情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
― 回想:シルとの出会い ―
[あれはどれぐらい前だろう。
たしか、私が第二エリアの図書館を初めて訪ねた時の筈。]
わあ〜!こんなに紙の本が!
[私は図書館内の一画で思わず感嘆の声を挙げていた。
今では電子書籍が圧倒的シェアを誇る上に、
紙媒体を好む人がよく口にしていたという電子書籍の欠点
本の重みや頁を捲る動作も体感ホログラムによって
補えるようなってから紙媒体書籍は絶滅危惧種だった。
加えて、私の星では三次元式穿孔による
金属パンチカード>>0:328が主流だったから、
紙自体を見ることが稀だった。
ここシルバーメリー号では地球発の紙媒体書籍という文化紹介と
保護を兼ねて図書館の一角に紙媒体を集めているらしい]
紙だと酸素に触れているだけて酸化していくし、
柔らかいから破損しやすいよね。
保存には向かなそうなのに、
どうして紙媒体に保存しようと昔の人は思ったのだろう
[口元に人差し指を当ててそんな疑問を口にしている時に、
それを聞いて笑いながら話しかけてきたのがシルだった。]
― 回想:シルのコクーンが開く直前 ―
[部屋に入ってきたヴェルナーは、
メイン・サロンで鬼の形相で叫んでいた眼鏡の青年を連れていた。
この青年を私は知っている>>2:+39
紅華軍のベネディクト准尉だと名乗っていた>>2:16時に、
其処に私も居たから。
メイン・サロンで見かけた時とはまるで別人のように
落ち着いている彼を見て一瞬虚を突かれたけど、
ヴェルナーと共に来たことが何を意味するのかを悟り、
私は表情を曇らせた。]
えっと……
[何て声を掛けようと迷っていると、彼から問いかけが来た>>+12
取り残されたという言葉にドキッとして、一歩後ずさる。
直前までそれを忌避>>+6していたから。]
― 現在:スリープルームN ―
シル、無事だったんだね。
[知人が繭から出てくるなんて思ってもみなかったので、
私は思わずそう口にする。
その直後に浮かぶ疑問]
あれ?
シルは私達と同じくコクーンの中に居たけど、
起きる直前にこの部屋にいなかった。
ということは本体が目醒める時に、
今の状態の私達はその場にいる必要はない……のかな
[情報を結び付けようと声に出して整理を始めると、
彼から呼びかけが聞こえてきた>>3:+33]
シルから私達は見えない筈なのに、
シルから見たらこの部屋に誰もいないように映るはずなのに
「誰かいる?」って聞くの……?
あれ、もしかしてシルは私達が見えなくても、
私達が存在することは分かっている…の?
[私達を視認することが出来ないシルに
私の声が届くとは思えなかったけど、
それでも、もしかしたらという淡い期待を込めて口にする。
状況は依然として分からない。
ラグナロクが実在していることと、
スノウが私達が今の状態にある可能性に
至っているかもしれないことは分かったけれど、
だからと言って何かが進むわけでもない。
だけど――]
もし、今の状態の私達が必要とされているのなら、
もし、私にも何か出来ることがあるのなら、
私は手伝いたい。
どうやって調査すればいいのかは見当もつかないけれど……。
[シルから反応があったにせよ、なかったにせよ、
何も出来ることはないと思っていた私>>+7に
何か出来る事があるのかもしれないのならば、
私はそう口にして、調査をしにいくだろう。]
■名前:シルヴェストリス・O・B=リーヴ
■26歳。銀髪碧眼。長身。
■ルージュ・ボルヴァ博士の通訳として乗船。少年時代に風の内戦で脳の一部と片目を失い、機械の補助脳と義眼。補助脳を使って、失語症のボルヴァ博士と通信し、通訳的なこともできた。
プロローグの1日前に、背後から頭を殴られ重傷を負い、コクーン装置に。額に包帯が少し見える。記憶に混乱が残る。
補助脳でスノウと通信が可能なため、プログラム・フェンリルを調べ、ラグナロクを止めるためにスノウに起こされた。
地球から乗船しており、殆どの人とは面識がある様子。挨拶や会話、一緒に食事や酒を交わしたり等した者もいるだろう。
名乗った相手には、愛称の”シル”でいいよ、と言う。
(超訳:縁故は何でも大歓迎だよ!
■NG等:特になし
◆接続・次オン:明日の朝
◆現在地:Nルーム
/*
墓下お待たせしてしまい、申し訳ありません。
村建て人の事情で、帰宅できない状態で、
箱にある墓下天声類が…‥
本日夕方にはたどり着ける見込みなので、
そうしたら墓下天声等落としますね。
お待たせしてしまい、大変申し訳ないです(涙目で五体投地
◆おはよう!事情>>3:+32>>3:+33>>3:+34
スノウにこき使われてるんだぜ!
― Nルーム:フレデリカ ―
えーっと……
[急に後ずさりされて>>+23>>+24少々困惑した。何か気にさわる事でもしただろうか?
そしてなぜ自分の名を知ってるんだろう?まだ名乗って無いはずなのに……]
……避難艇。君も乗り損ねちゃったんだろう?僕が避難ハッチに着いた時には、動く船は全部出て行った後だった。
…失礼だけど、僕たちどこかで会ったこと、ある?
[再び後ずさりされるのも、と慎重に言葉を選ぶ。
生前の彼ならば、”名乗る前に名前を知られていた”のは充分警戒すべき要項であるのに、今はそんな事にも考えに及ばず。ただちょっと不思議には思ったので素直に疑問を口にした。]
― スリープルームN ―
[彼は私の様子に戸惑っているようだった>>+28
語りかけるように、言葉を選んで優しい声で話す彼と
彼の紡いだ言葉に、私の不安が和らぐのを感じた。]
そっか、避難艇は全て発進していたのですね……。
[あの時>>1:+34、もしキアラちゃん達が
ファームパークから逃げ出せても、
目指していた目的地には既に救いが無かったことを知り、
やりきれない気持ちになる]
私は、私達は、残念ながら避難艇の場所まで
辿り付くことが出来ませんでした。
ファームパークでドロイドの暴走直後に襲われて、
気が付いたら……。
同僚のミーネが私達を運んでくれたみたいです。
>>1:112>>1:184
[まさか目の前の青年が、
現在の状況を受け止めたくないが故に認識を歪めている
なんて知る由もない私はそれで通じるだろうと悲しく笑ってみせた。]
[続けて彼が口にした疑問、
どこかで会ったことあるのかという問い>>+28も尤もだった。]
えっと、貴方がメイン・サロンで発砲した辺りから、
私も其処にいたんです。
なので一部始終を見ていました。
だから、こうしてちゃんと話すのは今が初めてです。
[あの時の私は他の人からは見えていなかったから、
と心の中で付け加える。
そして少し言いづらそうにつっかえながらも、
私は気になっていたことを尋ねてみる]
その、ベネディクトさんは……やっぱり紅い服の人に……?
ガルーって実在する……ですよね。
ごめんなさい、私まだ信じられなくて……。
[彼がこうして私を認識出来ている時点で
答えは出ているようなものだったけど、
それでも私は確かめずにはいられなかった。
私にとってガルーはつい少し前まで
物語の中に出てくる空想上の生物だったから]
[次にハーランの意識が覚醒したのはいつだったか。
きょろきょろと辺りを見渡すと、困惑したように呟いた。]
いない、どこにも感じられないっす。
自分が怖がったから、怒ったんすか?
[恐れながらも、陶酔した。その身を投げ打ってしまうほどに。
ややあって、こちらへと近付いてくる気配>>21]
誰・・・・・・っすか?
― 今現在より少し前・第1エリア通路 ―
[ 初めて見る男と遭遇した。>>+14
だが、どうせこちらのことは見えていまい、と思っていた…………のだが。
視線が刺さる。
明らかに、こちらを見ている。
なぜか、恐怖を感じたが、その男――見た目にはこちらより若そうだ―― が開口一番『アンタ』呼ばわり+15してくるのを聞けば、恐怖よりも
貴様になぜ私が見えるのか知らんがなあ………。
初対面の人間を呼ぶのにその態度はなってはおらんなあ……んん〜〜??
まずは互いに立場を明かしてから、会話というものは始まるのではないのかなあ〜〜〜。
(そして私が何者かを聞けば、そんな口は聞けなくなるぞぉ〜〜……)
[ と、度量のなさを自ら全力でアピールする宇宙連邦議会議員の姿がそこに。
宇宙連邦は37500年の歴史を刻んでなお、その政治はこれほどまでに腐敗している!! 嗚呼、なんと嘆かわしい!! ]
[ …………それはともかく、彼の
人狼だぁ〜〜〜〜!!!!?
違う違う違う〜〜〜〜!!!
私は人狼などではなぁ〜〜〜〜い!!!!
………違う。私はカシム少佐を殺してはいない。
本当だよ。
私の中にあの『ガルー』とかいう虫がいたのかどうかはもうわからんが、アレを……アレをやったのは……私ではない………。
[ あらためて身震いはするが、あのときのような狂乱は起こらない。
もう、
それよりなんだ、これはどういうことかね。
君は何者だ? この状況について何か知っているかね?
ん、いや、失礼……私はベルガマスコ・シェパード。
栄えある宇宙連邦議会の議員を勤めている。
この船にはアースガルドの視察に…………………。
[ と、自己紹介などを始めるが、相手の素性は知れただろうか。そして、現在の状況を聞き出し、Nルームのコクーンより覚醒した、シルヴェストリスなる男と、その男が語ったことについて聞いたろうか……。 ]**
― 回想:スリープルームN ヴェルナー ―
[彼は私の言葉>>+7を聞いて、静かに頷いた>>+8
あまり多くを口にはしないけど、
私と違っていつも落ち着いていて、
状況を俯瞰して見られる彼は頼りになる。
最初こそあまりの落ち着きぶりに本当に幽霊なのかとも
思ったけれども。>>2:+2>>2:+3
直後に目覚めたシルと、その言葉も無言で聞いていたけど>>+14、
無感情のように見える彼の表情に微かに変化が現れた>>+3]
(そういえばラグナロクを探しに来た>>2:+10
って言っていたっけ)
[最低限の確認をして立ち去るヴェルナーの背中を私は見送った。
私は彼の様に強くはないから、すぐに行動に移れない。
だけど、今私達をこの船のガーディアンが必要としている>>3:+33
彼の様に動けはしないけれど、私なりに出来る事をしようと
そう小さく決意しながら。]
そうだったんですね…
ファームパークと言うと、ここから一番離れた区画ですね。間に合わなくてもしょうがない。
でも無事で良かった。怪我はもう大丈夫なんです?
[彼女の背後の繭に眠る"本当の彼女"には未だ気が付かず。てっきりドロイドの暴走で怪我をして、繭の中で治療を受けて目覚めたのだろうと]
あれ?そうだったんですか?
すみません、すっかり気が付かなくて。
[生前当時、気が付かなくて当たり前なのだ。しかし曖昧に欠落した記憶は、彼女の姿が”あったかもしれない”と当時の状況を変容させる]
紅い人…?ああ、あの海賊か。
[返した声はとても気の抜けたものだった。
まるで記憶に蓋をするようにガルーという存在に興味が無いように。
彼女の問には、ゆっくりと瞬きをして都合の悪い事実は記憶から消してしまう]
そういえば、これくらいのバッジを見なかったかい?
とても大事なものなんだ。
[結局質問には応える事無く。そうこうしてるうちにシルヴェストリスが目覚めて有耶無耶になっただろうか*]
── 回想・第1エリア ──
(…………はぁ。)
[ 話しかければ返ってきた反応は>>+32
想定内だが面倒くさいもので。
"立場"というのは政治家──正確には
何らかの名前があったはずだが──を
指しているのだろう
俺に地位や名声は関係ない
偉いから、なんだというのか
それに実体のないこの状況。
いつしか見た>>0:311制服の男たちはいない
もし、俺の感情表現が豊かだったなら
頭を掻いて明らかに
"めんどくさ"という雰囲気を醸し出しただろう
まぁそれはもしもの話。
生憎俺は無表情を崩さなかったはずだ
……一度目を伏せはしたが ]
アンタは政治家…
宇宙連邦…なんとかなんだろ?
それくらい知っている。
まぁ…聞いたのは悪い噂ばかりだがな。
[ 態度は変えず表情も変えず
しれっと悪い噂のことを言えば
相手はどんな顔をしたか
その噂が全て本当だとも嘘だとも思っていない
どちらでもいいんだ、俺にとっては ]
[ それから人狼か?と問えば
思っていたより過剰な反応が返ってきた>>+33
その中に、興味深い言葉も ]
(自分の中に『ガルー』がいるかもしれない
とは思っていたのか
それは何故だ?何かあったのか?)
[ 彼を襲う頭痛のことは知る由もなく
無表情のままそんなことを考える
視線は震える男を捉えていた ]
…あぁ、あの船員をやったのが
アンタではないことも知っている。
俺は誰がどうやって殺したのか
見ていたからな。
少なくとも、今まで見た人狼は
自覚症状があったぞ。
[ だからと言ってベルガマスコが
人狼ではないと言い切れないが ]
情報は共有したほうがいいだろう。
……あぁ、俺以外にも何人か"こっち側"の奴がいる
ドロイドの暴走に巻き込まれたもの、
人狼に襲われたもの、
そしてアンタみたいに投票されたもの。
協力したほうが効率はいいだろうからな。
[ これは抜け駆けされないためにも
言っておかなくてはいけないと思った
俺はラグナロクを
この船に探しにきたのだから──── ]*
― 現在:Nルーム ―
[取り敢えず、ラグナロクを探さなくてはいけないらしい事は分かった。しかしどこを探せば良いのか全く検討が付かない。
なにせ彼はただの乗客だ。ラグナロクという言葉も死ぬ数分前にドロシーの口から聞いたのが初めてで、それまではそんなものがこの船に積んである事すら全く知らなかった。
今でもその暴走しているというブツがどんなものなのか、想像も付かない。]
うーん…何か知ってる人居ないかなあ…?
[どうしたものかと暫くその場でうんうん唸り、]
あそうだ。この船の乗務員なら何か知ってるかも?
[ゼッタイそうだ、名案だとばかりに手を叩く。
まず近くに居た添乗員はフレデリカであったが、自分と同じく見当も付かない>>+26と言っていた。きっと彼女が持っている情報量は自分と大差ないのだろう。]
まずは聞き込み調査、だな。
[暫定の方針が決まったら、通訳の男に行ってくるよと声をかけ(聞こえていたかどうかは気にしないし気にも留めない)、Nルームを後にした。
取り敢えず誰か見かけたら声を掛けてみよう。
それが添乗員らしき人物であればなおのこと。
聞きたいのはラグナロクの事と、それからバッジの行方についてだ。*]
― 回想:スリープルームN ベネディクト ―
怪我ですか?
いえ、ここのコクーンの医療モードは優秀ですが、
まだ回復には時間が要るみたいです。
[私の身を心配してくれる彼の問い>>+36に
少し疑問を感じたけど、
本体の『私』の怪我の具合のことを言っているのだろう
と解釈した私はちらりと後ろで眠る『私』に
視線を送ってからそう返事をした。]
いや、謝る必要はないですよ。
気が付けなくて当然ですから。
それにしても、私以上に恐怖を味わったはずなのに、
こうして他の人の身のことを心配してくれるなんて
ベネディクトさんは優しいですね。
私は不安ばかりでとてもじゃないけど、
他の人の身まで心配する余裕はなくて。
その優しさ、見習いたいです。
[それが彼の善意なのだと信じて、
私は純粋に尊敬のまなざしを向けていた]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新