
469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
全
魔将 シメオンは、メモを貼った。
2017/02/05(Sun) 01:13:56
[魔は、消えた。消えた…というのが概ね正しいだろう。
永い眠りについたと言ってもいいが、さてその「永さ」がどれ程の意味を持とうか。
人間界から崩れたのみならず、”死”を、
生を構成していた魔力そのものを魔兵器に喰らわれたのだ。
文字通り、塵ほどの欠片も残らず魔将と称していた魔は消滅した。
とはいえ、もし魔シメオンに意識が残っていたとして、
魔はそれを不満にも不快にも思いなどしないであろう。
力こそが、魔にとっての最上の価値。
となれば、己が傲慢と過失が重なり招いたとはいえ、
人風情に後れを取った魔など、新たな力の糧となり当然なのだ。
ただ───…、面白かった。
人が、人というか弱き存在が強大な魔を打ち倒すという奇跡が。]
(+0) 2017/02/06(Mon) 00:18:20
[人の子の…いや。窮鼠の意地というやつか。
あの金の瞳に宿った不屈の意思>>2:227
死に瀕してなお、友を信じ抜く不羈の魂>>3:+27
ひとつひとつはか弱いくせに、
心を──光を一つに束ね、強大な闇に抗い尽くすか。]
(+1) 2017/02/06(Mon) 00:18:45
[魔は───…
魔とは、なんなのか … ?
漂う、ダレかの残した一つの疑問>>3:+25]
(+2) 2017/02/06(Mon) 00:19:55
[魔とは、
人に似せてありながらも、人に非ざるモノ
人の心を知らぬモノ
人の世の温かみを知らぬモノ
優しさや幸福を知らぬモノ
…… では、人間は ?
それでは人間とは、いかなるモノなのだろう……?]
(+3) 2017/02/06(Mon) 00:20:16
[人は───…
人とは、
暖かさを知るモノ
優しさを知るモノ
幸福を知るモノ
裏切るモノ
己の利で動くモノ
嘆き絶望するモノ
誇りを知るモノ
誇りを裏切るモノ
諦めぬ者 ───… ]
(+4) 2017/02/06(Mon) 00:20:50
[人間とは、そして魔とはいかなるものなのか?
その答えの一つが試される時は、もう間もなく訪れるだろう。]
(+5) 2017/02/06(Mon) 00:21:18
(+6) 2017/02/06(Mon) 00:21:33
[魔は、魔将シメオンというものの存在は、
前述したように”死”を境として失せたものとなっていたから、
だから天界人の……、いや。
「人の子」の、余計なおせっかいというべき独語>>194を、
聞いたのは、ただその場にある風のみだった。
もしもその場に魔の意識があったなら、
もしも光景を赤き瞳に映していたなら、
魔は、不思議な顔を見せたのちに笑っただろう。
──── おろかなことを、と。 ]
(+7) 2017/02/06(Mon) 23:12:37
[明日があるとは限らない。
そう考えていた…───それは少しだけ、違う。
とても良く似ているけれども、少しだけ違う。
魔は、明日などどうでも良かったのだ。
強大な魔の者に寿命などない。
飽きるまで、斃れるまで生き続けているだけだ。
そんな生を続ける者に、明日など何の価値があろう。
だからこそ、明日などどうでも良かったのだ。
更に言えば、人間世界もどうでも良かった。
魔将は実のところ、人間など滅ぼうが生きようが良かったのだ。
魔王とは違う。魔王は未だに人間を生かそうとしている。
奴隷として…家畜としての生ではあろうが。]
(+8) 2017/02/06(Mon) 23:12:57
[シメオンは、そんなことは考えていなかった。
人間を積極的に滅ぼしたかったわけでもない。
──── ほんとうに、どうでも良かったのだ。
ただ興味引くもの、面白いもの。
それだけがあれば良かった。
人は、滅ぼそうとすると案外頑強に抵抗する。
その抵抗の様が面白くて、最近は踏み潰すのに興じていた。
ただ、それだけのことだった。
だから───…自分のこともどうでもいい。
”来世”など、知ったことじゃない。>>195]
(+9) 2017/02/06(Mon) 23:13:50
(+10) 2017/02/06(Mon) 23:16:30
[面白がるように揺れる淡い気配がある。
意識の残滓。きっとそんなものだろう。
あの時>>3:109は、
良く視えなかった…良く分からなかったものが、
今この時にははっきりと映る。白き天の翼が。]
(+11) 2017/02/06(Mon) 23:16:46
[それともこれは、ディークという人間の男の意思なのか。
どちらでも面白い…人としての意思なら、より面白い。
馬鹿げたことを。と、やはり気配は少し笑い、
─────── ふ、と。
風が砂を散らして、それも*消えた。*]
(+12) 2017/02/06(Mon) 23:17:20
[1]
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
全
トップページに戻る