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シルキーちゃんまた転がってる?!
[…はナイジェルがバルコニーに向かったのを確認すると、少し緊張の面持ちで食事を済ませた]
あ、トールありがとう!
…わ、私も!ちょっと…ええと、行って来ます!
(わああ私すごい不自然…?!)
[…はぎこちなく皆に手を振り食堂を後にした]
[…はナイジェルの笑顔で少し緊張が解れたのを感じた]
うん、こんばんわ。
…月キレイに見えるねー、あっちのバルコニーと同じだ。
[…はそう言いながらナイジェルの隣に並んだ]
………。
君とこうしてまた月を見られて嬉しいよ。
もしかしたらもう会えないんじゃないかとさえ思った。
…。
この世界に来てから、毎晩ここで一人で月を見てたんだ。
もしかしたら君も向こうで見てるんじゃないか、なんて思ってね…。
………。
[…はそれ以上言葉を紡げずに押し黙った。]
…。
うん、私も、またナイジェルとこうして居られて嬉しい。
ナイジェルと居ると…ホッとするよ。
…ドキドキもするんだけど、何だか安心する。
……私もね、バルコニーで毎晩月を見てたよ。
本当なら二人で見てたはずなのになー、なんて考えたりして。
……。
…会えない間、ずっとナイジェルのこと考えてた…。
元気かな?何してるかな?本当に無事なのかな?いつまた会えるのかな?とかね…本当に色々…。
………寂しかった…。
[…は言葉を詰まらせ俯いた]
[…はローレルを見て、微笑んだ。]
…うん。僕も寂しかったよ。
僕も君のことばかりを考えていたよ…。
いつ会えるか、そればかりで、
まともに月なんて見てなかった。
…月に、君の笑顔ばかり重ねて思い浮かべてたよ…。
……。
[…はナイジェルの言葉に顔が綻び、やがて意を決したように顔を上げ、ナイジェルを見つめた]
…あのね、ナイジェル…。
私………、ナイジェルのことが、……。
……好き。
[…は消え入りそうな声で囁いた]
[…は食器を綺麗に片付け終えると、スケッチブックを開いた]
『トールさん。
私、あなたに伝えないといけないことがあります。
聞いてもらえますか?』
あ、ありがとう、ローレル…。
その、僕は…。
あまり自分の気持ちを伝えることに慣れてなくて…。
今までこういう気分になったこともなくて。
いや、他人の恋文を代書することもあるが、自分自身の気持ちというのは…。
…。
[…は困惑しながら言葉を選んでいる。]
…。
[…は該当する言葉を見つけられずに再び押し黙った。]
(………はは、これは、少々情けないね…。しっかりしないとな…。)
シルキー、ナイジェルとローレル、トールとヴェル。
なんだか良い雰囲気だね。
[・・・はシルキーと目くばせした]
う、うん…。
………。
(………私と、同じ気持ちってこと、なのかな…)
…。
ナイジェル、ええと…。
言葉じゃなくても、気持ちは伝えられるよ…?
[…は言葉が見付からずに困っている様子のナイジェルに、諭すように声をかけた]
[…はスケッチブックにゆっくりと文字を綴り始めた]
『四日前にトールさんの気持ちを聞いてから、ずっと考えていました。
私にとって、トールさんがどんな存在なのか。
お恥ずかしい話ですが、私は今まで誰かに恋をしたことがありませんでした。
だから、あなたの言葉を聞いたとき、この気持ちがあなたの気持ちに本当に釣り合うものなのか、分からなかった。』
…。
…。
…。
[…はしばらくローレルの言う言葉の意味が全くわからなかったが、たっぷり時間を開けて理解した。]
………!?
[…はしばし顔を染めた後、吹っ切れたように微笑んだ。]
(…僕はいつもこの子に引っ張って貰ってばっかりな気がするな…。
こんな時くらい…僕がしっかりしないとね…。)
『けれど、あなたがいなくなるかもしれないと思ったとき、
あなたと離ればなれになったとき、
やっと分かりました。
私にとって大切な人はたくさんいます。
この屋敷で一緒に過ごしたみなさん、私の受け持った生徒のみなさん。
他にも、色々な人が。
だけどあなたは
私にとって、たった一人の、かけがえのない人です。』
[…は静かに最後の文字を綴った]
『私は、あなたのことを愛しています。』
ローレル。
ありがとう。
君の厚意に甘えさせてもらうよ。
[…はローレルに向き直り、一瞬躊躇った後、ゆっくりと口づけした。]
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