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一握りの、「堕ちた魔女」には歪んだ願いがあった。
存在するだけで魔力が消費されるのなら。
魔力源である人間の魂を直接吸収してしまえと。
「堕ちた魔女」は「人狼」と呼ばれ、やがて同じ「魔女」によって退治される。
これは、魔女になりたい「魔女見習い」と、魔女に戻りたい「人狼」の物語でもある。
陽は沈み、闇が訪れる。
独り目が醒めた場所はよく知った場所。けれども外は明るく、見える空は油絵のようにごってりとしている。
はらりはらり、舞い落ちる無数の薔薇の花びらは、ここが【異空間】だと教えてくれよう。
さぁ。
魔女になるのは、誰?
願いを叶えるのは、誰?
【お知らせ】
1日目(48h)のミニディアボロス遭遇率『7(9x1)以上で遭遇』
*村時間内1日の中で、[[1d10 ]]回遭遇。1回ごとに[[1d10 ]]を振り、天声での遭遇率以上であれば[[1d10 ]]体出現します。
判定は灰で。今、この場で、出現……するかなぁ?と思った時に、遭遇率判定+頭数判定、とするのが、遣り易いでしょう。更新後に、頭数まで判定して、ここぞという時に出現だせても構いません。
*墓下も共通です。
【お知らせ終了】
各契約者へ指令が伝えられた。
舞台中央へ向かうべし
指令に背いた者は、魔女の資格を失うこととなるだろう
――と。
【住宅街が行動可能区域となりました】
瞬間、舞台が形を変える。
空が無数の岩に覆われた。
岩を焼く業火が辺りを照らす。
ここは燃え盛る洞窟だ。
【火属性の舞台へチェンジ】
ほどなくして――
仮面にシルクハット、鎖付きの首輪、そして黒い皮革に銀の鋲をあしらった露出の多い独特なスーツを纏ったいい男が、商店街の区域に姿を現した。
魔女の世界では「薔薇影の騎士 アヴェ」と呼ばれるそのディアボロスは、18(26x1)の場所で適当な椅子を見つけると、そこに腰掛けくつろぐ事にした。
― ブティックにて ―
「おやおや、もうここへ来てしまったのかい?
とんだ先走りボーイだな。」
[>>204早々と自分の元へたどり着いた獣と人が混じったような男に、アヴェは椅子で寛いだまま、クスリと笑った。]
「フフッ。
君の野性的で熱い攻撃、嫌いじゃないぜ……!
だが、よかったのか?一人でホイホイ来て。
俺はノンケだってかまわないで食っちまうディアボロスなんだぜ?」
[アヴェは、一度はトンファーの男を吹き飛ばしたものの、それ以降はただ相手の攻撃>>213を見極めようとするように、殴られるままになっている。
血こそ流しているものの、ダメージを受けている様子はない。
それどころか……]
「ああ……、君のモノ、実に俺の体によく馴染む!」
[誤解のないように言っておくが、君のモノとはトンファーのことである。]
[アヴェは、痛みからというよりは気持ちよさそうに、ハァハァと息を荒げながら、頬を紅潮させている。
殴られるたびにアヴェの魔力が膨れ上がっている事が、獣人にも伝わるだろうか。]
「このまま君を食ってしまう事も容易い……
だが、俺はもっとギャラリーが多い方が興奮するんでね……
ここは退散させてもらうよ。
じっくりと舐めるように、俺を探してくれたまえ!」
[そう言うと、アヴェは獣人の前から姿を消した。]
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