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ああ、テオドールさん
仲間がいてくれてよかった
と言っても、まだ狼として前に出るつもりは無いけれど
そういえば、メモを掲示板に貼り付けておいた
何か皆への刺激になるかと思ってね
一人は寂しいものな。私も、アルビンくんがいてくれてよかったよ。
ああ、自由に動いてくれていい。私も今のところは、前に出るつもりはないよ。
あの匿名のメモだね。とても素敵な文言だった。
きっと刺激になるよ。ありがとう。
それは嬉しいな
俺とはわからないようにはしていたはずだが
まあ俺と気づかれてもどうにでもなると思っている
殺しは得意だから、任せてくれていい。
ただ、何かあったら俺を殺すことを任せるかもしれないなら、その時は頼むよ
君だとはわからないとは思うが…。
もし気づくものがいたならば、その時はその時、だ。
もちろん、私の正体に気付いた者がいた時もね。
ああ、よろしく頼むよ。殺しは君に任せることとしよう。
…嫌なことを言うんだね。仲間ができて嬉しい、と先ほど言ったばかりなのに。
できれば、そんな状況には至らないよう願うよ。しかし、君が必要だと言うならば…その時は…ふむ。引き受けよう。
仲間がいて嬉しいのは本当だよ
本当に嬉しいし、心強い
だが、俺には愛したものを喰らいたくなる悪癖があってね
滅多に無いようにはしているが、もし喰らいたく無いと思うような人が現れた時は、俺を殺して欲しいと
ふとそう思ったんだよ
…そうか、なるほど。君は…優しいんだね。
わかったよ。君が望むなら、君のために、君を殺そう。
だが、君が仲間で嬉しいと言ったのは、私の本心だ。
だから、その時が訪れるまでは、よろしく頼むよ。
優しいかは、わからないな
現に今こうやってテオに無理を強いている
なるべく俺がヤるようにはするがね
......仲良くしたいのは、本当なんだ
ははは、無理だなんてとんでもない。
気が置けない話ができてこその仲間だろう?私は君とこういう話ができて嬉しいよ。
ああ、わかってるよ。大丈夫だ。
仲良く…殺っていこう。
なんか、そう言われると照れる、気がする
俺も嬉しいが
なんだ、こう
......うまく言えない
お互いに生き残ることができれば良いが
それができずともどちらかは生き残りたいな
言わなくても大丈夫だよ。きっとね。
ああ、そうだね。二人とも生き残れるのが一番いい。
どちらかしか生き残ることができないのは…そんなことを想像したくはないが…
二人とも滅びるよりは、まだいい、な。
できるならば、テオに生き延びて欲しいところだ
俺はあまり良い生き方をしていない
この村の生活は穏やかで気に入っているが
それでもたまに手が疼く
数日前も、衝動のまま動いてしまったしな
おや、私に?
ふうむ…こんなおっさんが長生きするよりは、若い人が…君のような人が、長生きするべきだと思うがなあ。
生き方…ふむ、何かあったかい?ああ、言いたくないなら言わなくていい。おっさんの戯言だと思ってくれ。
数日前のことも、聞きたいな。もちろん、これも無理にとは言わないさ。
数日前、神父様がお出かけになっただけさ、上の方にね
街では殺人事件が多発して、疑われ始めたから逃げて来た。
もちろん偽装工作はしたけれど
街の憲兵達が来たら俺を突き出したら褒賞がもらえるかもしれないぞ
ああ、そういえばそんなこともあったね。
へえ…神父は君が…考えたこともなかったな。事実は小説よりも奇なり、ってね。
街でもなかなかにやんちゃしたみたいだね。
私が?君を?ふふふ、冗談にしては面白くないなあ。
褒章になんて興味ないよ。私はささやかで慎ましやかな生活が送れれば十分さ。
嬉しいことを言ってくれる。
その判断が命取りにならないように祈っておくよ
かくまったりなんかしたらテオにも災禍が降るだろうから、憲兵が来た時にはいかないが
困ったときにはいつでも頼ってくれていいんだがね。
まあ、そのあたりは君自身の判断にお任せするよ。
さて、そろそろ夜も更ける。君はそろそろ食事の時間かな。
私は首が無いから食事はできないが…
今日は薔薇の芳香の中、楽しい時間が過ごせそうだ。
教会の備品に関してはテオに頼りっぱなしだ
この村にいる間は神父の代わりを勤めるつもりだから、品揃えの良い雑貨屋があると助かる
教会の作法や儀式の解説を庶民目線から書いてある本があれば買わせて欲しいな
ローゼンハイムは、そうだな
薔薇の園に埋めてやろう
薔薇の花びらの砂糖漬けはいるか?
土産に作って持っていこう
褒めるのがうまいんだな。おっさんを褒めてもなんも出んぞ?
ふむ、作法や儀式の解説本か。初心者用のようなものだな?わかった、取り寄せておこう。今度、他の備品とともに配達させてもらうよ。
ああ、それがいい。きっと彼もそう望んでいるさ。死を望んでいるかは知らないが。
砂糖漬け?ふむ、じゃあ頼もうかな。あれだけ綺麗な薔薇を使うんだ。美味い砂糖漬けができることだろう。
正直な気持ちだよ
仲間を世辞で褒めるほど落ちぶれちゃいない
実際助かってるんだ
本はよろしく頼む
月に薔薇に、雪が降り始めればさらに美しいだろう
ローゼンハイムは薔薇に関しては天才的だ
ならばその薔薇で作った砂糖漬けも美味しいだろうな
そうか、ならば素直に受け取っておこう。ありがとう。
月に薔薇、そして雪…。そんな美しい風景を見ながら死ねるなんて、ローゼンハイムは幸せだな。
ふふ、美味い砂糖漬け、楽しみだ。
教会に来ればお茶会もするから、配達の時にでもぜひゆっくりしてくれたら嬉しい
人と話すのは好きでね
今教会にいる少女の気晴らしにもなるだろう
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