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何を言っているのかよく聞こえないけれど
積極的に情愛の表現をしているようだ
初めて見た。
産めよ増えよ地に満ちよ?
えー?迷惑掛けたつもりなんてないんだけどなー?
ユーリエにも特に何も言われなかったし…。
[怒られても相変わらず退く気は無いのかただ首を傾げるばかり。
―地上で彼らが共にあった時間はそう長い訳では無いが、いつもいつもこの調子だった。
主に彼が自由意志の名目であれこれやらかした時だが今回と同じような理由も何度かあった。
そんな彼らが他の悪魔達から母子扱いされていた事など、少なくとも彼は知らないし興味も無いのだが。]
……ユーリエを置いてく気なんて、ある訳無いじゃん!でもしょうがないじゃん、突然霧に飲まれたと思ったらコレなんだもん!
[―ちなみに彼は遠くからの視線にも覚えのある天使の気配にも全く気付いて居ない。]
振り返り、天使長の袖をくい、引く
神は愛なり
あそこに地上の愛のかたちがあるのならば、
見に行きたい と
地上に降りてから、この天使の情緒は萌芽を見せていた
おそらくは 朧な実体が肉体という核を得た為に
[―説教が終わった頃には天使達はどれほど近付いてきているだろうか?
唯一つ言える事は、彼はどことなく見覚えのある無口な少年?よりもその横に居る女天使長の方に反応すると言う事だ。
―シェイと呼ばれるようになったかの天使が彼の前で宝石の涙を新たに零さぬ限りは。
シルキーにはエレオノーレが彼女を探していた事を伝え、ついでに地上に居る理由を聞くだろう。記憶喪失中に会ったと知ったら自分が脱走から戻って来た理由についても。
―もしシルキーが何者かに突き落とされた等と聞いたらまずシメオンを疑い、否が返れば「って事は天使が?一介の天使が天使長を人間界に突き落とすとか事故でも許されないんじゃないの?
それでもやったってのなら…堕天と見なされるよねー、ほぼ確実に。
どうしてそんな事やったのか気になるからとっととこっちに来て欲しいなー…ゲルトだっけ?あの堕天使さん並みに根性ある理由なら良いんだけど。」等と好き勝手な考察やら推察やら希望やらを言うだろう。
精神年齢は低めでも頭は悪くないのである、一般常識とか規範とかしがらみとかが無いだけで。]
まあ、貴方……収容所にいた…。
[やがて近付いていくと、先ほど収容所のところで少し問答をした存在>>+18だと言うことに気付く。
エレオノーレが自分を探していたと聞けば申し訳なさそうに眉尻を下げるも、地上にいる理由を問われれば]
ええと、少し注意を怠っておりまして……運悪く地上に繋がるところへ突き落されてしまいましたの。
ああ、其方の方ではなく。十中八九私の部下ですのよ。
[隣の人物が疑われたならそう返して、好き勝手言い出す彼に苦笑を禁じ得ない。
そもそも天使が天使長を突き飛ばすなんてこと自体が中々ない――あっても困るが――なので、返す言葉が見つからないのだ。]
会いたいのでしたら、天界に帰る方が確実に早いのですけれどね……。
[さて、どうしたものだろうか。]
[シルキーの天界に戻るのが確実と言う言葉>>+22に幾分か迷いを見せる。]
……普通なら絶対嫌だ!って言うところだけどユーリエの事も心配だしなー…。
―草原―
近付けば、怒っているような声
では情愛の表現ではないのかと 期待は萎んでしまう
そのうち、手を引く天使長の掌に興味は移って
ゆらゆら揺らしてみたり
きゅうとにぎってみたり
ユーリエ……ああ、あの白い少女ですか。
そういえば貴方の脱走理由も、その少女が理由でしたっけ…。
………あら?貴方、どうやって人間界に来ましたの?
[フェリクスの言葉(>>2:274)を思い出し、囚われている者同士仲良くなったのだろうかと。
天界に戻ればまた収容所に戻されるのは火を見るよりも明らかだけれど、自由よりも少女を選ぶのだろうか。
先ほどシメオンと交わしていた会話が聞こえていなかった為か、そこまで考えて襲い来る疑問を口に出し]
――シェイ?
[自分の手を握ったり揺らしたりするシェイ>>+24に、首を傾げて名前を呼んだ。]
一方は知っている顔
檻の中で見た
ここにいるのは では 彼の責から解かれたのだろうか
少し、二人の顔を見上げ
それから足元を這う小さな蜥蜴に気を取られ
そっちを眺めていた
名を呼ばれて天使長を見る
忘れられた名を呼ばわれるのは 喜び
首を傾ぐ
話は終わった?
片腕で天を示す
帰らなければ
[シルキーの問い>>+25に表情を曇らせて]
……霧に飲まれて落ちてきたんだもん、仕方ないじゃん。
[視線を落とせばふとシェイと呼ばれる少年?が目に入った。]
…そう言えば、アンタ誰?
[首を傾げ、片腕で天を示すシェイ>>+27の言わんとすることは分かった。
シェイは1人で帰れないけれど、自分も翼が治らない限りは飛ぶことが出来ない。
例え残りの四枚で飛べたとしても、あの痛みでは天界まで帰れやしないのだ。]
……
[フェリクスは飛んで帰ることが出来るだろうか。
しかし出来たとしても、大切な天使を信頼して預けていいのか分からない。]
…霧、ですか。
人間界に飛ばす力まであるなんて……。
[考えていたところにフェリクスの返答>>+28が耳に入り、せめてジークムントやマレンマに連絡が取れていたらと空いている掌を握りしめる。
そして彼の問いかけにシェイがどう答えるのか、口は挟まずに見守った。]
[見覚えのある仕草>>+31にひょっとして、と思う。]
アンタ…あのお人形さんみたいな天使?
[よくよく見れば顔立ち自体は変わっていないがあの異形の姿の方が印象強くて分からなかった。天使の気配での個別認識出来るほど同じ天使と複数回出会ってないし。]
マジかよ……。
あー、……シェットラント、って言って分かる?そいつがアンタの事、心配して、探しに来てたよ。
[半ば吐き捨てるように言ったのは複雑な感情の発露か。]
シェットラント
わからない、というように一度首を振った
心配をされるような相手がいただろうか
伸ばした手は 宙に浮いたまま
そっか…えっと、見た目は…金髪?ごめん、霧のせいで透明だったりしてたから見た目よくわかんないや。
[それでもなんとかシェットラントについて説明しようとする。シルキーに助けを求めるような視線がチラチラ飛ぶかもしれない。]
誰だか理解できなくとも
この身を案じる者があったということに、喜びは灯る
そしてそれを伝えようとしてくれる者にも
不思議な感覚だった
嬉しい、という気持ちのまま、それを表して
笑顔になる
それはこんな天使だったか、と
指の先に白い光を灯してみた
守護の白い羽 ウェルシュからもらったもの
[指先に灯った白い光>>+35に思わずゲッと声が漏れたのは2度目の出会いの時のアレが原因だろう。]
えっと…そういえば光る羽はついてたような…。
[消える間際、ラピスラズリを渡そうとした時の事を思い出す。]
魔物のもたらす害から護らんとする光は、指先から散って姿を隠した
では彼の天使なのかもしれないと頷いて
ゆるく首を傾ぐ
花冠の魔物はここにはいないのだろうか
あれほど、大切に思っているようだったのに
もう1人の方へ視線をめぐらし、見つめた
たぶんあまり あの子とは似ていない
[何か盛大に誤解が生まれてそうな事を知る者はこの場にはいない。
視線の先>>+39の古い知り合いについては単純に]
ああ、コイツ?シメオンって言うんだー。
[とだけ説明する。勝手に悪魔とかバラしたらまた怒られるし。―短期的には反省はしても長続きしないのが彼である。]
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