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皆が集められ、アーヴァインさんが事故(?)に遭った翌日。
昼近くになって、どたばたと自警団員が集会場内を走り回っています。
「あっちに逃げたぞー! 追えー!!」
「いたぞ、捕まえろー! 間違えても崖から飛び降りさせるなーーーーー!!!」
どうやら、今回はローゼンハイムさんはただ立てこもっているだけではなく、逃亡を試みたようです。
しかし、所詮は多勢に無勢。
あっけなく取り押さえられ、歴代同様に簀巻きにされて病院へと連れて行かれました。
連行された先で、また自殺未遂を起こしてもう一騒動起こし、アーヴァインさんによる「お見舞い呼びつけ作戦」を一時停止させてしまうのも、長年ストーキングされて精神が弱っている状態では仕方ないのでしょうか……
『なにぃ! ワシの嫁候補ナンバー1が自殺未遂ーー!!??
どういうことだ、理由はなんだ!!!』
(アンタに『嫁候補ナンバーワン』なんて思われてストーカーされてるからだろう)
病院の特別室のベッドの上で驚いているアーヴァインさんに、周りに控えている自警団員たちは心の中でそう断言しますが、仮にも上司であり、自分たちの弱みを色々握っているアーヴァインさんにそんなことは言えず、互いに視線を交わすだけでした。
『ええい、仕方ない。
明日は<<自警団員 ハーラン>>と<<メイド見習い シュテルン>>をつれてこーい!
ワシの嫁候補が他にも自殺しようとしたら、お前らの命と引き換えにしてでも止めろ!!』
なんて無茶を言うアーヴァインさんの指示は、まもなく集会所にも届けられることでしょう。
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とゆーことで、明日は2人移動になります。
ハーランさん投票、シュテルンさん襲撃にセットをお願いします。
ちなみに、ローゼンハイムさん捕獲作戦&連行風景は、目撃してもしてなくても、ご自由に。
日付が変わる頃になれば、ハーランさんとシュテルンさんを迎えに自警団員が来るでしょう。
逃げ出たり抵抗したりなどがなければ、ローゼンハイムさんのように追い掛け回され簀巻きにされる心配はありません。
無事に病院に到着したなら、自警団員たちは2人を病院スタッフに引き渡して帰っていきます。
そして、自警団員たちがいなくなったところで、『副院長』の名札をつけてる年齢不詳の人物が、とてもいい笑顔を2人に向けます。
「あのバケモノの見舞いに呼ばれたからって、正直に行く必要はないよ。
この病院内では、私たちスタッフの方が多いからね。外には出して上げれないけど、中でなら自由にしてあげられるから。
それと、あのバケモノ相手に報復とかしたかったら、銃でもライフルでもマシンガンでも、スタッフの私物ならすぐ貸して上げるから、いつでも言って。裁判所も抱き込んでるから訴えられる心配ないし。
ランチャーとかバズーカとか手榴弾とかだと、国軍元帥に調達頼んでも1〜2日かかるかもしれないけどね」
と、暗に『病院内でなら、アーヴァインに何をやっても治外法権』だと伝えることでしょう。
もしかしたら、病院経由で国軍元帥に調達を頼むよりも、フェリクスさんの裏ルートの方が、重火器の入手は早いかもしれないが、そこはそれ**
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