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無事……ええ、そうですね。
見た所は、無事のようで何よりです。
[話題を逸らそうという試みには気づいていたが、別に過去話を続けたいわけではないので、そのまま乗っかる。
が、その物言いも、どこかびみょーな響きになるのは已む無しか]
……まあ、後は当人の話を聞きませんと。
色々と、面倒な事になっているようですからね。
[呆れられた様子>>+47に、肩を竦める。まぁ、こういうことから情報が漏れる可能性がある……というのだが、まだまだ未熟な身。
とりあえず後で説教の一つや二つは覚悟しておこうか。
続く言葉には。]
き、きりがないくらい……。
[思わず絶句する。"一見軽いけど頼りになる人"のイメージが強すぎるから、誰かを泣かすということの想像がつかない。
いや、もしかしたらああ見えて人を困らせまくってた、とかそういう……?
イヤイヤイヤ、そんな馬鹿な、と必死に頭を巡らせる。]
……そ、そうですね!
[話題そらしに乗っかってくれた>>+48のはありがたい。]
カークさんの話……まぁ、そうですね。
カークさんも、きっとこの状況をなんとかしたい筈ですから。
[そういえば、さっきのシグルドさんとのやりとりで意識を乱され、透視モードをオフにしてたんだった。
まぁ、大丈夫か。あのカークさんが、まさか迷ったりすることはあるまい。]
[ 案内の兵士も、関係者と判れば否やは無く、キアラの同意を得られれば、共に対策本部へと向かうことになる。
その背後から、聞き覚えのあるもう一人の声>>+46]
お、やっぱりこっちに居たのか。
[ 彼女が外に出た事は、すでに感知していたから、そちらに驚くことはなく ]
俺もうっかり出て来ちまったんだ。今から対策本部に出頭する。お前さんもだろ?
[ どういううっかりなんだ?とツッコミ受けそうではあるが、そんな風に伝えて、結局は同行して行く事になるだろう ]
― 対策本部 ―
[こちらの物言いにあれこれと考えてしまっているらしき姿>>+49は、微笑ましくも見えるもの。
勿論、そんな思考は表には出さず]
ええ、そこは間違いないでしょうね。
[何とかしたい、という言葉はあっさりと肯定する。
何もしないはずがない、という認識があるが故に]
さて、そろそろご本人も到着しそうですか。
[言いつつ、扉の方へ視線を向ける。
すっかり寛いだ態の茶兎も、習うようにそっちを向いた]
[対策本部について教われば]
そうなの?
うん…、役に立てないかもだけどついて行ってもいい?
[どうしてこんな事になっているのかは自分も知りたい。
向こうがどうなっているのかも――それは決していつもの好奇心ではなく。
誘いの言葉には確りと頷いてみせた。]
[やがて、シグルドの待ち受ける>>+52対策本部へと到着し、そこで、カレルの姿を見れば、一瞬驚いた顔は見せるが、彼に声をかけるより先に、背筋をぴしりと正し、正規の敬礼を、かつての上官に捧げる ]
カーク=ケルナー、出頭致しました。
[ 名乗るべき階級は無い。だが、その表情も声音も、軍人としてのものだ ]
― 対策本部 ―
[やって来た待ち人から向けられたのは、正規の敬礼。>>+56
それに、ほんの少し目を細めたのは僅かな時間]
……お久しぶりです、ケルナー君。
直接顔を合わせるのは、君の退役以来……でしたか。
[呼びかけは、少しだけ懐かしむような響きを帯びる。
けれど、それはすぐに飲まれて消えて]
ともあれ、今の君は軍属ではない。
……楽にしてくれて、構いませんよ。
そちらのお嬢さんもね。
[カークと共にやって来た者たちにも、軽い言葉を向けた後。
す、と表情は引き締まる]
……さて。
呼び出しの理由は、既に察していると思いますが。
単刀直入に聞きます。
ケルナー君、『何か』拾っていませんか?
[投げた問いは、直球と言えば直球だが。
事情を知らなければ、どこか意味不明なものだった]
な、キアラ。
こっち来る前、誰かと一緒に居たか?
ローレル一人だけとかじゃ、ないよな?
[自分の時も周りに人が居たのに己だけがバイパスを通って脱出だった。
自分の時は事情を知っている人が近くに居たからパニックは起きていないだろう。
けれどキアラは違う。
もしもローレルが一人残されていたりしたらパニックに陥ってるんじゃないか、と案じて問いかけた]
……!
カークさん……。
[もしかしたら、さっき尋ねてきた人ともう一人……恐らく初対面の人も一緒かもしれない。
何はともあれ、無事にここまで来れてよかった。
……とりあえず今は、シグルドさんとカークさんのやりとりをじっと見ている。]
失礼します、サシャ・パーヴェルです。
[ともあれ、会話は対策本部に着いたところで一旦収め。
中に入り、カークに続き敬礼をした後。
シグルドとカークが声を交わすのを聞いていたが]
(…『何か』?)
[心当たりは、シグルドからの通信で聞いた中にあり。
思わず問いかけるように、カークを見つめた**]
[ シグルドに退役以来>>+58、と言われれば、頷いて ]
直接には、そうですね、二年振りです。
[ だが、ジャーナリストとして、騒がしく出入りしていた二年間の事は、彼にも伝わっている筈だと男は確信している。むしろ、それを見越して毎度騒いでいたようなものなのだ。
無事と近況を報せる手段としては、相当ひねくれたものではあったが ]
[ 楽にしろ、と言われれば敬礼を解いて、端的に続く問いに苦笑を浮かべる ]
やっぱり、ばれてましたか。
[勿論というか、カークの退役後のあれこれ>>+66は全て耳に届いている。
その上で、好きにさせている部分も少なからずあるのだが、この辺りを知るのは本当にごく一部だろう]
ええ、ジーベル伍長から、君が『何か』と関わりあるらしい、という報告を受けておりましたので。
……こちらで把握しているもの……外宇宙からの客人、と見て、よろしいかな?
[さらり、と告げた後、問いを重ねる口調はごくごく何気ないもの]
[ 自分とシグルドの会話に、室内の視線と意識が集中するのを感じて、男は内心吐息をつく。
巻き込まれた人間への説明義務は、確かに男にある。だからこれは覚悟の上のことだったが ]
(一気に信用マイナス評価になりそーだよなー)
[ それはちょっとキツイ、と、思わず遠い目をした ]
ジーベル伍長が...そうですか。
[ 告げられた事実>>+71に対する驚きはやはり少ない。
短く無い付き合いのこの特務隊長が、何ら手を打っていないとも思ってはいなかったし、ミリアムの様子に疑問を感じたのも確かだったから浮かぶのは「やっぱり」という感想だ ]
はい...恐らく精神生命体と呼んでいいものか、と。俺の中に、隠れてます、今は。
すっっっっげえ、臆病なんですよ、こいつ。
[ 実際今も、ぴるぴると震えるような気配が男の深層に伝わっていて、また逃げ出しはしないかと気が気ではなかった ]
[遠い目>>+72する心理は知ってか知らずか、そこに触れる事はなく]
ええ、通信回線が繋がったのが、彼女たちでしたので。
[彼女たち、と告げる刹那、視線はカークたちと共に来たサシャの方へと流れる。
流れた視線は、続く説明に、再びカークへと流れて]
……ふむ。
精神生命体……ですか。
[ある程度予想はしていたが、実際にそれ、と聞かされると思う所の項目が増える。
しかし、現状問題なのはそれよりも]
……ええ。
異様に怯える気配は、私も感じています。
[思念感応力は、他者の感情を察知する力でもある。
故に、それはひしひしと感じられていた]
まずは、こちらに敵対する意思がない、と。
安全である、と十分に知らせる必要がありそうですか。
……でなければ、状況の改善も、難しいでしょうし。
この生命体が、現在の事態を引き起こした元凶であることは間違いありません。
しかし、こうなることを狙ってやったわけではないのは確かです。何しろ、やった当事者が一番驚いて怖がってますんで。
まあ...憑かれちゃった俺が言っても説得力ありませんが。
[ 実際、男の意見は、その生命体に操られての言葉だと思われても仕方のないところ。だからこそ、今まで簡単には告げることが出来なかった。
だが感応力の強いシグルドならば、と思ったのは当たっていたようで>>+75 ]
それは、俺も何とか納得させようとしてみてるんですがね。
何せ、ほんっとーに臆病で。
あと状況の改善ですが、何がどうなったのかが、当事者にも判ってないみたいなんで、すぐには無理かもしれません。
......一応、俺なりに考えてみていることはあるんですが。
……ふむ。
その様子だと、ここに来た事自体、意図してはいなかった……という事でしょうか。
[伝えられる状況>>+76に、冷静な分析を零し]
とはいえ……あまり長い時間、このままではいられません。
一般人も、多数巻き込んでいますしね。
考えている事……とは?
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