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「お集りのみっなさーーーーーんっ!」
[会場全体に放送が響き渡る]
「今回は、『Grow Universe』公式大会へのご足労、まことにありがとうございまーーーーっす!
色々あってオフイベは自粛しておりましたが、今回、各方面のご協力を得て、再び皆さんと直に向き合う場を設ける事ができましたー!」
「これも、ご愛顧いただいてる皆さんのおかげ、スタッフ一同感謝の念はつきません!
感謝の気持ちを込めてのイベント特別ボーナス……の話は、また後で、という事にしておいて。
今回の大会の、スペシャルゲストのご紹介でーすっ!」
[やたら威勢のいい司会のトークが途切れ、ステージの袖にスポットライトが当たる]
「統合宇宙軍リュフトヒェン基地所属の若きエースパイロット!
メレディス・カルディナールロート少尉こと『緋色の神拳』が、長き沈黙を破って復活してくれましたー!!!!」
「それでは、本日のメインイベントの方に移りたい思いまーす!」
「参戦各位は、チケット記載のIDと同じナンバーが記載されたマシンでログインしてくださーい」
[公式大会では、専用のVRマシンを使用することで特殊コード仕様のチート行為などの不正を抑止している。
この関係上、参加している間はほとんど動く事ができないのが、ある意味では欠点と言えた]
「あ、ログイン前にちゃんとお手洗いはすませましょーねー!」
[なんて、ネタのようで大事な注意が飛んだあと。
専用マシンでログインしたなら、目の前に広がるのはシンプルな草原]
「最初のステージは、皆さんおなじみファーストエリア、グラスランド!
まずは肩慣らし、シンプルなクリーチャーハントかせ参りましょー!」
☆第一ステージ:グラスランド
・フィールド
起伏が少なく、見通しのよい草原ステージ。
所々に低木の茂みや小川などが存在する。
・登場敵
獣型のクリーチャーが中心。容姿や能力は自由に設定してOK。
基本的に、数を頼みに攻めてくるタイプ。
・ボスキャラ
漆黒の鱗を持つアース・ドラゴン。
四つ足の西洋竜。翼はあるが体躯に比して小さく、ほとんど役に立たない。
爪や噛みつき、地面を踏み鳴らしてのアースウェーブなどで攻撃してくる。
本来はデバフ能力は持たないはずだが、何故か防御ダウンの能力を使ってくる。それ以外は自由設定OK
・判定方法
撃破描写と絡めつつ、fortuneをactで最大5回振る。
☆判定リミットは11/23 00:00です。
判定数値は各自メモに記載お願いします。
『……グゥルルルォォォォ!』
[ハントが一段落した後、草原に咆哮が響き渡る。
直後に漆黒の光が弾け、その中からのそり、と巨大な影が進み出た]
「グラスランドステージ、ハントが一段落したところで、ボスキャラの登場!
序盤でこれに泣かされた人も多いんじゃないかな、な、地竜アース・ドラゴン!
とはいえ、懐かし仕様のままじゃあないですよー!」
『懐かしくないなら、新しいのかしらー?』
[ステージでは司会が相変わらずのノリでボスキャラ紹介をして、電脳兎が天然な様子でこて、と首をかしいでいたりした。*]
[一方その頃のステージでは]
「グラスランド、ボス、沈黙!
さすがは『緋色の神拳』、ブランクを感じさせない鮮やかさ!」
「……ちなみにあのひと、ソロ狩りの時は本物の鬼神と化すんですよ。
マジで火が付く感じで」
『あら。火が付くと危ないのかしらー?』
「そう、色んな意味で周囲が真っ赤になります。
ひいろだけに」
『………………』
[沈黙が落ちた]
「と、それはともかく。
休息タイムが終了したら、第二ステージ、スタートですよ!」
『……誤魔化したのだわ』
「第二ステージは海岸エリア、アクアマリン!
リゾートステージとしても有名ですが、ステージ自体にギミックが仕込まれた難所としても知られております!
さて、ここではどんな立ち回りがみれるのでしょうかっ!」
[そんな司会の熱弁を経て。
休息終えた一同の前に広がるのは一見穏やかな南国風の浜辺。
打ち寄せる波は穏やかだが、その中には剣呑な気配が潜んでいた]
☆第二ステージ:アクアマリン
・フィールド
広がる砂浜と遠浅の海で構成された、南国風の海辺。
『海霧』と呼ばれる、行動を無効化するギミックが仕込まれている。
・登場敵
魚や甲殻類、藻類などの海産物系クリーチャーが中心。容姿や能力は自由に設定してOK。
・ボスキャラ
瑠璃の鱗を持つアクア・ドラゴン。
細長い身体を持つ、海竜タイプの竜。翼はなく、代わりにトビウオのようなヒレを持つ。
攻撃手段はアクアブレス(水鉄砲)、尻尾での打撃など。
本来は搭載されていないスタンブレスを使用してくる。
それ以外は自由設定OK
・判定方法
基本的には、撃破描写と絡めつつ、fortuneをactで最大5回振る。
だが、『海霧』ギミックの妨害を避けられたかどうかを判定するべく、判定と同時にomikujiを引く。これは、一つのactにまとめてOK。
結果が吉系なら行動成功。凶系の場合は行動失敗。その分の数値は加算されなくなる。
※まかり間違って誰の攻撃も通らなかった場合は、全員でfortuneを振ってその数値で順位を決めます。
☆判定リミットは11/25 00:00です。
判定数値は各自メモに記載お願いします。
「アクアマリンステージ、ハントはそろそろ一段落かな?
てわけで、そろそろ、出てきますよー!」
『出てくるって、何が、かしらー?』
[ステージの司会が声を上げるのに合わせ、電脳兎がこきゅっと首を傾いでボケる。
それに応じるように、海域の一画で渦が生じた]
『ルォオオオオオンっ!』
[回転を速める渦の中から甲高い声が響く。
一拍間をおいて、渦の中から瑠璃色の海竜が跳ね上がり、砂浜へいる者たちへ向けて小規模な津波を叩き込んできた。*]
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