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[するりとノトカーを振り抜ける。
ノトカーの少し前で止まるとタイガの方を振り返り、最後にこんな質問を。]
最後にこれだけ聞かせてください。
…………あなたは私を襲いましたか?
[その顔は泣いているようにも、笑っているようにも見えたかもしれない。
または、全く違う表情にも。]
あー、たぶん脱落したからじゃねーっすかね?
さっきここに運ばれてきたんすよ。
[そう言いながら前にある棺……もとい、装置を示してみる。
中を覗けば、うんざりしてる男と同じ顔が眠っているだろう。]
しっかし。半透明するって何なの。
試験終了まで幽霊の臨時体験?
[どんだけ悪趣味なんだよ、これの主催者。などと文句を垂れる。
本気で自分が幽霊だと信じていない。
仕方ないね。殺された記憶皆無だし。]
──── 回想 ??? ────(4d)
[昨日とは雰囲気がまるで違うサシャに戸惑う。
しかし、勇気をだして彼女に向き合った。(>>5:+31)]
………まだ、少しだけ怖い…
けど……私、サシャのこと……いっぱい知りたいから……
よろしく……!
か、かわいいなんて……
そんなことないないないっ!
サシャこそ、綺麗な名前だね……!
[距離を詰められたのはベルの友人、という事もあったのだろう。
それとは別に、彼女が放った矢には殺意があまり感じられず、その行動も人狼によるものだと思ったから。
全て人狼が悪いのだと、彼女が人を傷つけた事実は棚に上げて。
サシャとベルの話が盛り上がる前に(>>5:+28,>>5:+32)、静かにその場を離れた。]*
ノトカーさんも、ここにいらっしゃるとなると人狼にやられたのですか?
[自らが死んだと知れば多かれ少なかれ動揺したり慌てたりするものですが、ノトカーさんの様子は普段と変わらない様子でした。
寧ろ感情豊かな彼なら、まず驚くか慌てるかではないか、という先入観があったのも事実です。
普段通りの様子に見える彼から聞かれたことは>>+13。]
……????
え。確かに、ノトカーさんなら私よりも乗員に向いてるとは思いますが……。
[万に一つも予想していない内容でした。
彼はまだ自分が死んだ、もしくは冷凍睡眠装置に入った自覚がないのでしょうか。
でも、運ばれた自覚>>+14はあるようです。
自分と対峙して顔を見ていたようですが、寧ろうんざりしている様子に見えます。]
あの、ノトカーさんは、私が死んだのはご存知ですよね?
私が見えているとなるとノトカーさんは……。
これは幽霊の臨時体験じゃなく……。
[彼の反応が面白かったので、少し様子を見ようとも思ったのですが。
私が幽霊であることを匂わせてみましたが、果たして彼の反応はどうでしょうか。*]
[ノトカーさんと話している間、ふと人の気配を感じたのです>>+9。
私は特に気配等には敏感な方ではないのですが、Nルームが醸し出す静謐な雰囲気から、敏感に感じやすくなっていたのでしょうか。
ノトカーさんに一言断りを入れ、ふわふわと入り口の壁を抜け確認しに行くと]
ケーリッヒ先輩!
[そこに居たのは、先日壮絶な最期を遂げた頼れる先輩でした。
思えば先輩とゆっくり語り合ったのが大分前に感じられます。]
お久しぶりです……!
お元気ですか、が使えないなんて挨拶に困っちゃいますよね。
今、中にノトカーさんいらっしゃいますよ。
[勝手にノトカーさんの名前を出してみましたが、先輩は中に入って下さるでしょうか。*]
あー、死んでましたね。
オレ、第一発見者っすし。忘れられねーわ。
[臨時体験ではないという彼女には噴き出して。]
またまたご冗談を。
殺された記憶なんかとんとねーっすよ?
[とは言うものの、スタンガンを充てられて気絶した後、次に目を覚ましたらここにいたわけだけど。
神妙さを感じ取ったのか、段々笑えなくなってきて]
……え、オレ殺されたの?
強制連行にスタンガン…? 何があったのですか?
[私はまだ、何故彼がこのNルームで眠っているかの原因すら知らずにいたのです。
もし彼が連行された際、思い出したくないことがあるのならば深追いはしないつもりで居ましたが。]
そんなの、私だって慌て癖ありますよ。
ノトカーさんなら気遣いもできますし、明るいですからね。
[謙遜した様子で笑った様子は>>+19やはりいつものノトカーさんでした。
乗員に向いている、とは言ったものの。
既に死んでしまったのならば意味はないですよね、と気付いたのは口に出してからでした。]
えっ、ノトカーさんが第一発見者だったのですか!?
……あ、あの、お見苦しい姿を見せてしまったようで、申し訳ありませんでした……。
[私は死んでから資料室へ戻るまでにタイムラグがあったので、ノトカーさんが私の死体を発見した場面については確認できていなかったのです。
気付かれたのでしょうか、徐々にノトカーさんの顔色が悪くなってきました>>+20>>+21。]
ノトカーさんが今私と話しているというと……ですね?
[私はふわふわと浮遊し、ノトカーさんの周囲を漂ってみます。*]
― Nルーム ―
[ひどく懐かしい夢を見ていた気がする。
大きな手で頭を撫でてもらえば嬉しくて。教えてもらった料理を作ることができれば、その人も嬉しそうに笑う。
灰色掛かった厨房、原風景。
他の大人達とは違う、優しい声で名前を呼んでもらうと、安心する。でも最後にその声で呼ばれたときは、少し苦しそうな、何かを耐えるような―]
トールと…カーク?
[名前を呼ばれた気がした。
ふと意識が浮上して、気づけばトールとカークが立っていて。何故かその前には...がいる。一瞬混乱したが、血で汚れた自分を見て、ああ、と思い出した。
そうだ、シメオンと医務室を出て、そして――。シメオンと『ガルー』と名乗ったあの人(人?達?)はどうなったのだろう。
(私、死んだんだ。)
特に悲しいとか、怒りだとか、そういった感情は浮かんでこず。最後痛みもなかったのはありがたかったかな、うん。と、穏やかな気持ちになる。自分をこうしてみるのは変な感じだけれど。
泣きはらした後の目をしたトールに、私のせいだったらごめんね、ありがとう、と思いつつ。
ハーモニカを取り出したトール>>46にぱあっと顔を輝かせる。トールは自分の言葉を覚えてい
てくれたんだ。]
やがて始まった演奏に耳を傾ける。まるで優しい風のように、あの人の大きな手のように。安心していいんだよ、もうおやすみ、と。優しく、穏やかな旋律。これはきっと子守唄。
トールの人柄を表したような演奏に、目を閉じて聞き入った。]
ありがとう、トール。
すごく素敵な演奏だった。
[パチパチ、と聞こえないと分かっていつつも手を叩いて感謝を。
音楽のことは全然分からないけれど、泣きたくなるほど優しい演奏だった。]
[カークに頭を撫でてもらう自分を見ると、もう感覚はないのにくすぐったくなる。>>53
カークもよく頭を撫でてくれるよね、と嬉しくなって。いつもありがとう、と笑いかける。
よく見れば、カークもトールも怪我をした痕跡がある。もしかして『人狼』が?それとも何かあったのだろうか。
二人とも大丈夫?気をつけてね、と届かない声で心配を。
最後、蓋の向こうに見えなくなる自分を不思議な気持ちで見つめる。死んだという事実を理解はできるけれど、まだ実感がわかない。
と、カークとトールがノトカーを呼ぶのに、ようやく自分の隣に誰が眠っているのかを認識した。]
え?!ノトカー?
[一体どうしてノトカーが?もしかして投票?ノトカーも『人狼』なの?
それともあの後シメオンと共にいる『ガルー』が…?!
トールとカークに尋ねる訳にもいかず、え、え、と混乱する。まだそこにノトカーがいれば、彼の姿に気づいただろうか。いなければ、何があったのかを知ろうと船内をうろうろするだろう。]**
いざという時に誘導じゃなくて、自分の命優先させてるようじゃーねー。
そのせいで色んな人に発砲しまくって、人狼容疑が一番掛かっちまったんすけど。
宇宙連邦の条約だったか何だったかでここに送られることになっちまったんすよねー……。
[顔色を悪くしながら掻い摘まんで説明>>+22。
どんなに思い出しても、自分が殺された記憶はない。
暗くなっていく視界が辛うじて捉えられた、どこかゾッとするような、歪に歪んだ猫の顔が思い出されるだけ>>3。
目が覚めた時は、あの違和感>>5:283は無理矢理ホログラフ体験をやらされてるのを無意識に感じ取ったからかと思ったのだが。]
……あの猫、次にあったらただじゃ置かねー。
[ふわふわと浮いて近付いてくるエストホルムを見れば>>+23、さすがに幽霊だと確信できたらしく舌打ちしながら怨嗟を吐いた。
あれに始末されたなら、いつか必ずあの猫に復讐してやろうと。
幽霊がホログラフに手出しできるのか、というか向こうはこっちを感知できるのか甚だ怪しいが。
まあ似たようなモノだから、と適当に理由付けてこの問題は頭の隅に追い遣った。]
[それからフィオンとエストホルムと何か話していただろうか。
Nルームに人影が入ってきたのが見えた>>50。]
あー……。
[自分が撃ち抜いた箇所>>5:259>>5:267に申し訳なさそうに眉を寄せる。
向こうから見えていないのは入ってきた時、ノーリアクションだったことですぐにわかった。
悪いことしたなー、とは思うが謝る術がなく。
ふたりの手元を見れば、よく知った青い髪の女性が]
……エレオ?
[座ってる方へ近付いてくるので、その場を降りて少し離れた場所へと移動する。
わざわざ離れたのは、向こうから見えないと知ってはいても、罪悪感があったからだ。]
自分の命は大事ですよ。
命あっての物種といいますから。死んでしまっては何も出来ないですからね。
[ノトカーさんは漸くご自分の身に何が起こったかを理解されたようです>>+27。
色々な方に発砲した話を聞けば、パニックになればそうなるのも仕方がないですよね、と思っていたのですが。
結果冷凍冬眠措置となった彼の為に、何も言わずにいました。]
スノウちゃんを苛めたらダメですよ?
とても可愛い子ですからね。
今度撫でてみればわかりますよ。ものすごくモフモフですから!
[死んでしまったからもふもふできないわね、と気付くのは言った後のことでした。
だから私は落ちこぼれなのね、と自嘲的に笑ってしまいました。]
[と思えば、Nルームに先生とトールさんが来られたのです>>46>>53。
――ぐったりとしたエレオを抱え。]
エレオ? どうしてここにエレオを?
[元から色白で痩せていたけれど、今のエレオは色白というレベルではなく、蒼白――、むしろ、灰。白。
抱えられたまま揺れる髪と腕と脚。
全て自らの意思ではなく。動いている反動でぶらぶらとしているだけ。]
(……認めたくない。認められない。信じない――。)
[信じないと突っぱねていたのに、容赦なく流れて来るハーモニカの音色。
とても綺麗で、普段なら聴いているだけで安らげそうな音色なのに。
エレオの身に起こったことを、否応無しに突きつけられたのです。]
[先生は職業柄、どれ位の人を葬ってきたのでしょうか。
単純な言葉ですが『慣れきってしまっている』ように見えたのです。
そして、気付いたことは。
ノトカーさんの銃乱射で先生がまた血栓を吹き出していたことは私は知らなかったのですが>>46。
先日ミイラ男のようにぐるぐる巻きにされた頭部の傷も、タイガさんに襲われた際の傷の様子も、見えなかったのです。
良い薬があるとしても、傷跡は多少は残るはず。
私が確認したそれらの傷も、1日2日で治る速さではないことは確実だったのは覚えています。]
先生……。
[ふと思い出したのは、先生に慰められていた時の感覚>>3:+20。
――先生は、人ではない?
漠然とした疑問。]
[色々と考えている間、別の声が聞こえてきたのです>>+26。
それは、友人エレオの声。
トールさんによって運ばれてた現場を見ていたところだったのに。
声に導かれ振り向くと、やはり彼女の姿は半透明でした。
久しぶりね。
……ごめんなさい。
どうしてここに居るの?
これは夢よ、エレオがここに居るはずがない。
久々に直接会う、見た目が半透明になった友人にどう声をかけて良いのか。
頭の中でぐるぐると回り悩み続け、結局出た言葉は]
エレオ……。
[名前を搾り出すことしか出来なかったのです。
会えて嬉しいはずなのに、同時にそれは、彼女の命が摘み取られた、もしくは冷凍睡眠された証拠なのですから――。*]
――現在――
[今日も、昨日と同じく、空気が張り詰めていたのです。
鳴り響く銃声、飛び交う血飛沫。
いえ、非常事態宣言が出てから、張り詰めていない日などなかったのですが。]
ダーフィト……。
[ハダリーさんを追っている最中、崩れ落ちるように座り込む彼>>175の隣に私はそっと座り、彼の手の上に私の手を重ねていました。
昨日から体調を崩していたのでしょうか、部屋から出て来た時間も遅かった上、どこか元気が無いように見えたのです。
――私は彼のことをあまりにも知らなさ過ぎるのです。
日々蓄積される疲労だけでなく、彼の中にある苦しみ、葛藤。]
──── 資料室→展望ラウンジ ────(5d)
[資料室を離れ、ゆらりゆらりとあてもなく彷徨う。
辿り着いたのは何故か展望ラウンジだった。
もう真っ暗なそこに蹲る。
また、子守唄を口ずさんで。
だんだんと気持ちが落ち着いていく。
………どれほど時間が経っただろうか。ふと考える。
────私は何もできない。見ているだけ。でもこの世界でたくさんの人と出会った。……久しぶりに、人と話した。この世界のおかげで、みんなと出会えた。……私は心のどこかで喜んでたんだ、新しい出会いを。
死ねば会える、話せる。
いつからかそんな想いがあったのかもしれない。
そんな私に、タイガさんを責める資格があるのだろうか?
きっと、ない。
────私……タイガさんに何て事を…………
]
なんかもう……疲れちゃった………
[銃声が聞こえる。叫び声が聞こえる。
一つ、溜息をついた。]
また……犠牲者が出るの……?
こっちに来るの………?
[全部、全部仕方がない事なんだよね。]
…………そっか。じゃあ歓迎しないとね。
いつまでもうじうじしていられないや。
[その顔にはもう迷いはない。
全てが吹っ切れたように。]
[もし、あなたがここに来たら。
まず私は、あなたに謝ります。
例えそれが、私が知らぬ間に彼が背負い続けている罪悪感をより膨らませることになったとしても。
彼が私のためにしてくれたこと。
それは、私が死してからも変わらずにいますから。
私は一方的にですが、ずっと見てきたのですから。
同時に『彼と直接言葉を交わしたい』思いは、強くなっていくのも事実で。
しかし、これが実現されるには、彼が――。
だから、いいのです。こうして眺めているだけで。
私が一番望んでいることは、あなたが生き続けることですから。
生きていれば、必ず良いことがありますから。*]
──── 医務室 ────(現在)
[展望ラウンジからメインサロンを通って医務室へ向かう。
どこかで誰かと会ったなら、会話して、その後に。
医務室に着いた時、聞こえてきた言葉はあまりに衝撃的で。
「―――…”ハダリー”、お前、『人狼』だな…っ!」
カークの声。
どういうことだろう、と中に入る。
医務室の前には、私が生前すれ違った男性がいただろうか。(>>125)
そこにはカークとハダリーがいた。
程なくしてダーフィトが。
彼は医務室に入ると同時に発砲した。(>>128)
それから今度はまた違う男性が。(>>148)
全て、黙って見ていた。
やがて、カークが医務室を出るのを見れば、その後について行った。]
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