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……何もない世界、といった所かしら。
マッチでもあれば、何でも出て来たりしないのかな。
童話みたいに。
[痛みの記憶を出さず、女はマイペースに笑う。
そこに人の気配があれば、きっと声をかけただろう**]
─回想、パメラ宅でのジムゾンと─
[アルビンの話を聞き、そうして暫し周りを静観していた様に見えたジムゾンが、決断を下す>>2:157
周囲の視線と同調する様な言葉だが、女は疑惑と畏怖と汚物を見る様な色が混ざり合った視線というのをよく理解していて。
ジムゾンの双眸にその色が宿っていない事は、女の目からは明らかだった]
[だから、笑って言う事が出来た]
いいえ、神父様。
貴方様の仕事は、疑わしき者を救おうとする事ではありません。
生きて、この騒動を終える事かと。
[自分の願いをありったけ込めて、>>2:158のジムゾンの言葉に返した]
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