受けたろうが、流石は
同時に飛翔した四つの氷の矢は捻じくれ、蓮魔の額・下腹部・両の肩へと、槍斧の一撃と同時に着弾しただろうが、
ハァッ!!!
[掴んだ手を意に留めず、槍斧の穂先を肩に突き刺した侭、蓮魔の体を槍斧で持ち上げ、270度回転させ地に叩きつけ串刺しにしようとする。
小さな水刃による負傷よりも、蓮魔への強い一撃を優先した。*]
[蓮の花弁が舞う、そこから生じるのは夏の陽射しを思わせる熱>>*73]
相棒だから?
[問い掛けに返る答えを受け、ぽつりと呟き瞑目する]
――そうか。
[再び目を開けば、咲き誇る紅蓮の花が眼に映る>>*74]
やはり、冬には――
[その先の言葉は、空気を切り裂き落ちる氷柱の音に阻まれて、誰にも届かない]
[氷華の周囲に、ひらひらと柊葉が舞う。
相手を傷付けるためでなく、その冷気にて術者の身を守るために。
しかしそれらは、抗うような陽射しの熱量受け、次々に解けては消えていく]
まこと、……暑苦しき力よ。
[轟音と共に開く紅蓮の華>>*75。
水が再び氷となり氷神の支配下に置かれる速度を、その熱はついに凌駕しつつあった。
爆発的な水蒸気が視界全てを白く染め、彼我の姿は見えなくなる。
強烈な上昇気流が、白い外套を激しくはためかせ――*]
[槍斧と共に、花神を襲った氷の矢、額を狙った一矢だけは、身体を捻った時に逸れたが、他の三矢は、両肩と、下腹部を僅かに逸れて、脇腹へと突き刺さり、そこからも透明な命の水を白き地に滴らせる。
柊の護花は、八方から肌を切り裂く水刃の痛みも感じぬように、そのまま、花神の身体を持ち上げんと槍斧を振り上げた]
くああっ!
[ 肩に食い込む槍斧の齎す苦痛に、花神は苦悶の呻きを漏らしたが、次の瞬間 ]
リーン
[蓮鈴の音と共に、花神の身体はふわりと、まるで羽根のように軽く護花の頭上に持ち上がり、それと、同時、ぴしり、と護花の足元の氷が割れ、そこから、噴水のように、激しく水が噴き上がった]
[水は、凍気に凍らせられるかもしれないが、その時には花神の身体は、水の勢いに持ち上げられて、槍斧を逃れ、護花を高く見下ろす位置に在る]
ほんに異界の女子は力強い。
[両肩と脇腹、に四カ所穿たれた傷口からは、凍らぬ水が流れ続ける。顔歪めて笑う花神の顔色が常より白く見えるのは、白き大地の反射ばかりではないだろうけれど]
[護花は更に花神を追ってはきたか。追われたならば、水の上を滑りつつ、花神は言霊紡ぎつつ錫杖を振る]
リーン
冬は春のための眠り…
リーン
蓮花は冷たき泥の中より芽生え
リーーン…
凍れる水面の下で育ち
リーーーン
やがては…陽光に咲き匂う
[花神の言霊と蓮鈴の音が、凍った水面の下に眠る散りはてた蓮花…その内に抱かれた蜂巣の形の花托に眠る多くの種子に目覚めを促す。
未だ塞がらぬ槍斧の穿った傷から流れ出る命水が、目覚めた種子を更に導き]
リーーーン!
[ピシピシと、氷の割れる音と共に、緑の蓮葉と、蓮花の茎が、勢いよく伸び上がり、氷山のような氷塊にも、白き地を穿つ氷の矢にも、絡み付いていく]
[白き冬に夏花の装いを凝らした蓮花の茎は、更に伸びて、柊の護花をも、その縛めの中に捕らえ飾らんとする]
[幾十も、否、幾百も、間断なく迫り来る緑の縛めを、護花は全て断ち切り、或いは逃れおおせることが叶おうか?]
おいで…
[そして花神が白き手を差し伸べ呼ぶは、護花の刃か、咲く花か*]
[痛みすら凍結し感じない
[四方八方から切り裂く小さな水の刃は、血すら流さずその身を切り裂く。
腕を胸を足を切り裂かれ、躰は無残になり果てながらも動くは、人より変貌した凍った身。
襟元が水刃で裂かれれば、そこに現れたのは、白い徴>>1:222。
柊の花の徴が、鎖骨の下に
[丁度頭上へと持ち上げた瞬間だろうか。
蓮鈴がリーンと鳴り、護花の足元から水が噴き出した。
穂先に感じていた重みは消え、一時水流にて蓮魔の姿は掻き消え、気づいた時には遥か頭上で呼び出した水流を滑るよう移動していた。]
逃すか!
[切り裂かれた傷跡はその侭、最短距離で滑空すれば、
蓮鈴の柔らかき響きの中、言霊が紡がれ氷雪の世界に異郷が現出する。
護花の環境変化の裡より芽生え、咲き乱れる、百花繚乱、
[凍った湖面を罅割れさせ、茎を葉を茂らせる。
それは、蓮魔の命水を得て活気づき、或いは化身ともなっていたか。]
凍れる冬を氷華の名の元に!!!
[其処には激しい攻防があったか。
然し、最後に飛び出たは柊の従華。
乱れ狂う蓮の檻を抜け、左腕は肘辺りで砕け、両の足はそれぞれ、太腿と足首で砕け、それでも止まらぬは護花。]
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新