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集会場に集められた面々が、そろそろパーティの開始かと思っている頃。
そのパーティ会場に、るんるん気分で向かっていたアーヴァインさんは、ちょうど周囲に何もない地点に足を踏み入れたところで、カチッという音が足元から聞こえました。
何の音だろう、と足を上げてみれば。ちゅどーーーーーーん!と地雷が爆発。
さらにそこに、どこからともなく銃弾が何発も打ち込まれ、トドメとばかりに重力系魔法や火炎系魔法などを叩き込まれまくり。
普通の人間なら(というか大概のゲームの魔王クラスでも)かるく死んでいる筈のダメージでも、なぜか生きているアーヴァインさんでしたが。
流石にパーティ会場へ向かう事はできなくなり、急遽病院へと運び込まれる事になったのです。
アーヴァインさんが運ばれていった後。
その近くに身を潜めていた人たちの中のひとりが、
「コリドラスめ。自分の甥とはいえ、私の玄孫でもある子をあんなところに放り込むとは……」
とかなんとかいう呟きを零しましたが、聞いた人はいなかったようです。
もうじき、集会場にも「アーヴァインさん入院」の報と、ついでに「強制見舞い」の話が伝わるでしょう。
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