情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
間違いない、中庭にあった吾輩が押してしまったボタンが原因だ。
あの装置は、隠し穴を開けるものだったのか。
[野次馬たちに悟られないよう、小さな声でつぶやく]
吾輩としたことが、やってしまった……
― フロアEへと行く途中 ―
今までだって不思議なことは周りにたくさんあった
私を不思議って言う人もいた
もしも他にも不思議があるなら
知りたい
嫌な予感、その内容は分かっておる。
こうしていられるのも、あと少し。
朝が来れば、吾輩も皆も元に戻ってしまうのだと。
ああ、なんて不幸なのだろうか……!
そう、吾輩はただの展示物……ライオンではないのだよ。
[スノウには聞こえないように、本当の答えを言った]
そうだ……人狼の石がずっとここにあればよいのだ……
さすれば……吾輩たちはいつまでもこうしていられる。
邪魔立てするものは、ここにくるまでに見つけた中庭のものと同じ装置で地下へ閉じ込めてしまえばよい……
[悪い笑みが浮かんだ]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新