情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[ゲーム内では色々と深刻な流れになってはいるが。
会場の方は、それまでのノリを維持している。
その辺りが作為なのか天然なのかは見た限りではわからないが]
「アクア・ドラゴン、撃破!
逆境からの大逆転、素晴らしい連携からの見事なオーバーキル!」
「こんな絶技、そうは見れません!」
『そうねー、いつも見れたらありがたみがないのだわ』
「……うささん、突っ込み厳しいですよね、何気に」
『そうかしらー?』
「いやそんな、『可愛いは正義』の体現みたいな仕種で言われると突っ込めないんですけど」
[司会、真顔で言った。兎は呑気にこきゅ、と首を傾げているが]
「……えと、それではそろそろ第三ステージのご紹介!」
[生じた微妙な空気を飛ばすように、司会、話題を切り替える]
「第三ステージは、火口エリア、ルビークレーター!
地形ギミックとしてたまーに火山弾とか飛んだりするんで、ちょっと戦い難い事で有名ですねぇ」
『頭上注意、って事かしらー?』
「ま、そんな感じです。
で、今回はここに、特別ギミックをひとつ仕込んであります」
「敵を撃破すると、一定の確率でアイテムがドロップ!
ノーマルからSレアまで、種別も色々とそろってますので、頑張ってゲットしてくださいねー!」
[なんて、解説が流れた後。
一先ずの休息が終われば、再びのステージ移動。
広がるのは一転、熱気の立ち込める火山の火口付近。
熱い風に紛れて危険物が飛び交う中、動く影は今までよりも剣呑な気配を纏っていた]
☆第三ステージ:ルビークレーター
・フィールド
火山の火口付近。やや荒れた地面と岩場、低木の茂みで構成されている。
フィールドギミックとして、たまに火山弾が飛んでくる。
・登場敵
トカゲや小型の竜族が中心。炎の精霊もたまに出没する。容姿や能力は自由に設定してOK。
・ボスキャラ
深紅の鱗を持つファイア・ドラゴン。
スタンダードなフォルムの西洋竜。翼を持ち、低空だが飛行も可能。
特殊能力はファイアブレス、爪や牙による直接攻撃。
本来は搭載されていないダークブレス(命中率低下)を使用してくる。
それ以外は自由設定OK
・判定方法
撃破描写と共に、cardを実行。引いたカードによってptを加算していく。加算値トップがボス撃破を担当。
同時に、ゲーム内アイテムを獲得する。失敗もあり。
アイテムの効果や種別は好きに決めてOK。
A,JOKER:SRアイテムゲット +8pt
J,Q,K:Rアイテムゲット +5pt
5〜10:Nアイテムゲット +1pt
2〜4:ゲット失敗 +0pt
☆判定リミットは11/27 00:00です。
判定数値は各自メモに記載お願いします。
「ステージが敵、なんていわれるルビークレーターですが、こちらもそろそろ大詰めの気配!
ボス、登場でーす!」
『……ここだと火の何某さんになるのかしらー?』
「そこ、先読み禁止です!
とはいえ、お察しいただけますよねぇ……ファイア・ドラゴン、登場でーす!」
[司会の声に応じるように、火口が震える。
震えは火口だけでなく、その周辺にも及び。
ちょっとこれまずいんじゃ、という空気が漂うのとほぼ同時に、それは姿を見せた。
火口から飛び出す大量の火山弾、という超迷惑と共に]
『キシェアアアアアア!!!』
[火口の上で翼を広げて咆哮するのは真紅の竜。
その咆哮と、火山弾の雨が、三度目の竜退治の始まりを告げた。*]
「ルビークレーターボス、ファイア・ドラゴン撃破!」
「アイテム効果と連携を駆使した見事なアタックでした!」
『大盤振る舞い、だったのだわー。
火山弾も』
「……うささん、そこ突っ込まないで」
[兎の容赦ない突っ込みに、司会、ちょっとへこたれた]
「……それはともかく、次はいよいよラストステージ!
天空神殿スカイテンプルです!」
[天空神殿スカイテンプル。
その名の通りの空中ステージであるそこは、高難易度ステージとして有名であり、そこにいる光属性の竜の美しさはゲーム内でも群を抜く事で有名だった……のだが]
「……ぇ」
[実際に移動した天空神殿の最上階。
空が見える吹き抜けの祭壇の間の最深部にいたのは、光属性とはとても思えない、闇色の鱗をした五つ首の竜]
「……(やべえ、ボスキャラ自体が変わってるし、クリーチャーも配置してたのと全然違う)」
[想定外の極みな事態に、司会が固まる。直後に、兎がぴこり、と耳を揺らした]
『……司会さん司会さん。
お名前紹介がないって事は、ボスさんは名無しさんなのかしらー?』
[こきゅ、と首を傾げつつの問い。
直後、司会はつけていたインカムに手を当てて]
「はい、うささん大正解ー!
最終ステージのボスとクリーチャーは、今回のための特別仕様、ネームレス!
過去にデータのない敵を相手に、どう立ち回るか!
各自の奮戦に期待しましょー!」
[表向きは陽気さを損なってはいないものの。
司会の内心がかなり色々ヤバっていたのは、言うまでもない]
☆最終ステージ:スカイテンプル
・フィールド
天空神殿の最上階。吹き抜けの広いホール。壁があるので落下の心配はない。
奥には祭壇があり、その前に闇色の五つ首竜が鎮座している。
・登場敵
闇色のオーラを纏った魔神。容姿はいわゆる悪魔に似たものから、巨大骸骨まで多種多様。
不死属性やら魔属性を標準装備しており、攻撃方法も多彩。詳細は好きに決めてOK
・ボスキャラ
闇色の五つ首竜ネームレス。
五つの首を持った四つ足竜。翼はあるが飛行や移動はしない、定点守備型。
五つある首はそれぞれ、毒、雷、氷、炎、酸(攻防低下デバフ)のブレスを吐く。
・判定方法
A:3(6x1) B:5(6x1) C[[1d6:]] D:2(6x1) E:2(6x1) F:4(6x1)
上記数字を魔神の撃破pt、×10した値をHPとする。
各自、手数はfortune5回。魔神1体につき1回fortuneを振り、出目がそれぞれに設定されたHPを上回っていたら、撃破。
1回の攻撃で倒せなかった場合はfortuneを振り足し、合計値がHPを越せば撃破となる。
5回の手数で撃破できた魔神の撃破ポイントを合計し、その点数で順位を決定する。
魔神は、PC各自に対し6体を個別に設定。誰かがAを倒したら他の人はAを倒せないという事ではないので注意。
※ちょっと特殊な形式のため、味方への強化・回復魔法は『Aを狙う誰か(or全員)に援護』という形にして個別にダイスを振る形式になります。
※数値が足りなかった場合は、『重ねがけした』とか『直後に殴った』とかで振り足してください。
※弱化魔法は基本システム同様、『判定後の撃破描写はなし』の形式で。撃破自体は他に丸投げしてもOKです。
☆判定リミットは11/29 00:00です。
判定数値は各自メモに記載お願いします。
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