情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[扇を前に翳し、対峙する竜から増し行く水の気配に真っ向から立ち向かう。
己に対して、主が言った「堰をかけられたのはアデルのほうではないか」というあの言葉。
確かにそう、そうかもしれない。
けれど、それはけして苦痛ではない。
むしろ今までで一番、温かにも思えるもの]
ヘイハチロウ。
主に恥じぬ闘いを、舞い切ってみせるぞ。
[そう言って微笑んだ竜の目前、水の気配は形を成した**]
[はたして、竜と人との血を継ぐとはどういうものだろう。
どのような決意を抱いているのだろう。
勝負事、勝ちを目指す中でも、わくわくとした気持ちが止まらない。互いに望む>>*71のが同じなら余計にそうで、一度ニッと笑みを刻む]
おぉぉぉらぁぁぁ!!!
[空を駆けるという不慣れな態勢ゆえ、地上より力は入らない。だがそれでも今だせる全力をもって勝利を掴まんと突き進んだ。
途上の二種の風が交差する中を隆起する筋肉を鋼の守りとし、熱を纏った拳は赤から黒へと染めながら、竜の爪目掛けて、振りかぶり振り下ろした*]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新