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[吸血触手が仔狼から盗んだ血は、
そのまま梟の口許へ捧げられる]
うん
熱はまあ良い。だがスパイスが足りないのかな
[新酒の味わいに首傾けて、難しいものだと呟いた。
赤々と染まる青>>+92へ微笑んで、垂れた首を足先で上げさせる]
もっとかい?
スパイス…苦手なことだよ、困った
[引っくり返した仔狼の腹の上へしゃがみ、
胸へ爪を突き立てる。
皮下を抉り、胸郭を割ってその奥へ。常は肋骨の砦に守られた体の芯を暴く。
快楽に狂乱する心臓を直に掌で包み、握った]
これは温かいね
好い
[紅柘榴へじわり爪を立て、激しく拍動する動きへ愉しげに笑む]
/*
ちなみに勝手に名前を知っているのは、古老だから。
[説明になっていない]
まあ一言でいっちゃえば読心なのだけど、意識を読むんじゃなくて存在を読む、な設定だからサイコメトリーって言う方がいいかしら。
なので変身してもユーリエは誤認したりしないのです。
従順なのはお前の美徳――ということにしておこう。
[畏まった黒猫の顔を鷲掴み、目隠しを。
喉首晒すように仰け反らせて、黒衣の懐深く抱き取る]
さて。
お前は、私をどのようにして悦ばせてくれるのだね?
苦痛か。快楽か。――血か。
許す。望みを答え給え。
[あー、と口を開けてみます。
喉が渇いている、とローレルは感じました。
身体には、うまく力が入りません。
牙が出ない、と困って、頬に手を当てました。
ちらと親友の方を困った顔で見ます。
教えて、というように。]
[幾度果てたか数えてあげようというほど、親切心はなく>>+111
触手に喰い破られ血を奪われて喜び喘ぐ幼い吸血鬼に、
ただ慈愛を込めて]
いくがいい
彼の岸を覗き見て、戻っておいで
[その赤く開いた胸へ口を寄せ、爪で裂いた紅柘榴へ
さらに深く牙を埋めた───]
— 地下迷宮 —
[襤褸布のような青い狼から離れ、梟は翼を開く。
覚めない眠りへ逝かせぬように与えたのは、指先から唇へ垂らした一滴の糧]
さて…鴉殿はどう判じるのだろうね
[触手は、紅色を失い元の闇の形で狼にまとわりついていた**]
そうね、じゃあとりあえず、口を開けてみて。
あーん、って。
こんな風に。
[演じてみせて、同じようにさせたローレルの口腔をじっと覗き込んだ。どこにも異状のない、健康な歯並び――人間であればの話だが。]
んー……噛み付こうとすると、自然に歯と牙って切り替わる感覚、なんだけど。つん、つん。
[どれほどの回数そうしてきたかなど、古代の妖魔には数えようもない。却って言葉にしづらい感覚。別の方法を用いることにした。]
[「支配 はしない」と、薔薇の薫りが響んだ。]
紅榴… 候
[水そのものの滑らかな動きで美顔が寄せられれば、焦点が蕩けるかに思う。
喘ぎを殺しかねてひくつく喉へと、耳朶から珠の指先が伝えば目の色はさらに移ろった。
礼の動きを借りて、強いて視線を外す。
現実へ引き戻すように投げかけられる家名の軛がそれを可能にした。]
回答を、 感謝する。
おれの分限で、元老の考えを、有り様を教えてもらえるのは、光栄だ。
― 地下迷宮>>+118 ―
《 カァ 》
[暗闇の中、一声、
鴉の啼声が響いた。
それは紅い梟に謝意を伝えるようであり、
言葉にせぬ何某かを篭めているようでもあり。]
然り、 おれはコウ一門に連なる、 リエヴルだ。
[名乗られて返さぬのはリエヴルの義にもとる。
家の名を支えにするよう、今一度、紅榴候に視線を戻して告げた。]
コウ家の者を、手中に収めんと欲する者は、一門を──なかんずく
[投げかけた文言は脅しではない。そんな行為は無益とわかっている。
むしろ、自分への戒めだった。
他家ならば”絆”や”愛”で語られるものが、コウ家では”忠”に集約される。]
[「ただ、魅せて欲しい」と滴る声。
水の上にあった紅榴候の体が蜜に包まれるごとく沈みこみ、静かに肩に覆い被さる。]
この身に手をかけたいというなら、おれは抗う──戦う。
[それが矜持だと、迫り上がる息の下で宣言した。]
[重く揺らぐ湯の中で手を差し上げて、紅榴候の膝を掴む。
吸い付くような肌の感触が伝わる。離すことなど困難なほど。
紅榴候の柔らかな腿の間に満ち行く蜜に対流が生まれ、身体が吸い寄せられた。
膝裏を掬い上げて突き転がそうとしているのか、密着せたいのか、熱く滾る感覚の中で曖昧になる。
拳で腹を殴るのと男根で陰所を突くのと、なんの違いがあろうと、そんなことを考えたのは本当に自分の頭か。]
可愛いおまえ。
おまえが、私以外のことを思い煩うのならば、
いっそ、私の手で壊してしまおうか。
私のことだけを考え、
私が欲しいと素直に鳴くような、
可愛らしいお人形に変えてしまおうか。
[陶然として夢想を数え上げる。
稚い仔を腕の中に囲い込み、未来永劫に縛ってしまおう。
甘く綴った幻想を、吐息ひとつで覆す。]
ああ、でも駄目だな。
私は、おまえの秘めたる想いをこそ、得難く美しく感じているのだから。
そつなく、柵もなく、軽やかにふるまうおまえの心の底で、熱く重く澱んでいく欲望と鬱屈を、私は愛おしく思う。
[だから。
声は音として捉えられる域を超え、ただ振動として身体を揺らす。]
おまえは自由に遊ぶといい。
私の元を離れて、望むままに生きるといい。
大切なものをいくつも作って、それを喪って、
それでも涼しい顔をしてなんでもないと嘯いているといい。
そうしておまえの心の中の澱みが膨らんで、もうどうにもならなくなって弾けてしまったら、私のところへ帰っておいで。
私が、すべて治してあげよう。
私がいいと言うまで、壊れては駄目だよ。
[掛けられるのは
肉体と精神を
掛けられた端から見えなくなっていく、秘された
そうだね。
このゲームで勝ったら、考えてあげよう。
私の、一つだけの、特別なおまえに、
一つだけの名前を。
[口に出された望みを受け入れ、捧げられた供物に唇をつけ、
"自分だけの特別な場所"に、深く深く痕を残した。]*
>>+124,+119
[指の細さをいいことに、ローレルの口腔を弄り回した。
牙に変わるべき犬歯を撫でたり、つついたり。
根本を見てみるね、と云って指腹で歯茎をなぞったり。
舌も関係あるのかも、なんて出鱈目で、指先でつまんで感触と温度を愉しんだり。ひとしきり色々試してみた。]
……うん、楽しかったちがう、口のせいじゃないみたい。
でも爪も、出せないのね……ふぅ。
ローレルから血を貰って知ってるんじゃなかったら。
まるで人間みたい、って思いそう。
[残念そうな、困ったことだというニュアンスで。
『人間みたい』というフレーズを口にする]
>>+120
[晒された喉仏に触れるは、
髭のざらつき、唇のやわらかさ、
そして、硬い牙の感触]
お前は聡いが、
持って回った深慮は時に命取りとなるよ
[鋭い先端が皮膚に食い込み窪みを作り、
ちろちろと濡れた舌先が舐め擦る]
それがお前の選択ならば、
良いだろう、
望みの対価に、苦痛の奉仕を。
私が満足したら、褒美をやろう。
>>+124>>+134
―地下迷宮:夜空の玄室―
仕方ないなぁ。
じゃあ、ローレルに、牙も爪も、無くっても。
私を飲めるようにしてあげる。少しだけ、目、閉じてて。
[少女が瞼を閉ざしたのを確かめて、銀髪の贄姫は背伸びをするように両腕を天井にかざす]
……それでね、ローレル。その間に。
ゆっくり、ゆっくり、思い出して。昔のこと。
小さな頃のこと。よく着てた服。お気に入りの色。
[掌に仄白い月光が集まって、吸血鬼の裸身に纏いついていく。幻想から実体へと変わっていく。
数秒を経て、その身体は■薄い空色のワンピースに包まれていた。その間にも、言葉は続く――]
[口をせいいっぱい開けて、中を彼女にみてもらいます。
くすぐったくはないのですが、歯を撫でられるのは不思議な感覚がしました。
その指が歯茎を撫でる頃になると唾液を飲み込みたくてならなかったのですが、口を開けていなくてはなりません。いい子にしていようと、がんばってローレルは口を開けたままにしていました。]
んー、うぅー……ぁ、
[舌は流石に違うんじゃないかとも思いますが、親友は物知りのはずです。
口の端から流れそうになった唾液を、ローレルはようやっと飲み込みます。親友の言葉――「人間みたい」に、ぴくりとローレルの肩が動きました。]
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