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船の修繕を終え、再び戻った洋上。
波はやや荒れ、漂うのは落ち着かない空気と、何かの気配。
波の下で蠢いていたそれは、船団を認めると大きく波を揺らして──。
ざっぱーん。
とか、やっぱり書き文字の浮かびそうな勢いで、跳ねた。
それを伴い甲板に降り立ったのは、人間大の巨大海老。
更に、どうやって船体をよじ登って来たのかは定かならぬが、巨大な蟹も姿を見せる。
現れたものたちが向けてくるのは、先と変わらぬもの──明らかな、敵対の意思だった。
☆5dイベント:海上最終決戦
・フィールド
調査船団の船上。
※2d同様基本は船上戦ですが、飛行能力を持っていたり、精霊術などの遠距離攻撃が使える場合は、海面や海中の敵を狙う事もできます。
・登場敵
2dにも登場した巨大海老と、同じく人間大の巨大蟹の混成チーム。
海老の弱点は相変わらず。蟹も腹部装甲は……。
・ボスキャラ
東海龍王の眷属。らしい。
・判定方法
戦闘描写と絡めつつ、fortuneをactで最大5回振る。
【判定のリミットは、7/11の23:30です】
【判定数値は、メモに記載お願いいたします】
甲殻類の襲撃の間も、それは、波の下で海面を睨んでいた。
一つ、二つ、眷属の気配が途切れる様子に、それは苛立ちを孕んだ唸りをあげる。
それは、不吉な響きを伴い、海上へと響き渡る。
怒りと苛立ち、それから異様な熱を孕んだその唸りが海風にな吹き散らされた直後──それは、波の下から海面へとその身を押し上げた。
それによって生じる波、水飛沫。
それらに重なるように、甲高い咆哮が響く。
──本来ならば、東の海にあるべき、深き蒼の鱗の巨大な龍。
それは、爛々と輝く真紅の瞳で、船団を睨み付けた。
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