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―ローゼンクロイツ国軍 某会議室―
[剣と魔法で護られし、ローゼンクロイツ国。その国軍が集う兵舎が一角の会議室に、数名の者が集っていた。
そのうちの一人が、重々しく口を開く。]
「……あの話はどうなっている? グランツ士官学校の……」
「親善合宿の件ですね。会場も含め、恙なく進めております。入学予定者へは招待状を発送済です」
[速やかな返答に、満足気にひとつ頷く。するとまた別のところから、ふつりと声が上がった。]
「監督教官役の選出はどうなった?」
「はい。二名ほど白羽の矢を立てております。一名は通常通りの監督役ですが、もう一名は入学予定者の中に紛れ込ませるよう手配しています。詳しくはお手元の資料をご確認ください」
「……よろしい、ではそのまま進めてくれたまえ。さて、次の議題だが──」
[集った人々が手元の資料へと一瞬目線を落とし、それから興味を失ったように議題は次へと移っていった────*]
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剣と魔法の国、ローゼンクロイツへようこそ!
こちらは来春からRK国でも有数の軍人育成校たる、グランツ士官学校に入学する予定の皆様の親善合宿会場となります。
合宿内における詳細なルールにつきましては、別紙を参照ください。
質問等ございましたら、後ほど担当教官が参りますため、直接お問い合わせください。
*/
/*
また、合宿参加時は希望役職のご確認をお願いします。
【必ずC狂・ランダム以外を選択してください。】
以上をもちまして、参加者向けのアナウンスを終了いたします。
それでは、受付を開始します。
到着した方より順番に、【メモ履歴】欄にございます[参加希望者記入用紙]にご記載のうえ、提出をお願いいたします。
*/
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