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─ 現実 ─
[シュテルンも喜ぶ、と言った所で、彼と交わした言葉も思い出した。
マリィを大事に思う同士、お互いにと口にした願い]
マリィ…ううん。
マリエッタ。
[愛称ではなく、名を呼ぶ。
彼女を真っ直ぐに、見つめて]
あたしは、あんたとは友達じゃない。
─ ??? ─
うん、もっと強くならなきゃ。
自分のためにも、トルメンタのためにも。
[首を傾げるリーゼロッテの笑顔に、それは間違いないと笑って頷いた。>>+46]
記憶もちゃんと取り戻さないと。
って、え?
[そして、ようやく周囲の不思議に気がつき、混乱に陥る]
えっ。ロッテ捕まっちゃったの?
ええと、哨戒に行く前はちゃんといたよね。
[一生懸命記憶を辿ってみる。
恐らくは意識を失っていた間の話、だと思われるところだが。
リーゼロッテの疑問には答えようがなくて、ふるふると首を振った。>>+47]
私は、トルメンタの傍で薬を飲んで。
そこから先の記憶がない、な。
[あまり笑い事ではないが、記憶の欠落には慣れていた。
ここがどこかは分からないままだが、混乱しながらもどこか冷静に思考することは出来ていた]
─ ??? ─
うん、シュテルンは恩人……って、え?
[聞こえた声に自然に答えかけて、固まった。>>+45]
あれ、ジークムントさん戻ってきてたのに、なんで?
[落ち着きかけた頭の中がまた混乱していると、リーゼロッテの説明があり>>+49、マリィと呼ばれた少女の解説が入った。>>+48]
とりあえず。
夢の中にいるようなもの、と思っておけばいいのかな。
ええと、マリエッタさん?
[マリィという通称から、思い出せた名前を呼んでみる]
みんなに迷惑かけたわけじゃなさそうで、ちょっと安心した。
ありがと。
[微笑む様子が柔らかで、警戒心が緩む。>>+51]
あの時。
こうしてちゃんと話すべきだったのに。
そうしないで、酷いこと言うだけで逃げて、ごめん。
だけど。
もし、許してくれるなら。
[一旦言葉を留めて、深呼吸をする。
三年前、あの時再会してから、ずっと。
叶うなら、と何度も願った事を]
勿論ですわ!
[それは、自分自身も望んでいたことだったから、迷うことなく頷いていた]
これからもよろしくお願いします、……リーゼロッテ。
[新しい友の名前を呼んで、右手を差し出した]
― ??? ―
[どこかわからぬ昏い世界に来るようになって、
どれほどの時間が経っているのだろう。]
???
[聞こえる声にはただただ首を傾げながら近付いて。
少女は新たな友情が結ばれるのを、目を瞬かせながら目撃した。]
─ 現実 ─
森の出身なんだ。
ね、その森ってクレイエラより広い?
[ぽつぽつと話してくれるウェルシュ>>+50に、一つ一つ話題を拾って問いかけたりしつつ]
ウェルシュはどうして此処にいるの?
なんか理由でもある?
[少し話しただけでも軍属らしくない印象に、首をかしげた]
─ ??? ─
[強くならなきゃと、笑顔と頷きを返してくれるキアラ>>+53にはこちらも笑んだままだったが。
混乱に陥り、問われる>>+54のにはうん、と返して]
哨戒中に暁紅の騎竜師と会ったの。
それで、海精の拠点に連れてこられちゃって。
[そう答えたところでマリィの説明が入り、この場の認識ができて。
彼女の太鼓判>>+51も得られたので、ほっと息を吐いた]
良かった。
― ??? ―
キアラでいいよ!
騎竜師の号は貰えたけど。
様づけされるほどのこと、まだ何も出来てないもん。
[頭を下げるマリエッタに、ぱたぱたと手を振った。>>+63]
あ、とね。
恩人の息子さんなんだけど、私もいっぱいお世話になって。
だから、シュテルンも恩人だな。
[本人のいないところで認識を新たにしながら、新しく感じた気配の方へと顔を向けた。>>+61]
ええと、見覚えないってことは。
そっちの人も、海精軍の人?
[和んでしまったからか、敵味方の認識薄く問いかける]
― 現実 ―
多分。
[比較対象が少ないため、眉を下げながら答えて。]
えと。
父さんに会えるかなぁって、思って。
母さんおいて、森から出て行ったから。
[真実ではないが、嘘でもない理由をリーゼロッテ>>+62に口にする。
事実を言っていないだけだが、なんとなく視線を下へと落とした。]
─ 現実 ─
[自分の言葉に、変化する表情>>+58>>+59をただ見つめる。
謝らなくても、と頭を振った彼女が驚きの眼差しから変わっていくのも、見つめて]
…ありがとう。
[満面の笑み>>+60に安堵の息をつき、感謝を言葉にして]
こちらこそよろしく、マリエッタ。
…マリィって、呼んでいい?
[差し出された右手を取り、幼い頃初めて会った時と同じ問いを口にした。]
─ 現実 ─
そっかぁ。
と、色々聞いてごめんね。
あたしこの辺から離れたことないから、他の地域の話聞くの楽しみでさ。
[ウェルシュが困ってる様>>+66に見えて。
謝罪をしてから、問いに返された答えを聞けば眉が下がった。
踏み込んで欲しくない事情だったろう、と思い]
…ごめん。
不躾だったわね。
[視線を落とす彼女に、嫌な思いをさせただろうと謝った]
― ??? ―
え。
う、うん。
[いきなり(?)問われたこと>>+65に、目を丸くしながら頷く。
…あれ、敵味方別れてなかったっけ、と少女が思うのはどれくらい経ってからか。]
─ ??? ─
[この場に対する困惑は、シュテルンが恩人という二人が挨拶しあうのを見ていれば薄れてきた。
敵味方の区別といえば、自分も既に薄れてしまっていて]
あれ、ウェルシュも?
[キアラの声>>+65に、自分についた見張り役の少女>>+61もここにいると知り。
目を丸くしながらキアラの問いに頷く>>+70彼女に首を傾げた]
─ 現実 ─
ありがと。
[頷いてくれた彼女>>+71の右手を握り、礼を言って。
呼ばせて、といわれたそれには、勿論とこちらも頷いてから]
…改めて、よろしく。
マリィ。
[エリーザベトではなく、リーゼロッテとして。
― ??? ―
そうなんだ。
年も同じくらいかなあ。
[思わずじっと見てしまったのは、失礼だっただろうか。>>+70]
ウェルシュ…さん。
よろしく、って言ったら変かなあ?
[様づけしたマリエッタと、呼び捨てにしたリーゼロッテのどちらに倣うか迷って、間を取った呼び方をしながら。
まだ戦いがどうなったかは分からないことを思い出して、穏やかな心のまま小首を傾げてみせた]
─ 現実 ─
…マリィの思うように。
[バレッタの外された薄紅が揺れるのを、目を細めて見つめ]
あたしは、外さない。
…外せない。
[腕輪に括った翠色に触れ、目を伏せる]
マリィからもらった、以外にも。
大事な思い出が、あるから。
[8年前の、大切な少年との出会いの証だから、と]
─ 現実 ─
え?
……うん。
[教えて、というマリィ>>+77には最初きょととしたものの。
すぐに笑顔で頷いてから]
マリィも。
シュテルンの話聞かせてくれる?
[マリィのことを大事だと言っていた仲間の名を出し、こちらも悪戯っぽい表情をしてみせながら]
………あたしが帰っても。
友達だよね。
[問う言葉は、不安に染まらぬものだった。
そう、自分は帰る。
仲間の元に。
何より、思い出を共有している少年の元に。
それは絶対に、揺らがない想いだから**]
― ??? ―
……こんな風に話したかったのかな。
でもそのためには、まだ足りないんだよね。
[会話の後、小さく呟く。
閉じられていた竜の瞳が薄く開いて、チラリと相棒たる少女を見る。その視線を感じながら、そっと瞼を閉じた*]
─ ??? ─
…キアラ。
[マリィやウェルシュ達とどんな話をしていたか。
本来なら今の自分は会えないはずの彼女に、声をかけて]
あたし。
絶対に帰るから。
だから、心配しないで待っててね。
[ここが夢の中だとしたら、目が覚めれば忘れてしまうかもしれないけれど。
それでも、ちゃんと言葉にして伝えたい思いを彼女に告げた*]
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