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[ 小舟から『幽霊船』に乗り移った調査隊一行は、舞い降りてきたヤクモの背に居るディークが眠りに落ちていることを発見する ]
[ それは、他の眠り病患者とそっくりの症状に見えたが、ヤクモがディークの身体を背から降ろす事は拒まなかった代わりに、何かを探すように、鳴きながら辺りを落ち着き無く見回しているのが、奇妙といえば奇妙だった ]
[ 冥狐の説明によれば、この海域の異常は、夢幻を司る夢幻竜の卵が行方知れずとなったために起こったことで、夢と現の境や時空までもが混乱しつつあるこの状態を脱するには夢幻竜の卵を探し出すしかない。
卵は夢幻竜の造った歪んだ『夢の世界』に隠れていると思われ、すでにディークの精神はその世界に送り込まれている。
他の眠り病患者も、その世界の中に精神を捕われているのだという ]
[ 夢幻竜の夢の世界…そこには常に霧が漂っている。
霧はある時は濃く、視界を閉ざし、ある時は薄く揺らいで不可思議な幻めいた光景を透かして見せる。
夢と現と幻と、或いは常世の国にも繋がるかのように… ]
[ そして霧の中には、どこか危険な気配も隠れているようだった ]
以降、冥狐に頼めばいつでも夢の世界に渡れます。
夢の世界では以下のミニイベントが実行可能です。
イベントの結果はひっそり何かに影響しますが全く実行しなくても構いません。
【ミニイベント1】
― 夢魔との遭遇 ―
リアル一日(零時を一日の境とします)の間に最大2回、夢魔とのエンカウントが可能です。(エンカウント自体は判定無しでOK)夢魔は夢の中の害虫のようなもので、様々な姿をしていますが、共通しているのは「見る人にとって不快な姿形をしている」ということです。
退治するか逃げるかは自由ですが、
・退治する場合は夢魔のHPを「18」として、1d20をactで振って下さい。
・何度振っても構いません。
・ダイス目が合計「18」に到達した瞬間に撃破です。
・18以上の目が一度で出れば一撃必殺となります。
相手からダメージを受けるかどうかも御自由に。夢の中の出来事ですので、どんな傷を負っても現実の身体には影響しませんが、精神的には弱ったり疲れたりはするかもしれません。
【ミニイベント2】
―悪夢の罠―
リアル一日に一回、悪夢の罠にかかるかどうかの判定が出来ます。悪夢は、夢の世界の無意識の海に沈む負の感情の塊が具現化したもので、人の心に悪い作用を齎します。
1d6をactで振って、奇数なら罠を逃れ、偶数なら罠にかかったことになります。
判定無しで、確定で罠にかかっても構いません。
罠の効果は
1・過去のトラウマとなっている場面が再現される(自分にしか見えないか周囲にも見えるかは任意で)
2・目の前に居る人物が、敵対する存在(夢魔などでも可)に見える
3・記憶を失う(失う記憶の範囲はお任せ)
の、いずれかを任意で選んで下さい。
同じ場所に居る人同士が、打ち合わせて2を選んで対戦モードに入ってもOK。
罠の効果から逃れるきっかけや時期もお任せですが、24時間以内には効果が切れるものとします。
【帰還条件】
冥狐の力で夢の世界に渡ったPCは、
イベント1の夢魔を一度倒すか、
イベント2の悪夢から抜け出るか、
一日二回までを限度に1d20を振って、10以上の値を出せば、
現実世界に戻る接点を見つけて戻れます。
再び夢の世界に出かける事も可能。(また現実に戻る時は同じようにイベントをこなして下さい)
現実世界に戻る時には、ディーク以外の乗組員の魂を任意に連れて帰る事が出来ます。(連れ帰る人数等はお任せ)
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