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マリエッタさんが病院に着けば、40歳近い孫がいるようにはとても見えない若々しい外見の副院長が出迎えます。
「お疲れ様です、今回は災難でしたね。
この病院内では、業務の邪魔になるからと必要最低限の自警団員しか入ってこないようにしていますので、あなた方も病院の外に出る以外なら自由にしていて構いませんよ。
無理にアーヴァインさんの見舞いに行かなくても大丈夫ですから、ご心配なく」
と言って、ついでに院内スタッフとも連絡が取れる通信端末を手渡した。
「院内では医療機器に影響を与えない種類の電波でやり取りできるこの機械を使って下さい。
携帯電話やそのほかの通信機は、一部の機械に影響を与える危険性があるので、こちらの通信機の電波以外は遮断されるよう構造になっていますから」
「わしの見合い相手ー!なんで他に男できてるんじゃー!!」
その頃、最上階の特別室では、両手足に重量級のギブスを嵌められたアーヴァインさんが、ベッドの上で地団駄ダンスを踊っていました。
「ええい、若いのはまた早々にくっつくかもしれんし、次は年長組から1(2x1)(1:ヴェルザンディ 2:クレメンス)にするんじゃー!!」
ということで、次の呼び出し相手が決まったようです。
朝食からそれほど時間がたった気はしないし、多分次の呼び出し(=リアル24時間後)はこの日の夜あたり?
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