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王立ラヴェンデル騎竜師養成学校。
騎竜師の名門として知られるラヴェンデル家の当主が学長と講師を務め、才ある者は生まれに関わりなく、騎竜師としての修行を積む事が出来る場所。
そこから巣立った若き騎竜師たちは、ある者は故郷の護り手となり、またある者は王国騎竜師団の一員として務めを果たしてゆく。
そんな、一見するとお堅い雰囲気と思われがちの養成学校だが。
『人と竜の絆を深めるため、定期的に催事を行う』というのが校風の一つであり、それに基づいて四季折々の祭りが定期的に行われていた。
そんな祭りのひとつ、冬の学園祭。
生徒たちが各々考えた催し物や屋台で盛り上がる祭りの最中、ひとつの異変が発生する。
突然空から降ってきた虹色の光を纏ったお菓子と、水晶細工を思わせる小さな魔法生物たち。
濃厚な精霊力を帯び、それを無作為にまき散らすそれらは養成学校のとある教官が世話をしている小さな竜の悪戯から生じたもの。
雲隠れしたその竜を見つけるため、そして、濃密な精霊力が過剰な干渉を引き起こすのを避けるため。
生徒たちに要請されたのはお菓子と魔法生物の回収だった。
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