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………ぁっ
[何か声をかけるべきだと思うが、何を声をかければいいのか解らず、声をかけようとしたがすぐに沈黙してしまうのであった]
……ウェルシュさん、今のは、卑怯です。
[突然名前を呼び捨てにされるので、赤くなった顔を隠すようにそむけてしまう]
…これから、そう呼んでもいいかな?
[小声のままでクスリと笑い、卑怯と言われても何食わぬ顔。]
…卑怯でもいいよ。僕の場合は誠実でさえないかもしれないから。
[チラリと一瞬アリーセでない方を見て。]
アリーセに、は純粋な気持ちである自信があるんだけどな。
[こんな時だというのに、少し混じった苦い笑み。
それは、ここに巣食う罪悪感なのかもしれないと内心で思う。]
も、もちろんです。
びっくりしましたが……嬉しかったです。
[通信機のやり取りだから、小さな声だが、さらに小さな声になってしまう]
っ、そんな事は言わないでください。
ウェルシュさんは、ウェルシュさんなんです。
誠実とかはどうでもいいのです。
ウェルシュさんだから!!
[まくし立てた後、視線が泳ぎ]
もー…私だって…………純粋と言うか好き、ですよ?
……どうでもいい事はないだろうに。好き、なのは僕もだが。
[好きという2文字はどうしても意識してしまうなぁと思いつつ。
基本的に誠実であるべきだと育てられた僕にとって、自分の現状は誠実でない気がして。]
今はお昼作るだろうから…ドジされても困るので、昼食べた後で…ちょっといいかな。
[それだけ言って、一先ず使うのをやめるのだった。]
そうですか?
ウェルシュさんだから、どんなのでもいいのですよ。
[少しだけすねたような口調になるが、好きと言われると、黙ってしまう]
は、ははは、はい。もちろんです。
[気を使ったようだが、果たして何事もなく作り終えるかどうかは神のみぞ知る]
………だ、そうですよ。
[通信機のオフの機能なんて知らない為、ウェルシュが切っていなければ、会話はだだ流れだろう
卑怯だと思いつつも、それだけ告げる]
僕には兎も角、彼女に失礼な気がするが…
[あぁ、なんかしたり顏されている気がする。]
全部バレているのか…アリーセがどう思うかも、正直気掛かりではあるんだけど。
[そう言って数秒スイッチを切って、また繋ぎ直した。]
……?
私ですか?
言いましたよ。ウェルシュさんだったらいいのですよって。
それに――。
[一度言葉を切る。顔を見えないとは良い事だ。
だから声だけは明るく]
好きな人が幸せなら、それが一番なんです。
……その分、頑張らないとな。
[返事まで暫くの時間を要した。
そんな事を言われると思っていなくて。
何て言っていいか、分からなかったから。
アリーセを、そしてきっとリュカさんも。幸せ*に*したいと内心で決心して。]
そろそろご飯みたいだね、向かうかな。
[そう言って、歩き始めたのだった。]
がんばってください。
[何を頑張るのかがよくわからない為、気軽に応援をする]
はい。お待ちしてます。
驚きますからね。
ー出て行く間際か、いつかー
…聞こえているかな。
[唐突に、声をかける。機械越しであるのは微妙なことだろうけど。]
約束を果たす前に、せめてこれ越しでもちゃんと言っておきたくなってね。
…店を訪れているときは、自分よりちょっと年下で可愛い系の店員さんだなぁ、位にしか思ってなかったのだけど…あ、確かに包丁の一件はあったが。
こうやって此処へ来て、アリーセの動作一つ一つに何故か視線が寄せられて。かけてくれる言葉に、心が籠っているのを感じて。
…風呂のときは、本当にドキドキした。背中越しとはいえ、その…ほら、あんな状態だったから。
何処か危なっかしく思うところも、正直もう可愛いって思ってしまってる僕はもう色々とやられている気がする。危険なのは勘弁だけどね。
…何だろ、まだ言葉が足りていない気がするんだけど。取り敢えず。
[ふぅ、と息の音が入るくらい息を吐いて。]
好きだよ…だから、向こうで待ってるから。
[それだけはもう一回、伝えておきたいと思った。]
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