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そうか……自分で、ジェムを。
[>>69自分は見ていなかったから、初めて知った。]
[あのときは、コンラートの炎で灼かれ、ローズマリーの加護で軽減できたものの重体で。きっと、あの加護がなければ灼かれた瞬間、確実に消滅していた。
それでも残りのジェムを攻撃に使おうと、火傷の回復には使わず。
一度の戦闘における二度に渡る炎魔呪迅の使用で魔力と体力への負担が限界を越えて、更に火傷を治さず激しく動いたことで新たに生まれた傷からの出血多量で、致命傷となった。]
[後はもう、俊介の元へ行く事だけを、考えていたから。]
そうだね、後で……ぜんぶ、終わってから。
[涙を流すコンラート
そっと背をぽすぽすしてやっていると、不意に入ってきたのは6体の人型ディアボロス
手をコンラートの肩に置くと、立ち上がる]
『唱、変身するぞ』
う、うん……!!
[コンラートを護るかのようにディアボロスの前へ立ちはだかり、再び変身する >>5:+23 >>5:+24
シェットラントはコンラートを振り返ると、にっと笑って言葉を落とす]
『なぁ、多分これが最後かもしんねぇ ……俺の魔法、見てくれっか?』
[手を繋ぎ、受け渡す魔力
紡ぐのは、祈りの歌]
― グラウンド ―
……せんせ……。
[>>74来た。
担任と、クラスメイト。]
[大事な二人が、俊介と対峙する。]
[こんな姿、見たくなかったけれど。]
[それよりも、痛いのは……]
[再び変身する彼とシグルドに目を瞬かせる
自分を護るようにディアボロスに立ちふさがる2人]
……ぇ、ぁ……ぅん。
[笑う彼に頷き様子を見つめる]
―幼稚園棟―
……なんで、俺ここに来てるんでしょうか。
[おかしいな、考えながら歩いていた所為だから?
でも、ここからならグラウンドもよく見えるかな。]
どうせだったら、屋根の上で見てたほうがいいかな。
[そういうと一旦外に出てトントンと地面を蹴って
ふわりと空を飛べば1(2x1)
1.綺麗に着地できた!100点満点!
2.何時から屋根が滑っていないと思った?落下しました]
[自分に笑い方を思い出させてくれた先生が、大事じゃない筈がなくて。]
[自分のために泣いてくれたクラスメイトが、大事じゃない筈がなくて。]
[でも、自身の選択は。]
[それでも、怒りや敵意を向けたまま戦って欲しくないと思うのは、甘えなのだろうか。]
……ありがとう、セルウィンさん。
[>>79自分が今一番、俊介へ伝えたかったこと。]
[彼と敵対して以来、初めて、素直に感謝が浮かんだ。]
白鳥の歌?
[>>81何のことだろうか。
そういえば、自分は彼の願いを知らない。
自分にとって大事な人の願いだ。
どんなものであっても、叶えて欲しいと思う。
けれど……今は知りたい。
試練が終われば、自分は忘れてしまうけれど、だからこそ。]
うん、願い、叶えてね……。
[この魔法を見た者へ、希望の光を灯さんと
駆け抜けた光の剣は静かに消え去り
後には6つのジェムを残すのみ
コンラートへ向き直ったシェットラントは、彼に笑いかけ]
『な、どうだった?』
[と、無邪気に聞くのであった]
──すごい!すごいねお兄ちゃん!
[無邪気に聞く彼に
彼の魔法を見て無邪気に笑う青年の顔が見えたか
ただ鬼灯は置いてきぼりをくらっていた]
[まだ、不安な思いは残っているけれど。]
[彼が怒りを剥き出しにしたりせず戦ってくれるのなら。]
……私は、何も言わないよ。
[すっと、俊介から離れて。]
[後は、戦いを見守るだけ。]
[無邪気に返す彼に、ぱっと笑顔になるシェットラント
手を離し、コンラートに駆け寄った]
『ほんとか!?でもこれ、もう使えねーんだよな だからこれきり』
[コンラートの契約者とシグルド
完全に置いてけぼりを食らっている2人であった]
これきりかぁ…ちょっと残念かなぁ?
[しょぼんとした後また笑って]
でも見せてくれてありがとうお兄ちゃん。
[笑っている彼に容赦なく聞こえるのは]
『……ごめんな、あと、どういたしまして』
[嬉しそうなコンラートに、笑顔が咲く
しかし、聞こえてくるのは戦闘音
そちらへ顔を向けると、すっと目を細めた]
『始まっちまったか………』
[わかっていた
だから屋上に来たのだ
わかっていた、けど………]
………みんなが合格できればいいのに
[思わず、そんな言葉が溢れる]
――……俊介くんっ!!!
[>>93上がる火柱。恐らく、火属性だった月桂のジェムの魔法だ。]
[思わず足が出るけれど、とても追いつけるはずもなく。]
[だって、今、少女は魔法を使えない。]
い、やっ!!!
『おい姉ちゃん、無駄やって!!』
[そんなことわかってる。
けれど、炎に曝される俊介を放っておくことなどできなくて>>96]
[駆け寄り、白いワンピースを脱いでばさばさと。]
[その言葉に、シェットラントは眉を下げる]
『唱、これは試練だ みんながハッピーエンドなんてモン、存在しねぇんだ』
……
[それはそうだろう
みんながみんな幸せになれれば、こんな試練は存在しない
それでも……願ってしまうのである
絶望の無い世界を
そして、それを作るのが魔女なのだろう]
……いつ見ても、最後の戦いは。
[信念と信念のぶつかり合い。
だからこそ、熱くなるものなんだと。
屋根の上に座った見習い契約者は月の光で輝く水晶となった屋根の上で見守るだけ]
あの時は、木属性だったかな。
[かつての自分達の戦いが重なって小さな笑みがこぼれた]
先生っ……
[>>98レーザーに曝される彼を見れば、更に表情が陰り。]
[ああ、もう、どうして彼らが一緒に合格できないのか。]
[何度自分を納得させても、もどかしく思うばかり。]
──────。
『おまっ!落ちる落ちる!』
[突然動いた彼は鬼灯の制止を聞かず
屋上の柵に身を乗り出すようにグラウンドに向けて
蝕まれながらも誰かに向けて手を伸ばしていた]
あっ、駄目、それは……!!
[>>100また、あの魔法。]
[首を小さく横に振る。]
俊介くん、君、その魔法を使い続けたら
きっと、魔法に殺されちゃう……!!!
[屋上から、戦いを見つめる
自分には何もできないので、見守ることしかできない
そんな唱の隣に、修斗が来、座る
ぽんぽんと横を叩けば、唱はそこに座った]
『………これがきっと、最後のときだ だから、共に見守ろう』
[唱は静かに頷くと、グラウンドへ視線を移す
最後のときを、見届けんと*]
[けれど、けれど、少女に彼を止める力なんてなくて]
[ただ、今、願うことは]
[彼が、願いを叶えてくれること
そして、
どうか自分とのことを、忘れてしまわないように、と]
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