人狼物語−薔薇の下国


176 ねぼすけ狼とうさぎさんの黒い森

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【赤】 流民 ロー・シェン

[夢を見ていた。

ひとり、留守番を任せれる夢だ。


父と母と、それから兄は
『ローがいるなら大丈夫よね』といって、仕事に向かった。


また、独り。
――ひとりぼっちは、いやなのに]

(*0) 2014/04/14(Mon) 05:57:59

【赤】 流民 ロー・シェン

―???―

[寂しい、寒い、辛い。

負の感情の増幅に、褐色のうさぎは頭を抱えて外へ逃れた。

――ひとりにしないで、怖い。

幼少期の記憶の残滓、
心の奥底にたまるコールタールのような
ねっとりした黒い何かを、朝の嵐が掻き混ぜて、]

(*1) 2014/04/14(Mon) 22:05:33

【赤】 流民 ロー・シェン

[代わりに、赤い澱を残していった。

金色の双眸は赤く染まり、鋭く尖った犬歯が舌に触れる。

ああ、これが「おおかみさん」なのだと悟ると同時に
ロー・シェンの意識は黒くシャットダウンした。

陽光を逃れるように滑り入ったほらあなは、
奥で別の穴と繋がっていたようだ。

シェイから4(6x1)メートル離れた箇所で、
赤い瞳がふたつ、瞬いた]

(*2) 2014/04/14(Mon) 22:07:11

【赤】 流民 ロー・シェン

[すん、と鼻先を鳴らす。
とても芳しい芳香に知らず、緩んだ口角から牙が、覗く。

おむすびの香りではない。これは、]

 旨そうな、ウサギの匂いだ。

[はっきりとした口調で笑った。
視線の先、シェイがどう捉えたかは未だ、解らずに居て]

(*3) 2014/04/14(Mon) 22:37:46

【赤】 流民 ロー・シェン

[「来てくれたの?」その言葉に痛みを感じるのは
自分の心ではない、…そう思いたい。

今となっては一輪だけ分けて活けられたチューリップ、
それが彼の存在のようにも思えて眉尻が落ちる。

助けに訪れたわけではなく――
此処に、味見したウサギ達を全員閉じ込めれば
「寂しくなくなる」のだと、赤い澱が告げていたから]

 此処に居た方が、いい。
 村にはオオカミが来るかもしれないって
 今、ローゼンの家で話してる。

(*4) 2014/04/14(Mon) 23:37:44

【赤】 流民 ロー・シェン

[シェイを連れて帰る気は、無かった。
旨そうなウサギの匂いが、狼に取り憑かれた嗅覚を刺激する。
けれど、まだ大丈夫だ。
強く自身を制御し、敢えて何事もなかったかのように
おにぎりを受け取った。
1(5x1)味のそれを、ぱくりと頬張る。

尤も、今騙したところで明日になれば
被害者が訪れ、真実に気づかれてしまうのだろうけれど]

(*5) 2014/04/14(Mon) 23:38:45

【赤】 流民 ロー・シェン

[1=普通のおにぎり、らしい。
ある意味、褐色の狼はラ神に愛されているようだ。

塩味の聞いたおにぎりをぺろりと平らげ]

 旨かった、ごちそうさま。
 寒くないように、後で毛布やら何やら運んでこよう。

 何か、欲しいものは?

(*6) 2014/04/14(Mon) 23:41:11

【赤】 流民 ロー・シェン

[快く了承してくれるシェイの頭部を、垂れた耳を優しく撫でる。
くいしんぼうな注文に、クスクスと笑い零した]

 ん、解った。
 主に食料の調達…、ね。

[常よりもずっと饒舌にそう告げると
此方を気遣うその言葉に、申し訳なさそうに眉を下げた。
今の自分を襲う輩は、きっと――狼では無く、うさぎ仲間だろう]

 ありがとう。
 ん、――行って来る。ゆっくりと休んでろよ。

[不思議な心地に包まれていたのは此方も同じ、か。
そっと手を振り、元来た道を辿ってほらあなを後にした*]

(*7) 2014/04/15(Tue) 00:08:49

【赤】 流民 ロー・シェン

[頬へのキスの優しい感触が、胸の奥底で眠る
ローの心に染み入るようで。

表情を隠すよう顔を背け、最後に彼の長耳をひと撫でしてから
その場を離れた*]

(*8) 2014/04/15(Tue) 00:11:49

【赤】 流民 ロー・シェン

―深夜―

[皆が寝静まり、或いは夜の散歩に出向いたその頃。
褐色のウサギは瞼を閉ざす。

一拍の後、双眸に宿るは真紅の虹彩。

誰にも気づかれぬよう、熱を帯びた瞳を伏目がちに室内を歩み、
まずは柔らかな毛布を、手に取った。

台所へと向かう道すがら、一本だけ隔離された桃色のチューリップ、
それを敢えて、色とりどりにたくさん活けられている花瓶へと
そっと差し入れる]

(*9) 2014/04/15(Tue) 02:36:53

【赤】 流民 ロー・シェン

[カスパルが作ったキッシュは3(6x1)ピース残っていた。
葡萄ジュースは瓶のまま、そっと小脇へと抱え。

更に、寝室で見つけたカード
(トランプと言うらしい『[[card ]]』)のセットを
ひとつ手にしたのは、ほらあなに一人では詰まらないだろうから。

他に何か無いだろうかと――
探し当てたのは[[emot ]]に関する本。
恐らくはローゼンハイムの愛読書なのであろう。

それらを手に再び、生温かなほらあなへと向かう]

(*10) 2014/04/15(Tue) 02:39:12

【赤】 流民 ロー・シェン

―ほらあな―

[シェイはもう、眠っていただろうか。
持ち込んだ品々を傍へと置いた。

その中でも毛布を引き寄せ、眠る彼へと柔らかく掛けていく。

ぽふり、彼の肩まで毛布を掛けた指先が
柔らかな薄紫髪を愛でるように伸び――

長く、ウサギとしての神々しさまで感じるような
美しい耳へと、滑り落ちる。

ローゼンハイムと同じように、尖り耳の自分は
長い耳の者を羨ましいと、何時しか感じるようになっていた。

――齧ったら、きっと…

こくり、喉奥が鳴ってしまったこと、
シェイに気づかれていなければ良いけれど]

(*11) 2014/04/15(Tue) 02:56:02

【赤】 流民 ロー・シェン

 ――おやすみ、…シェイ。
 良い夢を。

[甘噛みさえ堪え、食むことはせずに
ただ、長く垂れた耳の先端へゆっくりと、
長いキスを落とした。

贖罪の心算なのか、単純なる羨望なのか、
真紅の眸にはそれらの自覚は、未だ*無かった*]

(*12) 2014/04/15(Tue) 02:57:06

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