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玄関ホールに備えつけられていた振り子時計が突然に鳴り響く。
時を刻んでいなかった針が正しく22時30分を指していた。
巨大な玄関扉のすぐ外で、重厚な何かがぶつかるような轟音が響いた。
周囲の窓や通気口など、ありとあらゆる場所から同様の音が轟く。
外界をつなぐものは全て、重厚な鉄の鎧戸に覆われた。
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音と共に失われる、光。
うっすらと零れ落ちていた優しい月の明かりが、音と共に次々と遮られて行く。
隊員達は、閉じ込められたのだ。
全ての五感が失われるかのような錯覚。
不自然なまでの暗闇と静寂が隊員達に襲い掛かった―――。
ぱめーっす!
村建て人ですよーっと。
本館の出入り口が完全にがっちりしまっちゃっているので、別館へはいけないのです。
マリエちゃんの怪力でも開きませんよー。
出たければ吸血鬼を探してくださいね♥
では楽しい視察ライフを!
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