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[資料室を出て行く際、アイリとすれ違いました>>+9。
先程までの私は、近くにアイリが>>+1>>+2、オクタヴィアさんが居たこと>>4:+75にも気付かなかったのです。
遅れて来たダーフィトと、シェルダン先生は怪我を負ったものの、命は取り止められ無事でしたが。
先生を庇ったケーリッヒ先輩と、タイガさんは助からなかったのです。
(実はケーリッヒ先輩はこの段階では生きていたことを、途中で部屋を出て行った私は知ることがなかったのですが)]
ううん、大丈夫……。
気を遣ってくれて、ありがとう。
でも、少し……。
[本当は、タイガさんにも死んで欲しくなかったのです。
もっと、彼と話したかったのです。]
[私に終焉を齎した爪を振り下ろし、私の最期を見届けた、唯一の人。
頭では甘えだと分かっているのです。
あの状況下、タイガさんを殺さないと先生も、ダーフィトも死んでいたことはほぼ確実だったでしょう。
でも、お父さんが最期に人としての意識を取り戻したから。
タイガさんもそうなってくれるのでは、と淡い期待を抱いていたのです。
結果、彼が起き上がってくることは、なかったのですが――。]
ごめんなさい、少し……一人に……。
[アイリの慰めの声が聞こえてきます。
でも今の私は、例えアイリが相手でも、話すことが辛かったのです。
顔を見られないよう、逃げるよう、その場を去ってしまい、彼女の様子がどこかおかしかったことにも、気付けなかったのです――。*]
──── 回想 医務室 ────
真里……さん…………
マリエッタさんじゃ……ないんですね……
すみません……どなたかが言ってるの…聞いただけで…
あ……えと………私の事はアイリでもアイリスでも………
その……呼び捨てで……大丈夫……なの…
真里……よろしくね……?
[まだ震えは収まらないけれど、声は小さいままだけど、少しでも慣れるために提案は自分から。
ちらりと目線を上げる。
"真里"という名前だが、おそらく男性だろう。
彼はふわふわとまだ慣れない動きで私を励まそうとしてくれる。
"気にしなくていいよ"という言葉に、違う、そうじゃないの、と首を振りそうになって止める。
代わりに少し笑みを浮かべた。]
うん………ありがとう。
[そして彼が医務室を出るのを見送る。
その楽しげな様子を見てまた顔を曇らせた。
────違うの。私が実体としてあったなら、もしかしたらあなたを助けられたかもしれない。この船のどこかで出会って、話をして、一緒に医務室に行っていたかもしれない。
ifを考えてしまってはきりがないのはわかっている。
でも、考えずにはいられない。
────もし、この世界がなかったら、私はベルともオクタヴィアさんとも会っていなかったかもしれない。そう、真里とも。
あぁ、なんて皮肉。]
[ふと嫌な予感が頭を過る。
────この世界は、私が創ったもの……?
私が無意識のうちに、人と話すために"人狼"を使って1人ずつ殺し
この世界に"誘い込んでいる"のだとしたら。]
違う……違う違う違う違う………っ!!
[両手で頭を押さえ、叫ぶ。
そうすることで強制的に思考を止めた。
────こんな恐ろしい考えは忘れてしまおう。
眼鏡の男性が来るまでの間、私は抜け殻のようにぼうっとしていた。]*
[健康管理装置が「定期スキャンを始める音」が、最期に聴いた音だった。]
[生前の己は「再起動音」だと勘違いをしていたわけだが、"人狼"ーー人間よりも遥かに優れた身体能力を"自覚"した今なら、冷静になればあれが再起動音ではなく、定刻に実行される「スキャンの起動音」であることが判る。
人間には聴き取ることのできない高い周波数の音、それが確かにはっきりと聞こえていたのだ。
…………いまさら分かったところで、何にもならないことなのだが。]
[ふわりと資料室の中に戻る。
そこには誰かいただろうか。
それでも構わず、入り口に一番近い一角に体育座りをした。]
────、────────〜♪
〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
[小さく口ずさんだのは懐かしいメロディ。
私自身いつ覚えたのかわからない子守唄。
血塗られたこの部屋で、人狼がまだそこにいるこの部屋で、私はずっと歌い続けた。]
[どれ程経っただろうか。
資料室に緑髪の男性────医務室で怪我の手当をされていた人が来た(>>44)。
タイガと呼ばれた人がこちらに手を振るのには気づかない。(>>+21)
歌うのをやめてその人の行動を見つめる。
────……?
人狼を蹴る彼(>>44)に驚くラヴィ(>>178)。
黙ったまま様子を見続ける。
すると彼はもう動かない人狼に向かって自己紹介をした。
────この人、何してるんだろう。
そこまでなら、そういう人もいるのかなと気にも留めなかっただろう。
しかし、彼の次に起こした行動は、理解に苦しむもので。]
え…ちょっと……何してるんですか……?
Nルームに運ぶ?冗談じゃない…!
ただの…人間……?
奇声されなかったら………?
そんなのは夢物語だよ!
もしもなんてない!
起こってしまったら変えられないの……!
ここからは…この世界からはどうしたって、言葉を伝えることはできないの────っ!
[もちろん彼に聞こえる事はない。
その叫びは、この数日で思い知った自分自身の無力さを呪ったもの。
希望を見て、絶望して、そんな日々を送り続けた私の、想いの全て。
この叫びを聞いているものがいるなんて、思いもしない。(>>+21)
ただ必死に、"ノトカー"と名乗った彼だけを見て、彼だけに訴えて。
そのまま彼を行かせるわけにもいかず、ゆらゆらとついて行こうとするが、話しかけられたのならゆるりと振り返るだろう。]
[あれから幾分か休憩を取り、気分も少しは落ち着いた頃でしょうか。
船内をふわふわと見回り、今を生きている方々を見ていたのですが。
皆さん、憔悴している様子が目に見えて浮かび上がっているのです。
ダーフィトや先生は何時ものこととはいえ……。
……私までこんな考えになってしまうだなんて。
お二人はどんなことがあっても無事だから。
そう、無意識の間に信じ込んでいたのでしょう。
私だけじゃなく、ケーリッヒ先輩まで居なくなってしまったから……。
だからこそ、お二人には私達の分まで、生きて欲しいのです。
特にシェルダン先生は、ケーリッヒ先輩が身を挺して庇った場面を見ているはず。
サバイバーズ・ギルトを感じられるようなことがなければ良いのですが……。]
―回想・資料館に入る前―
ありがとう
[こくりと頷く彼女に>>4:+72泣き笑いのような奇妙な表情になり]
あの時の事、実はほとんど覚えていないんだ…
でも私とは違う私の記憶があるんだ。
[そして、あの時の事を話し出す。
あの時、自分の中の"狂気"が暴れ出し、代わりに
私はほとんど眠ったような感覚であった事。
眠りながらも、大切な人を傷つけている感覚に、
ずっと胸 ―自分で刺した辺り― が痛かった事。
"狂気"の暴走を止める事が出来なかった事。
決死の覚悟で"狂気"を止めてくれようとしてくれた人たちに、申し訳ないと思うと同時に…とても嬉しかった事。]
だから、私の中に潜む"狂気"を抑えられなかった事が、今回の原因なんだ。
[迷子の幼子のような表情で
話すその言葉は、とても拙かったかもしれない]
[まだベルが話してくれるようなら、ベルの話を聞こうとしただろう]
[もう暴走する事は無くなったので、
自分はむしろ自らの死を喜んでいること、
そして、今も人狼に賛同する"狂信者"としての自分も確かに居ることは、人狼に襲われた彼女に対して、言えるはずも無く]
――回想・4d_Sasha――
[淡々とサシャの口から語られる真実>>+28>>+29。
正直、聞いただけでは信じられないことなのですが、語っている間の彼女の表情は、明るく可愛い「いつものサシャ」ではなく、あの時弓を乱射して破滅を望む「狂気のサシャ」でもなく。
本当に戸惑っている様子で、悲しそうに見えて――。
私は彼女の掌の上に自分の掌を重ね、話を聞いていました。
重ねても重なることは無いので、実際は重ねようとしている素振り、ですが。
この時に思う――どうして死んでいるはずなのに、まるで生きているかの如く私は、私達は、活動しているのでしょうかと。]
正直、わからないというか想像できない事ばかりで……。
[まず正直な感想――お世辞にも慰めの言葉とは言えないことを言ってから。]
でもサシャは、辛かったのでしょう?
……今も、辛そうな顔してるもの。
サシャが私を助けてくれた時。
あの時は、“サシャの意思”で、私を助けようとして、実際助けてくれたのでしょう?
だから、それでいいの。
私は、優しいサシャを知っているから。
優しいサシャが消えてくれなければ、居てくれれば。それでいいの。
[彼女はきっと決死の覚悟で私に告白してくれたのでしょう。
すり抜けてしまうのは分かっているのですが、それでも彼女をそっと抱きしめたのです。]
言ってくれてありがとう。
じゃあ、今度は私の話したいことの番かしら。
……私のお父さん、人狼だったの。
でも私は、お父さんのことが、人狼でも大好きだったの。
もちろん、それは今も変わっていないわ。
[人狼に憧れを持つ彼女へ、伝えておきたかったこと。
真意は「私もサシャの仲間のようなものだから」と。
ずっと不安そうな彼女を、安心させたかったのです。
少しでも、彼女は安心してくれるのでしょうか。*]
[本当に、いきなりだな、と思う。]
ノトカー君、ね。
初めまして。
[蹴飛ばした死骸に一人声を掛ける様子は、異様にも映る。
この異常な状況の中で、度重なるストレスによって感覚や死生観の一部を麻痺させてしまったのだろうか。
ーーーかわいそうに。
狂ってしまったのだね。
『人狼』を妄信し、皆の前で暴れてみせた彼女とは少し違う方向に。
……物言わぬ死骸に声を掛ける彼を不憫に思い、返事をする己もよっぽどだが。
そう、思えば彼の行動も、己の死骸にたいしても、不思議と冷静に……他人事のように見ることができた。]
[困惑はノトカーの行動に対してだったが、呆れの方は違う。
いつの間にか現れて、今もノトカーと己との間に入るようにして叫ぶ少女(>>+25>>+26)
彼女に「呆れ」ていたのだ。
彼女の叫びがノトカーには届いていない様子を見れば、彼女もまた、己と同質の存在なのだと判る。]
………
……"俺"は「コイツ」じゃないですよ。
"タイガ"という人間、「でした」
[まあ、もう、そんな人間はいないのですが。とは語らずも、飲み込んで。
だから、少女へと文句は告げたが、別にコイツ扱いでもよかった。
なんとなく、他に話し相手もいないから戯れに、声の届く相手へと声を掛けただけに過ぎない。*]
――現在――
[周囲が、ざわついていたのです。
幾度と無く響く銃声>>233。
親しみを感じていた男性が、友人の命が刈り取ったこと>>256。
スノウから告げられた、若店主の名――>>277。
シメオンさんがエレオの命を奪った瞬間を見ることを出来なかったのは、私にとって不幸中の幸いだったことでしょう。
後に現実を突きつけられることになるのですが、現場を見ていたとしたら、私の心の傷は再び抉じ開けられることになっていたでしょうから。
――それよりも、私は姿を見かけていない彼の様子が気になったのです。]
ー医務室→廊下ー
[医務室に着いた後の事
結局考え事をして長居してしまいら今はまたカークの後をふわふわと付いて行ってる状態である
彼が無茶をしないか心配だったからというのもあるが、大きな理由は自分の友人を…ノトカーを探しに行くと言ったからだ
……ノトカーは人狼じゃない
単なる勘で…そして友人だからという理由だけでそう信じていた
そうして移動していればカークがノトカーを見付け、話を始めた
友人が疑われている状況で何も出来ない事に胸が痛くなりながらも見守っていた時、それは起こった]
なっ…?!か、カークさん!
あ、ノトカー!
[ノトカーが突如発砲し、カークへ命中するのを目の当たりにしてしまった
また怪我をした彼を放ってはおけないが…その後走り去る友人の背中を見て本能的に感じた
1人にしてはいけないと]
ごめんカークさん…!
[聞こえないと分かってはいてもそう言えば告げては友人の後を追う
その後も発砲しながら逃げる彼を追うのは大変だったが、それでも必死で食らい付きどうにか追い付いたが…
自分が到着した時には白い猫が彼の目の前に現れ友人の名が告げられた後だった]
ノトカー…?
ダメだ、彼は違うだろう…!
撤回してくれスノウ…スノウ!!
[叫んでも彼らには聞こえない
聞こえていたとしても無駄だと理解はしても認めたくはなかった
結局、父を亡くしたあの時から自分は無力なままだと…嫌に実感させられただけだった
彼が自分の様に幽体となってこちら側に来るのかは定かではないが…また顔を合わせられたなら、いつもと変わらぬ態度で彼に接するはずだ*]
ーもしものお話ー
[友人がNルームで眠る自分に話しかけている時、自分は医務室に居た為彼が話してた内容(>>182>>183>>184)は当然分からない
しかし…もし自分がカークを追わずにその場に居て、彼がタイガをNルームまで運び話しかけてくれた内容を知りえたなら
『ノトカーは何も間違った事してない』
そう言った事だろう
友人が相手でも少しは疑ってしまうのが普通だ
自分が他人はともかく少しでも親しい人物を疑わずに信じるのは父を亡くした時の状況が未だに怖いから
疑って奪うくらいなら疑わずに奪われる方を選ぼう
そう決めたから
疑う心もまた、過去に置いてきたものの1つなのだ
だから無条件に友人である彼を信じて、短くそんな言葉をかけていただろう*]
[ダーフィトは、どうしているのでしょうか。
この体になり、自由に壁や扉が行き来出来るようになったので、部屋に入ることも可能なのですが。
流石に勝手に不法侵入することは憚られます。
その時、ショッピングフロアで店を構えている若店主のノトカーさんが冷凍睡眠装置に送られると聞き、私はNルームへと向かったのです。]
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