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その御言葉こそ、何よりの鼓舞になりましょう。
我が力、とくと御賢覧ください。
[称賛に満ちて、揚がる口角。
丸い耳が武者震いに風を払い。]
[浮かんだ疑念は、一人で抱えておくべきではないと判じた。
一筋の風に私の声を乗せ、主と配下たる彼らへと吹き抜けて]
もしかしたらですが。
この場には、何らかの妨害が施されている可能性があります。
皆様、どうかお気をつけを。
[不要かもしれないし、不敬かもしれないが。
注意を促す言の葉を届けた]
[嗅ぎ慣れた風が傍を吹き抜ける]
妨害、ですか。
小細工がお好きなようですね。
[人のことを言えるのか、と突っ込まれそうなことを言いつつ、イースからの注意を受け止めた]
ただ―――、
お許し頂ければ、俺は、いつ、いかなる時でも。
[ポツ、と漏らした声は独り言に近く。
王の無聊を慰める好敵手と理解して尚、思考を声に変えた。
けれど、その語への返答を期待することなく。**]
――そなたは、それで良い。
[魔獣の独り言めいた声に、魔王はそれのみを答えた。
指令を下すことないまま、魔獣の姿勢を肯定した]
[彼の者に対する自身の思いは、明らかにせぬまま]
以前から思っていのだが。
ローゼ、貴様、些か……、
過保護ではないか?
[神出鬼没のトリックスター。
奇術を操り、ひとを惑わす彼への率直な評。*]
何のことです?
[タイガの問いかけに笑いながら問い返す]
鴉のことでしたら、あの子が勝手に飛んでいっただけのことですよ。
ワタクシと同じで奔放で困ります。
[全く困っていない表情で言うのだから、説得力は皆無だ]
護りは任す。
[対武器戦闘、或いは飛び道具への対処を、魔王は配下らへ大雑把に一任した。
なに、一撃二撃は打ち込まれても、魔王自身の防御力により深手は負うまい――そんな目算もあるが、それが過信でない保証はなかった]
[弓を番え、放たんとしたその時。
>>*9聞こえたのは、短い言。
それは彼の王が存分に力を揮う宣でもあり]
承りました。
[私のすべきを成す時と報せられたともいえる。
故に、こちらも短い言で是を返した**]
心得ました。
[向けられた命>>*9を受けて返す声。
援護はイースが得意だろうから任せるが、その補助はする心算だ**]
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