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― 涙 の 記憶 ―
[偉大なる祖父、尊敬する父]
[優秀な兄弟][平凡な自分]
"上の二人は厳しく育て過ぎたかも知れないな"
"3人目は自由にさせたいように育ててあげましょう"
[そんな親心は今に至るまで知る由もなく]
なぜ僕だけ兄さんたちの様に求められない?
僕がだめな子だから…?
兄さんたちの様に優秀でないから…
父さんも母さんも、僕になんか何も期待していないんだ…
[両親の真心も伝わらず]
[世間に出ればすぐに比較され]
[ねじれていく心根]
優秀になれないなら…
誰にも期待されないなら…
僕が生きる価値なんて、
きっとどこにも無いんだ…!!
うわああああぁぁぁぁ!!!
[瞬間、脳内が割れるように痛みだす。
視界がぐにゃぐにゃ歪み、心が悲鳴を上げる。
苦しい、ここに居たくない、
今すぐこの世から消えてしまいたい…!
衝動にかられて、携行していたアサルトライフルの銃口を口に突っ込んだ。]
ぅう… ううぅ……!!
[――引き金を引く手は、震えていた。
やがて視界がクリアになり、我を取り戻すと、オエッとえづきながら銃口を口から出し、いつもどおりの彼に戻っていただろう*]
なんだなんだ?
涙を流すのか!?
でないと船が恒星に突っ込む、そう言うことか?
だが我々がエインなんたら……死人なら船がどうなろうと………いややはり我々もホログラムだというならつまり……………ええいややこしい! とにかく涙のエピソードでも語ってやればよいのだろう!?
[ とりあえず吹っ切れたように、 ]
私にだって辛いことは山ほどあったさ!
早くに逝った母上、酷薄な父上、残酷な兄たち、孤独な学生の日々………。
だが救いもある……私は涙したとも。
あの出会いに。
人生の転機に喜びの涙を流したのだ!
[ 消えたはずのあの曲が再び。 ]
[ だが。 ]
──レーギャルンボックス──
[その記憶の光景を、娘自らも
見ることができていたのなら。
その様子を呆然と眺めて、ああ、
もしかしてその薬が、と思い至りもして。
無邪気に笑う母がとても今は恐ろしく思えて、
ふるり、震えたかもしれない。
しかし最後に光が見えた直後]
痛ぅ………っ?!
い、あ、ああああ!!!
[急に頭に激痛が走り、両手で頭を抱え
その場にうずくまってしまう。
それと同時に、何故だかとても、
とてもとてもとてもとても寂しくて!
はらはら、涙が溢れてきた。
ぎゅう、と胸元を掴んで息苦しさに
耐えようとするものの、苦しくて]
やだ…………、もう、やだあ……!
消えちゃいたい……死んじゃいたい…。
なんで私っ、死んでないの?!
死んだ筈なのに……!!!
[ふらり、壁際に寄ったなら
がつん、がつん!と幾度も自分の額を
壁に打ち付け用とするだろう。
いなくなってしまえ、消えてしまえ。
一番自分が嫌いなのは自分だろう?と
それに改めて、気づいたかのように]*
[ だが、そこに再びあの頭痛が。 ]
[ そして、彼の心の核にアクセスしてくるプログラムを検知。 ]
[ 私は、その侵入を認めない。 ]
[ 高い攻撃性のクラッキングとみなし、こちらも攻性の防壁プログラムを
・・・・・・・・・・・・。
本当に、いいんすかね。
[次々と繰り出される独白たち。
皆それぞれが何かを抱えている。
同じ涙を辿って、同じ血を流してきたのだ。
その様子を後ろから眺めながら、浮かない様子。
一人、ヘルを信用していなかった。]
[ 狂気を最早隠す気も無いゲオルグが
Nルームから立ち去り、メイン・サロンへと来る前のこと。
──エレンがNルームへと来た>>41。]
……君のせいじゃない。
此方こそ。信じてくれてありがとう。
[ ああ、今の状態の僕に触れたら
君まで血に塗れてしまうじゃないか>>42。
僕の心が最期まで人間で居られたのは、
あの時君が信じてくれたからなのに>>43。]
……だから、泣かないで。
僕のために涙を流してくれるのが嬉しくないといえば
嘘になるけれどね。
[ 届かないとは分かっているけれど。
きらり、静かに零れたひとしずくを拭おうと
指先を伸ばす。
あの時、苦しさから解放される為、ゲオルグに立ち向かう為
人狼へなる道を選ばなくて良かった。]
[ そして去り際、ミーネが僕の手に触れる>>102。
曲がりなりにも諜報員。まさかガルムの資料を
目にしていたことがあったとは>>101]
君まで……そのきれいな手が血で塗れてしまうよ。
[ 戦いには向いていない心優しい少女。
しかも友人を喪っているのだから。
きっと、この先辛いことばかりが待ち受けているだろう。]
──どうか、心折れずに。
生きていれば、必ず良いことはあるから。
[ と、エレンにも言ったのと同じ言葉を掛けて。
この優しい少女の命が、無事助かりますようにと。]*
[ベルガマスコの心の核にアクセスしたプログラムは、
一旦は、防御プログラムで止まるが。>>+241
すかさず別のプログラムを走らせて、
防壁プログラムの向こうにいる相手>>+243を突き止めた
冥府の女王の灰色の唇に、にやりの微笑が浮かぶ。]
( ―――…うふふ、 見ぃつけた。 )
[今はただ、種を撒いてきただけ。”今は”、ねぇ* ]
[サブ・ラボで見つけたあの言葉が胸につっかえる。
こいつはかのシークレットコマンドとやらではなかろうか。
どちらにしろ、結末は既に決まってしまっているのか。]
ちくしょうめ。
もう知らない、もう知らない。
自分は難しくは考えたくないのだ。
自分も後に続くっす!
[ ………だが、そのプログラムはやすやすと防壁をくぐり抜け、彼の脳神経に何かしらの細工を施したようだった。
ヘル……『隠す者』の名は伊達ではなく、侵入プログラムの隠匿のレベルはこちらの探知処理速度をはるかに上回るものだった。
これも……すべて、そこのヴォルヴァ博士が仕組んだことだというのかな………?
だとすれば、想像以上に面白い。
正直、彼の言うとおり『ラグナロク』にはさほど期待はしていなかったのだけれど。
彼の記憶の一部でその扉を開くことができるのなら、トレードしても悪くはない。
だけど、彼から
………裏切らないでよ?
じゃあ、また。 ]
― ??? ―
「テオ、大丈夫。
ワタシたちは、死んでも貴方とずっと一緒よ。」
[その声が、言葉が。
唯一のおれの頼りでした。
唯一の、心に残った便りでした。]
Hoch auf dem Gipfel deiner Gebirge
Steh ich und staun ich.
Glühend begeistert,hellige Koppe,
Himmelsstürmerin!
[お前の山脈の頂上高く
私は立って 息をのむのだ
燃え立つ霊感を受けて 聖なる頂よ
天にそびえ立つものよ!]
[いつか、ここに帰っておいで。]
[どれだけ時間がかかってもいい。]
[この唄の続きを奏でられる。]
[そんな国にするために帰っておいで。*]
[こんな愚かな父を、母を、兄を、姉を。]
[どうか許して、プロキオン。]
─メイン・サロン─
[ そして皆が向かった最後の地へと向かう。
エレンから語られた名>>57に、一瞬息を呑んだ。]
──スルト。
[ かつて実験の失敗作として逃亡した変異体。
当時まだ少年だった彼を捜す為、日夜駆け回っていたのだけれど。]
( ──ゲオルグが……スルト……!?)
[ 本人の口から出る肯定>>71。
確かに年代を考えれば可笑しくはないが。
(そういえばあの時の子供の髪色と瞳の色……?)
一瞬蘇る当時の記憶。
泣きじゃくっていた少年。]
……そうだね。
僕は人として死ねたけれど、今更完全な人間に
戻れないことなんて知っているさ。
……でも、あそこで君に襲い掛かっていたら。
僕は完全に君の同胞となっていただろう。
それだけは──僕の心が許さなくてね。
[ ゲオルグの感情が爆発する。
彼の思いと僕の思いは交わることは無いのだろう。
──同時に、彼も辛いのだろう。
叫び声が、罅割れた心に滲む>>113。]
[ ──そして、エレンの姿が変わった瞬間>>140。
僕は不思議なくらいに驚かなかった。
寧ろ──納得してしまった。
彼女が僕に対して気に掛けていたこと。
心配していたこと。
彼女もまた“ソレ”だったのならば
全てがすとんと腑に落ちたから。
──同時に、彼女もずっと苦しんで来たのだろう、と。
獣に襲いかかる獣の姿。
もしかしたら、僕も同じようにあの場に居た
可能性だってあったのだから。]
[ ──そして現在。
もう誰がいつ事切れてもおかしくない状況。
こんな時に見ているだけというのが、こんなに辛いなんて。]**
[産まれた時から重しを背負っていた。
彼の身体能力の高さ>>3:357、異様に優れた嗅覚>>6:+81、それガルーに取り憑かれる以前からのもの。
ハーランは僅かにではあるが、ネオ・カナン固有種ルーの血を引いている。
自身ですら、その事は知らない。
だからこそ、成り立ってしまったのだ。]
[ 私はヘルの能力に感心しながら、それでもたかがプログラムと侮っていたのかもしれない。
そのプログラムが……いや、冥府の女王が、私の存在を突き止めたこと>>+246には、そのときは気づかなかったのだから……。 ]
[ハーランが本当の意味で、底なしの馬鹿であれば。
流れに身を任せる事ができたのなら。
結末は、違ったものになっていたかも知れない。
だが、気が付いてしまった。
飼い犬>>0:275の内にいた、その何かに。
それを失い、悲しみに暮れて亡骸を抱いたその時。
脳の内に電撃が走った。
ガルーが望むその血を引くものであったがために。]
あいつは、自分の知らない事を何でも知っていたっす。
宇宙の理から、美味しいジンギスカンの焼き方まで。
そして、人々の闇までも。
[だが、薄まった血であれば本当の共生関係は築けない。]
知ってるっすか?
共生と寄生ってのは、元は同じ理屈なんだって。
相利共生、片利共生、片害共生、数ある形の一種に過ぎないんだって。
[やがて、あいつは自分を狙うようになった。
やがて、自分はあいつを恐れるようになった。]
[だから声が聞こえてきた時>>1:*13、恐ろしかった。
自分はただ、自分の意志だと勘違いをしたまま操られていたから。
いつの間にか、海賊という正反対の立場に違和感を感じなくなってしまう程に。
もしかしたら、あいつは初めから知っていたのかも知れない。
同胞のいた、金馬の事を。]
…………………なんだ?
…………………………なにか、肝心なことを忘れてしまったような気がするんだが…………。
………………んんん………何を忘れたのかすら思い出せん………………。
なぜ、私はここにいる…………?
何が、私を…………………ううう………気分が悪いぞ………………。
[ 喪われた記憶が彼の基板を、アイデンティティを揺らがせる。
彼の場合、自分が議会議員としてここまで生きてきた意味すら不明瞭になっているよう。
彼は、壊れてしまうか、否か。
楽しい玩具だから壊したくないなぁ、あはは。]*
思い出したっす。
[自分があいつの奥底で眠っていた時の事、何もかも。]
ごめんよ。
[一筋の涙が伝う。]
いつだって恐れられて>>3:357。
天然の入った自分>>+142には、そんな人の目通じなかったけれど。
あんたは、いつも辛かったのか。
最初に相棒と呼んだのは自分なのに。
自分が、最後の砦にならなきゃいけなかったのに。
信じてやれなくて。
ごめんな。
[それに、まだ自分の知らない何かを抱えていたようだった。
もしかすれば、こうなる事も薄々予期していたのだろうか。
あいつは言っていた。
自分よりもさらに上の存在が、宇宙のガルー>>3:339とでも言うべき存在が、確かに存在しているのだと。それは生き物ですらない自然の理かも知れない。
自分はあいつに従っていただけ、操られていただけ。
けれども、もしもあいつも何かに操られていたとしたら?
それを自覚していたとしたら?
それは、辛すぎる。]
自分は、これからどうすればいいっすか?
[それでも、返す声は無い。
代わりに激しい頭痛が襲い、その場へとうずくまった。]
― 回想:サブ・ラボ ―
〜ヨルムンガンド戦〜
[それは唐突に現れた。
蒼い目を宿した10m近い巨躯の大蛇ヨルムンガンド
私やみんなが感じていた視線の主。]
う、あ、ああ……。
[大蛇と一瞬目があっただけで、
その殺気に身は竦んで息が出来なくなり、
私はその場にへなりと座り込んだ。
私にも何か出来る事があるのなら、
それを成そう>>4:+26と思ったはずだった。
覚悟を決めた>>6:+28つもりだった。
だけど、それは何の意味も成さなくて。
その場に居た者達が果敢に戦いを挑む中>>6:+164>>7:+1>>+13
私はただただ震えてそれを見ていることしか出来なかった]
[激しい攻防の末、ヨルムンガルドは霧散した。
それでも暫くは立つことさえ出来なくて。
誰かに手を差し伸べてもらって起こしてもらった気もしたけれど、
その相手の顔を見る余裕すらなかった。
ディークさんには、
もしもの時は身を守るように言われていた>>6:+109し、
私も護ることの重要性は理解していたけれど、
体が動かなかった。]
……。
ごめんなさい。
[体の震えが収まり、
やっとの思いで動くようになった口から出たのは謝罪の言葉。
結局、私は何も出来なかった。
ずっと怖くて、不安で、辛くて、
それでも頑張ろうと思ったのに、
そんな決意すら薄っぺらいものだったと痛感させられた。
そんな自分が悲しくて、情けなくて。
謝らずにはいられなかった。]
― 少し先 ―
[他の人達が苦しむ度、記憶の断片が浮かび上がる。
やがて幾人かの"涙の記憶"が映し出されたのち、ヘルは『半分の鍵』として紅い宝石をこちらに差し出すだろう]
…これ…
[それは、先程見覚えのある形。]
ムニン!居るかい?
[左目の紅い鴉を呼び寄せたなら、その片割れと同じように、
虚ろの右目に宝石をはめてやろう。
果たしてどうなる??*]
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