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【ミニイベント3】
― 夢の嵐 ―
任意のタイミングで夢の嵐に巻き込まれます。
現実の嵐のように、暴風が吹き荒れたように感じますが、実際には雨風は存在しません。
ただ気付くと今までとは違う場所に飛ばされています。
飛ばされる場所は、
1・月影の冥鏡の前
月のような大きな丸い鏡の前に出ます。辺りは月光の青白い光に照らされて、静かで荘厳な雰囲気です。鏡を覗き込むと、自分ではなく、すでに故人となった懐かしい人の姿が映し出され、会話することが出来ます。近付きすぎると冥界に引き込まれそうになりますが、懐かしい人が押し戻してくれるでしょう。
2・想い出の夕景
夕焼けのような茜色の空の下、想い出の場所に似た地に立っていることに気付きます。悪夢の見せる過去と違って、懐かしい、或いは、楽しい想い出の場所です。まぼろしのように当時の光景が見えたりもするでしょう。(見えるのは風景だけでも構いません)
3・願いの泉
綺麗な泉の湧き出る森の奥に迷い込みます。泉からは、逢いたい人の声が聞こえ、名を呼ぶと、その人の傍に行く事が出来ます。
以上から任意で選んで下さい。(願いの泉からは、他の二カ所にも移動出来ます)
また、嵐に巻き込まれても移動せず、その場に留まる事も可能です。その場合は、風景は変わりませんが、霧が薄れて周囲が明るくなったように感じられます。
現在同行している人と離れたくない場合は、身体が接触していれば、同じ場所に飛ばされる(又は一緒に残る)事が出来ます。
イベント終了条件は特にありません。任意のタイミングで、風景は霧の情景に戻ります。(霧はやはり薄くなり、周囲は明るくなっています)
[薄い霧をくぐり抜け、明るい方へと近付いていくと、頭上から黄昏色の光が差し込む場所に出る。
そして、差し込む光の中央、丁度大人の目の高さ辺りにふわりと浮かぶ球体があった。
その球体の表面は滑らかで、磨きこまれた鏡のように周囲を漂う霧の姿を映し込んでいる]
[近付けば、己の顔や姿も、その鏡に映し出され、ゆらりと揺れる。
幾人かが近付いた時、ふいに柔らかい黄昏色の光がふわりと周囲に広がった]
[黄昏色の淡く輝く光のカーテンには、幻のような情景が、ゆっくりと映し出されては消えていく。
それは見た事もない風景であったり、懐かしい光景であったり、或いは見知った人々、自分自身の過去や未来の姿と思えるものもあった]
[巡る情景は、中空に浮かぶ球体の鏡のような表面にそのまま写し取られ、様々な色彩と光、そして闇や影もまでも、まるで絵の具を混ぜるようにその中に溶け込んでいく。
不思議なことに、情景が移し込まれ溶け込んでいくにしたがって、球体はだんだんと透き通っていき、ついには黄昏色の光を内に抱いた、無色透明のガラスのような珠になった]
[やがて、上空から、ヒューイー、という高い口笛のような音が響いたと同時、球体は宙に浮いたまま、花開くように解け開く。
透明なガラスの花のように開いた球体は、光の中に音もなく霧散し、そこに顕われ、浮かんでいるのは、身体を丸め黄昏色の羽根を畳んだ小さな琥珀色の竜。それが、空を駆けていた竜と似ていることは、幾人かには解っただろう]
[その言葉を裏付けるように、周囲からは霧が晴れ、琥珀色の光のカーテンがどこまでも広がる光景に変わっている。
光の中には、美しい森や、穏やかな海、どこまでも青く輝く空や、満点の星空…そんな夢のような…夢そのものの情景が、ゆったりと流れていた**]
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